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手仕上げはどこがいいの?

クリーニング屋さんで、手仕上げを宣伝する所って結構多いと思います。
でも、手仕上げが具体的にどういいのか?説明をしているのを見たことがありません。
機械仕上げに比べてどうしてもお値段が高くなってしまう手仕上げ、当然そこには理由があるんです。

もしね、人の手がかかっているからその分コストがかかるんだよ、という理由だけなら機械仕上げで十分だと思うんですよ。
今年の夏のように、暑くてたまらない年は出来ることなら頻繁に洗いたい。
クリーニング代がリーズナブルな方が助かりますからね。
機械仕上げでも変わらないのなら、安いほうがいいに決まってますから。

手仕上げの魅力、まず服のサイズを選ばない、という所でしょうね。

機械仕上げはどうしても機械の形が決まってしまいます。
服のほうが大きかったり小さかったり、また凝ったデザインをしているとその規格に合わなくなってしまうんです。
すると、変なところにしわが出来る。


手仕上げならハンドアイロンで仕上げていくので隅々まで対応が可能になり、服に合わせた仕上げでしわが残らなくなるんです。


また、機械仕上げはどうしても強いプレスがかかりがちです。
最近の機械はふんわり仕上げることが出来るようなものも出ていますが、上から押し付けるプレスという行程ですのでどうしてもべたっとしやすくなるんですね。
服の中にはそのような仕上げが適しているものもあります。
プレス機でバチン!と仕上げたほうがきれいに見えるもの、そういうものだと機械仕上げの方がむいているんです。

ところが、服には厚みや素材感というものがあります。
何でもかんでもバチンとプレスしてしまうとその厚みや素材感が失われてしまう事も。
手仕上げだと、厚み、素材感を意識しながら、アイロンの強弱を調整する事が出来るので、自然な仕上がりにすることが出来るんです。

そして、ここが重要な着心地。

手仕上げと機械仕上げ、着心地はどう違うんでしょうかね?

着心地は、やはり手仕上げの方が気持ちいいです。
機械仕上げ、特にプレスだと、なんていいましょうかね・・・・・、肌に触ったときの感じが違うんですよ。
ハンドアイロンってとても不思議で、肌になじむような仕上がりになるんです。
たとえ、機械仕上げをしたとしても、その後ちょっとアイロンで軽くかけるだけで全然肌触り、着心地が変わってくるんですよ。


当店のYシャツは機械で仕上げていますが、普通ならそのまま包装してお客様に渡す所を、もう一度ハンドアイロンで全体的にかけるんです。
同じ事を?と思うかもしれませんが、その一手間で着やすく感じるようになるんですよね。

そして、着心地に繋がるんですが、Yシャツを手仕上げすると、袖の辺りの着心地が全然違うとお客様がおっしゃいます。
これは、手仕上げをすると、本カウスという仕上げをするのですが、これが手首の周りをゆったり仕上げるので着やすさに繋がっていると思うんです。
機械でも似たような仕上げが出来るのですが、やはり本物の本カウス仕上げにはかないません。


着易い、と言う事は体に負担がかからない、と言う事。
つまり、手仕上げをすると、体に負担がかかりにくくなる、といえます。

いい事ばかりのような手仕上げも一つ問題があって、それがコストがかかってしまうという事。
ちゃんと仕上げると、Yシャツですら職人が8分かけてようやく1枚仕上がる、というような感じなんですね。
そして体力を使うので、一日に仕上げることが出来る枚数も極端に減ってしまう。
納期が遅れだす、という問題もあります。


クリーニング屋さんの中には、上手に間を取って仕上げている人もいます。
機械仕上げをしつつ、要所要所はハンドアイロンで、というお店も。

中々奥が深いでしょ?(笑)

手仕上げの本当の魅力、一度味わっていただきたいですね。

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
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営業時間
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