お客様からの電話 その2
当店にかかかって来る電話の話しです。(笑)
先日、これは珍しいなあという電話をいただきました。
もしかすると、こんな電話をもらうのはうちくらいかもしれません。(笑)
水曜日の事。
夕方、電話がなったんですね。
電話の向こうは、いつも土曜と水曜日にご来店くださるお客様。
お客様から、こんなお話が出たんです。
ごめんなさいねー、先週はいけなくて。
身内に不幸が出てしまって、実家へ帰っていたの。
いつも心配してくださるから、行かなくて不安におもうかもしれないと思って、ご連絡しました。
不幸があって来れなかった、と言う話を聞いたところで、品物を引き取れなくて、と言うことかな、大丈夫なのに、と思ったんです。
でも、違うんですよ。
こちらが心配しないようにと、お電話を下さったんですね。
そこにはクリーニングの話など一切出て着ません。(笑)
人と人の付き合いなんです。
お客様と話をしていると、色んな事を教えてらうんです。
時には、その人がおかれている現状を教えてもらったり、こちらが心配する事も多々あります。
高齢化だったり、一人暮らしだったり、他にも様々な事情があるお客様は多いんです。
お店に来たときだけ相手していればいい、そんな気持ちで商売なんてやってられないんですよ。
袖振り合うのも縁、と言うじゃないですか。
やはりこちらも心配になるし、何かあれば協力できるかな、と思うわけです。
しばらく顔を見ないな、とおもえば、大丈夫?とこちらから電話をかけることもあります。
顔を見ない理由が、うちのクリーニング屋サービスに不満がある、と言うのならいいんですよ。
それが、もし、体が悪かったとか、大変なことが起きてたとか、もしそういうことだったら。
連絡する事でほっとされることもあるし、何か手伝える事もあるかもしれない。
意外と大変なときって、人って助けを呼べないものなんです。
周りから手を出すのも必要なんですよね。
街中で見かけたときは、声をかけません。
普通にしていれば何の問題もない。
でも、街中でも見かけない、以前お話をうかがっていて問題があると言う事を知っていたりすると、こちらからも連絡したりするんです。
日本ひろし、と言えども、クリーニングではなく、自分の安否情報を伝える電話をもらうクリーニング屋さんなんて、うちくらいじゃないでしょうか。(笑)
言い過ぎかも知れないけど、稀なクリーニング屋さんだと思いますよ。
電話をもらった自分がそう思うくらいですから。
うちの母はすごいなあとおもいます。
僕も、そういう関係になれるようにしていきたいなあ。
一伸ドライクリーニング店
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他
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