袖を通したときの気持ちよさ。
昨日のお客様のお話の続き。
わざわざ多摩センターからお越しのお客様。
クリーニングの気持ちよさを言葉で伝えてくれる貴重なお客様です。
きれいにするために色々と手を尽くしているんですが、それはお客様が感じ取っていただけて始めて日の目を浴びるもの。
シミを抜いたり、色がくすまないようにしたり、張りを持たせたり、ふんわりさせたり、見た目だけでなく、感覚でも気持ちよくなってもらえるように色々とやっているんです。
どんなにやっても、お客様が気持ちよくない、きれいではないと思うのであれば、また研究しなくてはいけません。
ですから、お客様の生の声はとても貴重なのです。
このお客様曰く、どうして冬物をクリーニングするのか?と言うと、次のシーズンに初めてコートを出し、袖を通したときの気持ちよさ、これに尽きるとおっしゃいます。
クリーニングして返って来て、見た目もきれいになり、これこんなにいい服だったんだ?と思っていただけるらしいのですが、それだけではなく、着るときに気持ちよさが分かるとおっしゃいます。
軽く感じる。
肌触りがとてもいい。
匂いがいい。
これらを感じ取り、朝とても気分よく会社へいけるんだそうです。
だから、着終わったときに、またクリーニングに出そう、と思うんだそうですよ。
えてしてクリーニング屋さんだと、汚れたから洗うんだとか、しみがついたからクリーニングするんだ、と思いがちですが、意外とそれだけじゃないのかもしれない、と今回思ったんです。
自分たちだって本当は感じているんですよ。
お客様の服を洗うことで手一杯で、自分達の服は後回しになりがちなんですが、それでもクリーニングして袖を通したり、ズボンに足を入れたときの気持ちよさ・・・・・・、あれは快感なんですよ。
人によっては気が引き締まる、そういう言葉を使う人もいるかもしれません。
今回のお客様のように、気持ちいい、とそういう表現をする方もいらっしゃるでしょう。
クリーニングって気持ちいいんですよね。
汚れを落とし、きちんと成形しプレスをする。
すると、体にあった形になり、汚れがなくなり服が軽くなり、嫌なにおいもなくなり、気持ちよくなる。
そういえば、ここでよく登場するチョウさんは以前うちで洗ったスーツは羽が生えたんじゃ無いかというくらい軽い、とおっしゃっていました。
・・・・・・・、これもね、着やすくなるように色々とやっている成果なんですよ。
何で洗うのか、どうして洗うのか。
汚れたから、しみがついたから、確かにそうなんですけど、その先にある気持ちよさ、これも感じていただきたいですね。
本当に洗うのが癖にあります。
新品よりも気持ちいい服。
あ、これもキャッチコピーで使えそうだ。(笑)
クリーニングの気持ちよさ、ぜひ皆さんに体験していただきたいですね。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他
詳しい集配エリアはこちら。
| 固定リンク | 0
「クリーニング」カテゴリの記事
- 期日に取りにいけない時はどうすればいいですか?(2025.05.01)
- 集配サービス。(2025.04.30)
コメント