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大阪の展示会。

ここ、今日も洗濯日和はいつもは消費者の皆様に向けて書いております。
今日は、クリーニング業者、および関係者向けに書くこと、ご了承くださいませ。

少し落ち着いてきましたので、大阪の展示会の様子を書いて見ようかと思います。


すでに業界内では大阪の展示会の様子が徐々に伝わっていることと思います。
どんな風に伝わっているんでしょうか?
個人的な感想を率直に言いますと、もう大阪の展示会はやめたほうがいいんではないか?そういう風に思ってしまいました。


まず、規模の小ささ。
何回も大阪の展示会には行かせて頂きましたが、その中でも最小。
見て回るのに、何もなければ30分で終わってしまいます。
質問をしたり、誰かに会って話をして1時間から2時間。
かなり微妙な展示会の規模になってきました。


このクラスの展示会ですと、実は資材商さんがやるような展示会の方が収穫があったりします。
出展側も多大なコストを掛けてでてくるんですから、そろそろ見直す時期に来ている様な気がしました。

僕が展示会場に入ったのが、土曜の夕方4時と、日曜の朝から。

土曜日、実は会場に入る前に京都の染料屋さんへ寄ったんです。
ここで見たものはとても面白かった。
クリーニング業界で売られているもの、そのほとんどを見ることが出来ます。


あそこの勉強会の染み抜きだ、ここのシステムの染料だ、そんなのが沢山。
一見さんお断り、クリーニング屋さんも基本お断りらしいのですが、ご一緒させていただいたクリーニング屋さんが利用されていたらしく、私も中を見学させてもらうことが出来たんです。

なんでも相談できるって本当にありがたい。


細かいこちらの要望、こんな風なのが欲しいんだけど、こういう感じを出したいんだけど、そういう要望に丁寧に答えてくれます。
また、こちらの意向にあったものがあるんですよ。
今回の大阪出張、ここが全てだったといっても過言ではないかもしれません。

裏を返せば、それ程展示会はいいものではなかった、そういう事でもあります。


話を元に戻して、会場で気になったのが相変わらず、声をかけてこないということ。
足がまた痛いときでしたから、ゆっくりと会場内をぐるりと回っても、誰も声をかけてきません。
他の人と商談でもしているのか?と思っていると、ほとんどの人がスマホをいじってる。

やる気あるのか?


これ、僕怒ってもいいですよね?
目新しい商品がなくても、チラシの一枚を渡すくらいは出来るでしょう?
一声掛けるくらいは出来るでしょう?

僕が何を欲しているかなんてわからないし、説明を聞いて必要と思うかもしれない。
実はこの行動は、大阪だけの出来事ではありません。
もうここずっと展示会に行くとこの有様。


変わるのは一体誰なんでしょうか?


土曜はそんな有様でしたが、日曜は朝から割りと人が入っていました。
集まっているのは、クリーニング業界を応援すると言うプロジェクトチーム、CAPのブース。
各メーカー、資材商、新聞社などが協賛をして、クリーニング屋さんにやる気を出してもらおう!と言う企画を立ち上げたらしいんですね。


ここには人が沢山いました。
提案がクリーニング屋さんの心をつかんだのかもしれません。
残念ながら、この時すでに歩くのがきつかったので、ざっと見て外で休ませてもらっていたんですが・・・。

他の人の話を聞いていると、概ね高評価。
今は、実際に技術を見せてくれる事を望んでいるクリーニング屋さんは多いですから。
先生と呼ばれるような人の作業を間近で見れるいいチャンス、と言うことなのかもしれませんね。

展示会にあわせて、人に会うのも展示会の魅力の一つだと思います。
がしかし、展示会がこのような感じだと、人の集まり方もいまいちになるようで。
展示会はおまけ、人に会いに行くのさ、なんていう言葉も、結局その展示会がある程度しっかりしていないと大阪にすら行かないという事態になる、という事がよく分かりました。

人によって感想はかなり違った今回の展示会ですが、改めて思うことがいくつかあります。

一つ、クリーニング業者はもっと展示会に行くべきです!


規模が小さくなるのも、メーカーさんがやる気が出ないのも、その原因はクリーニング屋さんが行かないから。
自分の仕事のタネですよ、休みなんか返上していかなきゃ。
見るものがない、と言うのは嘘です。
行けば必ず見るものはあるし、逆に行かないから開発費にお金を掛けることも出来ません。
クリーニング業者が行くことで、展示会は変わっていくんです。

もうひとつ、メーカーさんは新商品を必ず出して欲しい、と思います。

僕は割りと展示会によく顔を出すほうですが、見ていて代わり映えのしない商品に、飽きていることも確かです。
消費者向けの商品並みに開発しろとはいいませんが、せめて一年い一回、何かしらの機能を追加するとか出来ないのかなあと思います。
また、展示の仕方も腰が引け気味なのが気になりました。

クリーニング業者向けの展示会、と言うことは、僕らに向けて提案、と言うことなんじゃないですか?

なのに、せっかくいい機械や資材、洗剤があるのに、それを生かした提案というものがまったくといっていいほどされていません。
そこがとてももったいなく感じました。


材料は用意した、後はクリーニング屋さんが工夫をしろ!と言うのも確かにありですが、他の業界の問屋さんではきちんと提案するのが主流になっています。
コスト計算含めた提案をしてみると面白いような気がしました。

もうひとつ。

この厳しい時代に、クリーニング業界もとても苦戦を強いられています。
その中で、ある程度業界内のコンセンサスや協力が必要ではないか?と皆が思い始めている時に、自社の利益のために誘導している提案を見ると、時代に逆行をしているように見えてしまいます。
せっかくのいい提案を、そんな風にしてしまうなんて・・・・。
クリーニング屋さんはこういう所をきちんと見抜いて欲しいと思いました。

商売でも、自社の囲い込みを無理にしなくても、いい提案ならその会社に恩恵が十分出ると僕は思っています。
競争なのは分かりますが、今業界内を変な競争で覆ってしまうことのリスクを考えると、僕にはこの業界をなくそうとしてるの?と見えてしまいます。
今、本当に僕らがしなければいけないことは何なんでしょうか?
クリーニング屋さんの良識も問われていると思いますよ。


大阪へいけなかった、行かなかったクリーニング業者の皆さん、僕が感じた大阪の展示会はこんな感じです。
あくまでも個人的な感想ですので、ぜひ他のいかれた方の感想なども聞いて参考にしてください。

一年に一度の大きな展示会は、なくなってはいけないんです。
僕らがちゃんと仕事をするためにも必要な展示会。
来年はさらによくなっていって欲しいと心から願っております。


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