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消費者とのギャップを考える。

私がクリーニング屋さんになってから、色々と見て着ました。
どの業界もそうでしょうが、何年も不景気が続き、業界自体の総売上というものも落ち込み続けています。
クリーニング屋さんも同じ。
でも、そのままただ指をくわえていたというわけでもないんですよね。

色々なところで頑張っています。


僕が入った頃は、消費者啓蒙が盛んでした。
当事、ドライクリーニングと水洗いのメリット・デメリットと言うものを盛んに伝えていたのを覚えています。
でっかいポスターを作ったりしてね、どう違うのか、どういう風に選んで洗えばいいのか?よく作りこんでありました。


最近も、お客様へ伝えようと皆さん頑張っておられます。
ブログを書いたり、ツイッターで発信をしたり、フェイスブックに書き込みをしたり。
いい事だなと思う反面、消費者とのギャップがあるんじゃないのかな?と思うことも多々あるのも事実。


どこで感じるのか?と言うと、家庭洗濯で失敗をする、と言うのが目立つんですよ。
セーターやダウンジャケットなどを家で洗って失敗した人は、クリーニング屋さんへ、と言う感じかしら。
そういうアプローチの仕方が非常に目立つんです。


皆さん、失敗した経験がない人はいますか?というとおそらくほとんどの方は失敗した経験はおありでしょうが、そんなに頻繁に失敗をしているわけではないですよね?
逆に、成功の方が圧倒的に多いんじゃないのかな?と思うんですよ。


そう思うと、失敗した人に対してアプローチをするのはちょっと違うんではないのかな、と思うんです。
もっとクリーニングのことを知ってもらうのなら、いいところを宣伝すればいいのに、って。

僕らクリーニング屋さんは、お客様が洗えないから代わりに洗っている、と言うわけではないんですよ。
餅は餅屋、専門職だからこそのクオリティ、品質を提供しているんですね。
家庭で洗ったのと明らかに違う品質。

やわらかさであったり、ふんわり感であったり、糊の付き具合であったり、ビシッとしたプレスであったり。
汚れ落ちの違いもありますね。
それらを総合して、やはり家で洗うのとは違うよね、と言うところに魅力を感じていただいているんだと思うんです。

ただ洗っているのとは分けが違うんだよ、そういうことだと思うんですが、なぜかそこはフォーカスされないで、自分で洗うと失敗しちゃいますよ?と言う脅しとも取れるような話し方ばかりが目に付く。

せっかくやっているのにもったいないなあと思いましてね。
何かいい方法はないのかな、と考えていました。


一番の原因は、クリーニング屋さんが今の消費者をよく知らないこと。
まるで昭和の頃の消費者を相手にしているような会話では、いい話でも通じません。
生活が変わり、家電や洗剤も変わり、ライフスタイルも変化し、衣類への意識も変わった今、旧態依然としたアプローチではきちんと伝わらないんですよね。

洗う意味、洗う利点、もっと伝えるべき事は沢山あると思うんだけどなあ。


消費者の皆さんも分かっているんですよ?
だって、赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃんが着るものには消臭剤は掛けないんですから。
自分たちのは消臭剤でごまかしていますが、それが本当はおかしいと言う事を本能的に分かっているんです。
きちんと真正面から話をすれば、伝わると思うんですけどね。

ああ、もったいない。

クリーニング屋さんも変わらないとね。
せっかくの技術がもったいないですもの。
多くの人に理解をしていただいて、もっと沢山の人にご利用していただきたいですから。
その為にやること、まだまだ沢山あるなあ・・・・・。

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
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