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クリーニングが必要なのか?

昨日の話しの続きです。
ここ何年もずっと考えていたことがあります。

クリーニングは必要なのか?


ということ。

いや、必要なんですよ、絶対。
着れば汚れるし、洗わないと次また着ることができない。
衛生的でもないですしね。


でも、それは、その服を長い間着る、という前提の元の話。
もし、汚れたら捨てればいいや、また買えばいいや、というのが衣類のスタイルになったら、クリーニングは必要ありません。


こんな冗談みたいな話が、なんとなく真実味を帯びてきたなあと思い始めたのが二年位前から。
ネット上などで、服はそんなに長く着ない、というような書き込みを見てからです。


以前もどこかで聞いたことがあるんですが、どんなブランド品でも二年経つともう着れませんよね、という方がいらっしゃいました。


汚れて着れない、ということではなく、流行から遅れてしまうので着ることができない、というもの。
服にも賞味期限がある、というようなお話だったと思います。


もし、このような考え方ですと、クリーニングってとても微妙なんです。
ものすごい汚れてしまえば必要ですが、通常着ているような汚れですと、洗わなくても着ることができちゃいます。
皆さんも記憶に残っていると思いますが、何年も洗ってない服、どれくらいありますか?
その服、汚れていると思っていませんよね?

この話も同じなんです。

で、次の年着たらもう終わりと考えると、洗う必要がないと思う人が出るんですね。


また、こんなケースもあります。
スーツはやすいので二年着たら捨てて買い換える。

特に若い人に多いのですが、スーツを2、3着着まわして、洗わずに捨てて買い換える人たちがいます。
この人たちが捨ててしまう理由は、スーツは傷むものだから。
洗っても変わらないし、どんどん傷んでいくし、今はスーツが安いし。


本当は間違っているんですよ。
別にスーツが持たないわけではないし、着数が少なくずっときているから汚れもひどく痛んでくる、というだけ。
これを定期的にきちんとクリーニングすると、二年で着れなくなるなんて事はないんです。

でも、この方たちの着用方法だと、二年しか持たないんです。
すると、洗っても意味が無いので洗わない、となります。


で、ここからがやっと昨日の続きの話し、本題です。

もし、衣生活がこういうような人たちがどんどん増えていったら、どうなるのか?

そのままですとクリーニング屋さん、クリーニング業界はなくなってしまいますから、世の中の適応しようとしていきます。
きちんと品物を見て、汚れを落とし、洗い、きちんと仕上げる、という普通の工程を踏もうとすると、クリーニング代もあがっていきますよね。


でも、二年で買い換える人たちにとっては、そこまで丁寧にしてもらう必要もないんです。
もっと安くて、もっと手軽でいいんです。


すると、クリーニング屋さんも工程を減らしてコストを下げていきます。
お客様のニーズに合わせて変化をしていくわけですよ。


一着一着、確認しながら汚れを落とそうとすると、コストがかかるので、まとめて洗うようになります。
一定の汚れ落ちはありますが、ひどい汚れなんかは残るでしょう。
また、仕上げも、機械を使ってどんどん簡素化していきます。

ハンドアイロンなんてもってのほか。
下手すれば、プレス機なども使わないであらジワをとって、仕上げとしてしまうクリーニング屋さんも出てくるかもしれません

でも、どうせ次の年には捨てるからいいんだよ、洗わなかったらこんな感じだからそれ以下で無いならいいんだよ、というお客様がいたなら、そういう風に変化していってしまいます。


市場原理にはかないませんから、いくらクリーニング屋さんのほうで、きちんとしたクリーニングはこうだ!服はこうすると持つ!と思って仕事をしようとしても、お客様がそれを望まれないと、そういう仕事は無くなっていってしまうんですね・・・・・。

今、アイロンを使った丁寧な仕事をしているクリーニング屋さんがどんどんやめていっています。
理由はさまざまですが、主に高齢化、後継者不足が原因のようです。


これから五年後、クリーニング業界はどうなっているのか?


全部のクリーニング屋さんが、ハンドアイロンを使わなくなるとは思いません。
必ず、少なくても丁寧な仕事をするところも残ります。


ただ、見つけづらくなると思いますが・・・・・。


もし、今ご利用のクリーニング屋さんがとても丁寧でいいと思ったら、手放しちゃダメですよ。
そういうクリーニング屋さんは、貴重な存在になると思います。

クリーニング屋さんって、服を買うときと同じくらい大事なんです、と以前あるお客様から聞きました。
そういうお客様の服は、もちがぜんぜん違います。

本当に上手に着る人って、クリーニングする人なんですよね。
そこをもっと知って欲しいなあと思います。

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