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同じ穴の狢。

ここ、、今日も洗濯日和は、お客様のために書いております。
今日は、クリーニング屋さん向けになること、ご了承くださいませ。

土曜辺りから、フェイスブックのクリーニング屋さんたちがにわかに騒ぎ始めました。
原因は、ある全国紙に、クリーニング屋さんがNPO法人を立ち上げた、と記事になったこと。
業界の問題点を挙げ、健全化するために組織を作ったらしいんですね。


それを見た、クリーニング屋さんが激怒しています。

過去にあったらしい、クリーニング業界の問題点を列挙しているんですが、業界を貶めている!お金を集める為にやってるんじゃないか!などなど、各方面から批判が出ているんです。

クリーニング業界はここ数年、利用の減少に頭を悩ませています。
売り上げはピークの6割減、業者数も減っていき、頭を悩ませているんです。
クリーニング料金に問題があるのか?と思ってみても、大手チェーン店でさえ、悩むような状態。
手の打ち様がない、と思っている人が多くいるんですね。
そんな中でも、しみ抜きやリフォーム、集配など、既存のサービスを強化させて何とかしようと頑張っている人たちもいるんですが・・・・・。

クリーニング離れ、とてもいっていい今のこの現状、原因の一つに、クリーニングに対する意識もあるんです。


クリーニングすると傷む。


クリーニングをしてはいけない。

そんな間違った情報が独り歩きをしてしまっているんですよね。
で、それに気付いたクリーニング屋さんは、消費者に正しい情報を届けなければ!と行動を起す事になります。


しかし、そこからまた色々に分かれるんですね。
なぜ、消費者が、クリーニングに悪い印象を持つのか?
それは、悪いクリーニングをしている業者がいるからだ!となる人がかなりいらっしゃるんですよ。

そこで、同業他社の批判を展開し始めていく。

ちゃんとした業者もいるんです、クリーニング屋さんを選んでください、などと連呼をし始める。

でも、本当の問題はそこではないんですよ。
料理屋さんにも、高級店や大衆店があるように、クリーニング屋さんにも、お客様のニーズにあったお店がいくつも存在しています。


きれいにして欲しいお客様もいらっしゃれば、洗ってあれば何でもいい安ければいい、と言う人もいる。
そこはお客様が選ぶのであって、僕らクリーニング屋さんが、優劣を声高に叫ぶ必要はないわけです。

本当のクリーニングは、とか、これはひどいクリーニングだ、と言うことで、お客様はどんどん混乱していきます。
正しい情報を伝えようとしていたつもりが、逆の結果になっていっている、と言うことにいまだに気付かないクリーニング屋さんはたくさんいるんですね。

いま、日本各地で、似たような活動をしている人たちはたくさんいます。
各々の考え方で、色んな事をやってみよう、と模索をしている段階だと思うんです。

でもね、その中でいけないよなあ、と思うのは、自分の活動を棚に上げて、人の活動を批判する人たち、なんですよ。
今回の件に関しては、以前も問題を起した事がある人だったので、過剰に反応したのかな?と思いますが、ダメですよ、自分の知ってる事だけで判断しちゃ。

今、フェイスブックに出て来ている人たちのもっと前から、ネット上で交流を深め色々と活動をしていた人たちはいました。
また、その前、クリーニング業が日本に出来たときより、色んな歴史があります。
その中には、皆さんの知らない事がたくさんあるんです。
いい事もあれば、悪い事もある。
今の時代のように、コンプライアンスへの関心度が高くない時代も確かにあったんです。
そういう歴史を知らないで、どうのこうの言って批判をするのは、見ていて好きではありません。


今から10年ほど前にも、似たような話しが出て、その時は大きな公会堂で集まって、本当にあった話なのか?と大昔の話を皆でした事があります。
周りだけでなく、創業したようなおじいちゃんの話を聞いてみると、その当時の話しが聞けるんですよね。
それこそ、びっくりしますから・・・・・。

話を元に戻します。

今回、あるクリーニング屋さんが作った、NPO法人に対して、大手チェーン店の社長さんが創ったことにあり、今更何をいってるんだ?と言う批判も出ていました。
でも、僕は思うんですよ。


今回の活動と、今まで店頭で他店の技術を批判してきたのと、何が違うんでしょう?


他の店は溶剤管理が悪いですよ、とか、全部ごちゃ混ぜで洗ってひどいですよ、とか、そういう風に話をしてきたクリーニング屋さんは多いと思います。
それと、今回のものと何が違うんですか?


百歩譲って、お客様が不満を感じていて、それに答えた、と言うこともあると思います。
他のお店で洗ったら、何でこんなにキレイにならないの?


そんな質問を、受けることもあるでしょう。
その時に、必要な説明として、話すこともあるかもしれない。

でも、それ以外にも、絶対いってるはずです。
求められた説明でないなら、過剰な説明ですよね。

結局ね、クリーニング屋さんは、クリーニング屋さん同士で殴り合いをしているんですよ。
お客様も放っておいて、罵り合ってる。

これが今を作った一番の原因です。


僕はフェイスブックに、悪貨は良貨を駆逐する、と書きました。
今回の件、仮に、両親でやられていたとしても、偏った正義感で作られたものはすでに正義ではありません。
現状が問題だと認識しているのは多くの人が思うところ。
でも、バラバラにしているので、こうした人が出て着てしまうことになるんです。


業界紙やメーカーがなにやら動いてますね。
なんで、自分達の事を、周りに人間に音頭とらせてやるんでしょう?


自分たちの事はまず自分たちが動かないと。


人に任せすぎるんですよ。
だから、一見僕らのためにやってくれてるように見えて、利益誘導されているんです。
それだと、絶対結果は出ませんから。
だって、いざと言うときは、自分達の利益に走りますよ。
そういうためにやってるんだもん。

本当に業界のためにやるなら、しばりはしないし、メーカーの壁を越えて協力するはずだし、業界紙だって全部の業界紙がまとまってやるはずです。


これでは健全ではないんですよね。


クリーニング屋さんがやらなきゃ。
そのためには、きちんと問題を把握しなければいけないと思いますよ。
悪いお店がある、と言う出発点からでは、いつまでたってもクリーニング屋さんからの目線でしかありません。

本当の消費者目線で、何で利用をしないのか?そこから考えないと。


クリーニング、なくなるかもしれません。
そうならないためにも、今が頑張り時じゃないですかね?
ホッピー飲んでる場合じゃないですよ。

まとまれないなら、まとまれないなりに、普通に問題点を共有しながら話し合えるようにしないといけないと思います。
すでにフェイスブックで繋がっているんですから、出来ますよね?
後は本人たちの問題です。


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