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風合いはいずこへ?

クリーニング業界での最近の話題と言えば、しみ抜きとリフォーム、修理、ぬいぐるみ、バック、ブーツなどの特殊品が多いんです。
皆様の所にも、これらの商品のクリーニングをします!と言うような宣伝が目に入っているのではないでしょうか。

これらはですね、とても技術が必要なものだったんですよ。
ちょっと前だったらクリーニング屋さんでも扱えなかったり、特殊なものを専門に扱うようなところでしか、出来なかったものだったんです。

技術の進歩って本当に凄いですよね。
新しい技術が確立されまして、今まで洗えないようなものがどんどん洗えるようになって来ました。
それでも、やはり、品物それぞれの個体差が激しくて、とても大変らしいんですね。

ちゃんと縫われて作られているもの、接着剤で貼り付けてあるもの、素材の違いなどなど、とても大変なようですよ。

これらの技術の進歩に伴い、クリーニング屋さんの集まりや、業界紙などでは技術系の話しが多くなってきました。
反面、気になる事も。


風合いと言う言葉、ご存知でしょうか。


品物の触感や艶などを総じて言うのですが、最近この風合いと言う言葉を業界内でもあまり聞かれなくなってしまったんです。
気にしなくなっちゃったの?と言うと、そういうわけでもないようなんですね。
話し込んでいると、ちゃんと気にしながら洗い仕上げているんです。


今は意識が技術に向いてしまっているんでしょうね。


むかしむかしの話。


僕が子供の頃から、クリーニング屋になった頃までは、何の話をしていても必ず風合いと言う言葉がキーワードででてきました。


たとえば、新しい洗剤が開発されたとき。
汚れ落ちの話と共に真っ先に出てくるのは、風合いはどう?と言う言葉。


新しい洗浄方法が開発されたときも同じ。
汚れ落ちと共に、風合いはいい?と必ず話題に。


昔のクリーニング屋さんはそれほど意識的に使っていたんですよね。

今は、もしかすると、風合いは当たり前の時代に入っているのかもしれません。
だからあえて使っていないのかな、とも思います。
が、風合いを忘れちゃったの?と思う場面に遭遇する事もあります。

お客様は、言葉を使わないかもしれませんが、風合いを結構気にしていらっしゃると思うんですよね。

柔らかい生地は柔らかいまま。

艶もあり。

生地の厚さなんかも気にしたりして。

なんか昨日のブログの反対のような話ですね。(^^;;
でも、これが昔のクリーニング屋さんが大事にしていた部分なんだと思うんです。
で、これが日本のクリーニングが秀逸たるゆえんだと思います。


もうちょっと、クリーニング屋さんが風合いの話をお客様にしてもいいのかな?と思ったりもします。
きちんと意識をして洗っていることを伝えれば、お客様も安心されると思うんですよね。


これだけ技術が上がっているんですもの。
伝えるものはきちんと伝えなきゃいけないなと思います。

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
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