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仕事ハッケン伝。

一昨日、テレビでクリーニング屋さんが取り上げられるよ、と友達から連絡が入りました。
NHKの番組で、仕事ハッケン伝と言うもの。
芸能人の方が一週間、その職場で働いてみるというもののようです。
一応、録画しておいたのですが、家族中で視聴することになりました。(笑)


今回の芸能人の方は、磯山さやかさん。
かわいいんですよね。(笑)
人気のある方だと思います。
対して、クリーニング屋さんは、高輪のカラキヤさん。
昔、もう10年以上前にとある勉強会でご一緒したことがあります。
お年を召されたけど、昔どおりのいい笑顔でしたねえ。(笑)

一週間、クリーニング屋さんで働くといって、どんな事をするんだろう?と見ていると、流れ全てをまんべんなくやってもらったようなんですね。

品物の仕分け、洗い、しみ抜き、しあげ、集配。

初日、一日中仕分けをしていたようですが、多分相当疲れたと思いますよ。
普通の人は、繊維の違いなんてあまり気にしませんから、全部チェックして分けるってかなり大変。
しかも、オール×、洗濯が出来ないと言うものまであるんですから、それを判断するのはかなり頭の中が混乱したはず。
終わった後の、終わったー、と言う一言に全てが表れていたように思います。(笑)


毎日、どんどん違う仕事をしていくんですが、カラキヤさん、かなり手間をかけた丁寧な仕事をされていらっしゃるんですね。
今風の、機械でプシュー、と言うようなのとは違い、全部に手が掛けられている。
見ていた方も、クリーニング屋さんは大変だなと思ったんじゃないでしょうか。


手洗いもしていましたが、かなり神経を使っていたように見えたの、分かりましたかね?
神経使うんですよ、あれは。
番組内でもいっていますが、汚れを落とすためには、叩いたり揉んだりしないといけない、でも、強すぎると毛羽立ってしまうので強くは出来ない、かといって弱すぎると汚れが落ちない。


そんな微妙な力加減を要求され、またそれぞれの服で力加減は違いますから、とにかく神経を使う仕事なんですよ。


普通は経験を必要とする仕事。
番組内では、映ってはいないでしょうけど、ちゃんと指導されながらやっていたと思いますよ。

しみ抜きも、頑張っておられました。
簡単に落ちるものから、やはり神経を使うものまで。
番組内で磯山さんが、人のものを作業するのが怖い、と言うような事をおっしゃっていましたが、まさにクリーニング屋さんの思いそのまんまでした。

僕らは、人様のものをお預かりして仕事をさせていただいています。
代わりのない商品なんですね。
万が一、失敗をしてしまったら、取り返しが付かない、同じものが用意できないことが多く、思い入れのあるものも多くやってきます。
そんなお客様の思いが詰まった品物を扱う怖さ、これはやった人にしかわからないと思うんです。
この言葉、重かったなあと思います。

yシャツの仕上げにも挑戦していましたが、やっぱり難しいですよね。

まあ、初めてやれば一時間近くかかるのは当たり前。
僕も、初めてYシャツにアイロンをかけたときは、1時間で3枚しか仕上がりませんでした。
いい思い出ですね。(笑)

クリーニング屋さんの大変さ、お客様に喜んでいただけることがモチベーションであることなど、余す所なく映されたいい番組だったと思います。
日常にとても近い番組でしたから。
クリーニング屋さんが一年で一番忙しい時期に、取材を受け入れたカラキヤさんすごいなあと思います。

番組を見ながら、番組公式ツイッターのアカウントがあると言うので、見ていたんですが、少々残念なことがかいてありました。

このクリーニング屋さんはすごいけど、うちの近くのはよくないな、とか。
最近、手仕上げのクリーニング屋さんはないよな、とか。


そうかー、世間の評価ってそういうものなのかと改めて感じました。
でもね、カラキヤさんだけではないんですよ。
丁寧な仕事をされているクリーニング屋さんはどこにでもあります。
ただ、そういうクリーニング屋さんはちょっとだけ宣伝下手なだけ。
皆さんの近くにひっそりと営業をされているんですが、知られていないんだと思います。

僕ね、いつも思うのですが、せっかくこういう風にクリーニング屋さんが取り上げられたんですから、もっと多くのクリーニング屋さんがこれについて発信をするべきだと思うんです。
だって、実際、番組を見た視聴者の方々は、カラキヤさんと磯山さやかさんには好印象でしたが、世のクリーニング屋さんには割りと否定的だったんです。


自分の口で、僕らも同じように丁寧な仕事を心がけているといわなきゃ。
大変なのはどこのクリーニング屋さんも一緒です、気を使うのも。
キレイにするために、着心地よく着てもらうために、毎日頭使いながら体動かしながらやっていると言う事をもっと発信していかないといけないと思うんですね。


テレビで取り上げられたから、クリーニングの事をよく思ってもらえると思ったら大間違い。
もっと知ってもらうために、もっとすばらしいと思ってもらうためには、人がやった事で満足するのではなく自分の言葉でお客様に語らなければいけないと思うのです。

今回の番組を機に、いろんなクリーニング屋さんが、発信をしていってくれたらいいなと思います。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他
詳しい集配エリアはこちら。

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コメント

通りすがりで申し訳ないです。

番組の染み抜きや洗いはまぁ良いのですが・・
あの数時間掛けた染み抜きで幾らお代を頂いたのか
言っていないのはおかしい。
ボランティアじゃないんだから価格を番組内で言うべき。
費用対効果を提議しないんじゃ意味ないですよ。

あと磯山にアイロン教えていた人が下手過ぎ。
あの仕事をプロが見ていたら否定的なのも当然ですよ。
ちょこちょこ手を動かして引っ張ったり・・w
プロなら一発でキメなきゃねw
特に袖のタックとるやり方とか素人以下。
あの程度でプロとは言えませんな。

投稿: | 2013年7月10日 (水) 01時09分

えー、なんてお呼びすればいいでしょうか?(笑)


しみ抜きの料金については、そもそもクリーニング代すら言ってませんよね。そういう意図ではないんじゃないでしょうか?
いかに、手を掛けているか?その大変さ、真摯さを見せたかったのではないかと思いますがいかがでしょう?


何を持ってプロとおっしゃっているのか分かりませんが、お客様が満足されているのならそれでいいと思います。僕らクリーニグ屋さんが納得するかは別ですけど。

あなたはクリーニング屋さんですか?

投稿: boribori | 2013年7月10日 (水) 02時19分

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