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何でしわが付くのか?

昨日の話に似たような内容になりますが、しわのつき方って繊維によって違うんですよね。


大きな違いは、植物繊維か、動物性の繊維か。

植物性の繊維の代表は、綿ですね。
麻もそう。
動物性の代表といえば、ウール、カシミヤ、アンゴラ。


この違いはかなり大きくて、植物性の繊維ははっきりと折れてしまうようなしわが付きます。

想像してください。


道に生えている草の茎を、ポキッと折ったら、折れるでしょ?
あんな感じ。
でも、水分と熱とを上手に使うと付いたしわもきれいに取れてしまいます。
でも、植物が折れるように付くしわなので、割と取るのが難しいしわになります。

では、動物性の繊維は?


髪の毛を想像しましょうか。
髪の毛を折ろうとしてもなかなか折る事が出来ません。
でも、髪の毛はうねうねとうねりはつけることは出来ます。


・・・・・、いや、髪の毛での説明はまずかったかな・・・・、髪の毛はちょっと特殊なんですよ、コンジュゲート繊維と言いまして・・・・・、また今度説明をします。(笑)

まあ折れづらいと言う事を想像してくださいね。
きちんと折れるような繊維ではないので、動物性の繊維は比較的しわが取れやすくなります。
蒸気をさっと掛けるとふわっとしわが取れる、事が多いんです。


ところが。

これだけなら比較的簡単なのですが、ここからさらに糸の太さやよりの強弱、素材そのものの親水性などにより、様々な性格が出てくるようになるんです。

たとえば、シルクはとても細い繊維の代表です。
そして、ちょっとした水分の影響も受けやすいんですよ。
たとえば、着物を仕舞っておいて、湿気のあるところにおいておくと、きゅっとしわが入ったりします。
水分の影響を受けやすい証拠なんですね。

また繊維が細いので詩話になりやすいと言う特徴があります。
太い繊維の方がしわになりづらく、細い繊維の方がしわになりやすい、これ、覚えておくといいですよ。

たとえば、ニットのセーターなどは糸が太いのでしわになりづらいんです。
しかし、同じにっとでもカシミヤだったり、シルクを使っていると、糸が細いのでしわが付きやすくなります。

で、当然しわの付き方が違うようにこれらのしわの取り方もやり方が全然違うものになります。


僕らは洗って、仕上げるのが仕事ですから、しわが付いたらどうやって直すか?常に考えています。
でも、一般の皆さんに、しわの取り方を説明をするよりも、どういうものを選べばしわが付きにくい服を選べるか?のほうがいいと思うんですよね。

車を買うときに、汚れの目立たない色はどれ?なんていう会話を皆さん一度はしてるはず。(笑)
それと同じですね。


しわが付きにくい服は、先ほども書きましたが、繊維の太いものが一番です。
そして、織り方や編み方にゆとりのあるもののがいい。
つまり、ざっくりとした服がいい、と言う事になります。


そして、植物系の繊維よりも、動物系の繊維のほうがいいですね。


こういう服を選ぶとしわが付きにくい服となります。

ただ、こういう服を選んでもどうしてもしわが付いてしまうことはあります。
しわが付きにくいものだけに、しわが付いたときはかなり強力なしわだったりするので、安易に手を出さずにクリーニング屋さんに任せたほうがいいですね。
下手に手を出すと、ふんわりとした風合いが消えてしまうこともありますから。

また、ふんわりとした風合いはクリーニング屋さんのドライクリーニングが適切です。
柔らかさを維持するためにも、クリーニングのご利用をおすすめします。

服は買うときから勝負です。
いい服を選んでくださいね。


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
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