これが町の洗たく屋さんですよね。
昨日は全然仕事が終わらなかったんです。
月曜日は仕事が多いんですが、土曜日に仕事を半分程度で終わらせ、出かけてしまったので、そのしわ寄せが来てしまったんですね。
分かっていたことなんですが、終わらないものは終わらない。(笑)
いつもより2時間ほどのズレで終わるかなあと思っていたんです。
予定終了時刻、9時ころ。
ところが、仕事というのは仕上げだけではないんですよね。
お客様がご来店くだされば、当然接客もします。
アイロン台はカウンターの真横、お客様に背を向けて、黙って仕上げをしているなんて失礼なことはできません。
夕方お客様がいらっしゃいまして、お話を。(笑)
これくらいは織り込み済みですから、問題なし。
そんなに暑くもないですから、予定通り終わるだろう・・・・と思っていたら、お客様ご来店。
このお客様の品物の説明が長引きまして、時間がずれていきました。(笑)
仕上げは極端な話、配達するまでに仕上げて包装されていればいいんです。
でも、ご来店くださったお客様はその時間しか来ていただけないし、その時しかできない説明もあります。
当然、目の前のお客様優先です。
クリーニングに対する不思議な話を、一つ一ついろいろなことと絡めて説明をさせていただきました。
気がつくと、予定終了時刻を過ぎている。(笑)
ありゃ、閉店までに終わらないぞ?と覚悟を決めまして、仕上げを始めたときに、外から突然声が聞こえたんです。
あら、まだ仕事してるの?
チョウさんだ。(笑)
前を通ったらこんな遅くまで仕事をしているので、びっくりして声をかけてくれたらしい。(笑)
がんばってね、じゃあね、と一瞬でチョウさん退散。(笑)
でも、その一瞬が嬉しいですよね。
するとそれから30分後、お店の前を二人の女性がウォーキングしていく姿がありました。
アイロンをかけていますので、横目でチラリとしか見れませんでしたから、誰かわからず。
すると、一伸さんだ!という声と共に、その女性二人が戻ってきてくれて、顔を出してくれたんです。
そして、こんばんわ!と一言。
配達にお伺いしているお客様でした。
夏の時期は、窓全開、ドア全開で仕事をしていますので、外から丸見えなんですが、こうしてお客様が前を通った時に一声かけてくださるというのは、なんと言いましょうか、商売冥利に尽きる、と思うんです。
まるで、昔のお店みたい。
昔は、よく声をかけてもらったんですよ。
元気~?とか、おはよう!とか、こんばんわ!とか。
普通に挨拶をしていってくれました。
いまでも、当店のお客様は挨拶をしてくれますが、これが町の洗たく屋さんだよなあと思うんです。
地域密着、お客様に近いところで商売をしている、というのかなあ。
受け入れられているんだなあと思うんですよね。
挨拶って、気持ちいいですよね。
疲れが出ているところでお客様から声をかけられ、栄養剤よりも何よりも力が出ます。(笑)
お陰さまで11時過ぎに仕事が無事終了。
閉店時間を過ぎましたが、終わったのでよしですね。
大変だったけど、嬉しかったですよ。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
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★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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