衝撃的な一言っ!
昨日、テレビを何気なく見ていたんですね。
すると、先輩から言われた衝撃的な一言、見たいなやつをやってまして。
もしかすると正しくはないのかもしれませんが、まあ近いような感じです。(笑)
先輩から言われてうれしかった話や、驚いた話などが出てましたっけ。
少し話はそれますが、やはりクリーニング屋さんは職人の世界だと思うんです。
・・・・・・、気の短い人が多いんですよね。(笑)
うちもご多分に漏れず、職人が多いんです。
話を元に戻しましょう。
実は僕も、忘れようにも忘れられない、衝撃的な一言というものがあります。
それはこんなシチュエーションで放たれた一言でした。
まだ古い店舗のとき、今から10年以上前ですね、僕がこの業界に入って間もない頃の話。
お店では、うちの父が、アイロンをかけていました。
僕と母は、裏にある洗い場と呼ばれるところでせっせと洗ったり、シミを抜いたり。
そこで、父が配達に回っているお客様の衣類にしみが残っていたんです。
何度も洗い直し、それでも落ちなくて・・・・・、そろそろ諦めるかもう一度やるか決断をしなければいけません。
そこで、父にどうしようか?と相談しようとお店に行ったんです。
もう古いお店の事をご存知の方はほぼいないでしょうね。
今と同じようにうなぎの寝床状態なんですが、洗い場と仕上げをする店頭とは居住スペースの居間が間に入っていまして、通りづらかったんですね
一旦部屋に入って、そこからお店へ入っていく感じ。
お店の入り口からすぐそこにアイロンをかけている父が見えるような状態です。
そこで、父の背中にに向かって、僕がこういったんです。
○○さんの品物、もう一度洗う?諦めて仕上げる?
その時、父は微動だにせずに僕にこう言い放ったのでした。
何でおれが後ろに振り向かなければいけないんだっ!!!!!
・・・・・・・・・・・・、あまりの衝撃的な一言に、しばしその場で呆然としてしまいました。
そして、その後、半分あきれながら、半分怒りながら、お店の前まで品物を持っていって、相談をしたのでした。
多分、機嫌が悪かったんでしょうね。(笑)
冗談のような本当の話。
でも、職人って、時にこれほど乱暴で理不尽な時があるんですよ。
僕もその気持ち、今なら分かります。(笑)
汚れが残っている品物が続いたり、いまいち仕上げにピンと来なかったり。
仕事に対して、こういう形、と言う理想のようなものがありますからね、まったく出来ないのであれば冷静に対処すると思うんですが、なんとなく微妙に出来ていなかったりすると、いらいらしてしまうんでしょうね。
これほどまでに理不尽な事を言っていて、その後がお互い険悪にならないか?と思うんですが、割とあっさりしているのも職人の特徴です。(笑)
慣れるまではこちらが根に持ったりもしましたけど(笑)、今ではそれも笑い話。
僕が職人ってこういうもんなんだよ、と言うときのネタにさせてもらっています。(笑)
いらいらするのも、ケンカするのも、いい仕事をしようとしているからなんですよ。
もし、適当でいいや、いい加減でいいや、と言うのであれば、ケンカなんかしませんから。
ケンカするほど常に真剣と言う事ですね。
一伸ドライクリーニング店
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