お店で交換。
ほんの自20年位前はいろんなクリーニング屋さんがありました。
地域色もありましたし、店主さんの方向性の違いなどもありましたっけ。
今みたいにインターネットが無い時代は、そんないろんなクリーニング屋さんがあるなんてなかなか知ることが出来ませんでした。
そこへ、インターネットの時代です。
いち早く、クリーニング業界にメーリングリストを導入してくれた方がいまして、いろんな話をする中で、クリーニング屋さんって、面白い経営をされてる所があるんだなあと、思ったものです。
中には、お店のカウンターの前に、更衣室があるお店もありました。
クリーニングしたものをその場で着替え、今来ている服をクリーニングに出す。
それが当たり前のクリーニング屋さんもあったんです。
これも時代でしょうね。
実は、今日、うちでも同じようなことがありました。
コートのクリーニングをお預かりしていたんです。
そのお客様がご来店。
綺麗になったコートを持って帰ろうとすると、なんとなく、そのお客様が着ているコートが気になったんですよね。
カシミヤ混紡のコートと、一目でわかります。
サイズはちょうどいい、でま、袖のあたりの色合いやシワが気になります。
そのコート、今回出したコートの代わりですか?
と聞いてみた所、そうだ、とおっしゃるんですね。
昔買ったもので、今のリュックとかに合わないのはわかっているんだけど、寒いからね、と。
なるほど、そういう理由なのかぁ、と思ったんですが、気がつくと、こんなことをお客様に話してました。
そのコート、クリーニングしましょう。
汚れの具合を説明し、どれ位きたか?も聞き、そろそろクリーニングの時期ですね、と。
すると、お客様、それならと今持ってかえろうとしたコートを袋から取り出し、今着ているコートと取り替えて、じゃ、これクリーニングお願いします、とおっしゃったんです。
お預かりして、じかに触ったりして見てみると、今しかない、というナイスなタイミング。
クリーニングの頃合いだったんですね。
更衣室はありませんが、受付で着替えて出されて行かれました。(笑)
数年に一回、こういう出来事はあります。(笑)
アウターのクリーニングは、寒くなってくると、つい面倒になりがちです。
それなら、一枚出して、クリーニングが出来上がったものと交換してクリーニングに出すって、ありかもしれませんね。
コートは意外と汚れますから…。
袖のあたりの汗の具合を見ると、よくわかります。
そろそろクリーニング!というサインを見逃さずに、洗うことが出来たら長持ちするようになりますよ。
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