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カシミヤの偽装。

先日、お昼ご飯を食べながらテレビを見ていると、カシミヤ製品の偽装の話が出ていました。


普通にカシミヤ100%で売られているのに、パーセントが少ないだけでなく、時にはまったく使われていなかったり、時にはアクリル100%だったりと、すごい状況になっているようです。
しかも、驚くことに、値段だけでは本物か偽者かわからない、といいます。


実際、番組で購入してきた、カシミヤ100%のセーターで、1980円で本物があったり、19000円で偽物があったりしていたようです。

表示を信じれないっていったい何を信用すればいいんでしょうか。


当店は、ネットでカシミヤ・アンゴラなどの高級獣毛製品のクリーニング専門店をやっています。
そこに送られてくる品物は、カシミヤ製品が多いのですが、たまに、あれ?妙に硬いな?と思う品物もあったりするんです。

当店では、おかしいな?と思ったときにはお客様にいろいろとお聞きしています。

買ってからどれくらいたっているか?


着用の回数は?


着用の頻度は?


以前クリーニングしたことは?


利用していたクリーニング屋さんの営業形態は?

主に、こんなことを質問するんです。
もちろん、質問にはそれぞれ意味がありまして、正直に答えていただけると、大体真実に近づけるようになっています。

ほかの繊維が混ざっているから硬い、ということももちろんあるんですが、それ以外にも硬く感じる原因はあるんですね。

汚れていても硬くなりますし、洗い方乾かし方でも難くなることもあります。
そうなると、どんなクリーニング屋さんが洗ったのか?はとても重要な情報だったりするんですよ。


また、硬いだけではないんですね。
逆に妙にやわらかくなってしまった、そんな商品が送られてくることもあります。
このケースは、特殊な薬品を使って、肌触りの向上を狙っているんですが、元のカシミヤの風合いとかけ離れてしまうので、結構お客様が嫌がる加工なんです。
でも、この加工をやるクリーニング屋さんはいるんですよね・・・・・・、やめればいいのになあ。

番組では、巧妙な手口も紹介していまして、カシミヤに似せるために、ウールの表面にある、スケールという髪の毛のキューティクルのようなものを薬品で溶かしてしまう、といっていました。
これを溶かすことで、引っ掛かりがなくなり、カシミヤのようなすべすべ感が出るんだとか。


でもねえ、この加工、こんな事のためにあるものではないんですけどね、本当は。
この加工の本当の目的は、縮ませないようにすることなんですよね。
スケールが絡まって縮むウールの特徴を把握して、原因のスケールを溶かしてしまおう、といって開発された技術なんです。


それを偽装のために使うなんて・・・・・、そこまで手間をかけるなら、ちゃんとした商品だそうよ、といいたいなあ。

カシミヤ製品を買うときには、柔らかさをきちんとチェックしてくださいね。
硬いな?と思ったら、ほかの商品と比べてみましょう。


いいカシミヤが買えますように。


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