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恐れていたことが。(>_<)

クリーニングの仕事に携わり、クリーニングの仕事の凄さを目の当たりにしていると、何でもっとこの良さが広まらないのかな?と思うんです。
昨今のクリーニング業界を取り巻く環境に、危惧をしていたんですよね。


消費者の皆さんの中に、クリーニングに関して間違った情報が出回っている。

そう感じたのはもう数年前でしょうか。
最初はあまり気にしていませんでした。
中にはそういう人もいるだろうなあ、でも、ほとんどの方は分かっていることだし、と。


クリーニングすると、服が傷む。
何回も洗ってはいけない。
ドライクリーニングすると油分が抜けて傷む。


こんな根も葉もない話しが出回るまでにそう時間はかかりませんでした。
本当はそんなことないんですよ。
クリーニング屋さんでの仕事は、ただ洗っているわけではないんです。


傷つかないように、でも汚れは落として。

どこのクリーニング屋さんもそこは判って仕事をしています。
だから、クリーニングは見た目以上に大変な仕事でもあるんです。


こんな間違った情報のせいでクリーニングの利用が減っているのは忍びなく、何とか正しい情報をクリーニング屋さん側から発信できないか?と、二年前よりクリーニング屋さんの仲間と色々活動をしています。
先日行われた神奈川県大和市でのクリーニング感謝祭もその活動の一つです。

そんな中、とうとうと言うか、ついに来ちゃったんですよ。
恐れていたことが。

お預かりした品物にしみが残り、どうしても洗い直しをしたかったので、お客様がご来店くださったときに、その旨を伝えたんです。
すると、こんな事を言われてしまいました。


あまりやると傷むので、やらなくてもいいですよ。


その言葉を聴いた瞬間、ああ、とうとうここまで来ちゃったか、と思ったんです。(>_<)
クリーニングすると傷む、と言う言葉が出だしたときに、いずれこういう事をおっしゃるお客様が出てくるだろうな、と思っていたんですよ。

傷むことはないですよ、と伝え、作業工程やどうして傷まないか?の説明をした後に、どうして傷むと思ったんですか?と聞いてみました。
すると、こんなしぐさをしたんですね。


服をゴシゴシとこするような格好をするんです。


ああ、クリーニングってそんなイメージなんだなあと思いました。
汚れを落とすと作業ってそういうイメージなんでしょうかね。
実際、そんなゴシゴシこする作業はほとんどなくて、今、汚れを落とす主流は洗剤や染み抜き剤を上手に使い、キジに負担をかけないできれいにする方法なんです。

昔みたいに物理的な力をかけて落とすこともない事はないですが、昔と比べ糸が細くなり昔と同じような作業が向かなくなってきているんですね。


素材にあわせて。


これが正しいんです。
デリケートなものにはデリケートな仕事を。
繊細なので時間をいただくことがある理由もここにあります。


洗い直しで傷む、なんて間違った情報は鵜呑みにしないでくださいね。
クリーニングで傷むと言うのはえてして間違っています。
その辺の説明をクリーニング屋さんから聞いてくださると分かっていただけると思うんですけどね。

同業者の皆さん、早くこのことに気付いて手を打たないと本当にまずいことになりますよ。
うちは関係ないし・・・・、とか、いい仕事をしているから大丈夫、とか、下手なお店があるんじゃないの?なんて他人事のように構えていると笑えなくなりますから。

間違った情報を正すことは僕らのためではなく、お客様の適正な利益の確保にも繋がります。
何とかしたいところですね。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
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