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2015年7月

これが10年着たスーツなのか?

先日の連休のせいでしょうか、また少しですがばたばたとクリーニングが集まってきています。
冬物、最後の衣替えと言った感じですかね。


本来なら、3月後半から5月のゴールデンウィークあたりに、冬物のクリーニングをしてしまうものなんですが、ここ数年は皆さん自分の予定に合わせてクリーニングをご利用されているようです。
仕事が忙しい、今のプロジェクトが落ち着くまで、と家の中に手をつけられずにクリーニングに出せない・・・・・、相違言う声をよく聞きます。

で、ちょっとした連休が合ったり、仕事に一段落ついたりすると、クリーニングに持っていけるようになるらしいんですね。

先日の連休明けも、集配のお電話をいただいたので、お伺いしてきました。

二年くらいお世話に名手いるお客様。
今回もスーツのクリーニングのご依頼です。


この方のスーツ、とてもきれいなんですよね。
傷んでいるところもない、生地もしっかりしているし縫製もしっかりしているし。
上手に着られているんだなあ、と思います。
預かり始めのときは、若干色が悪いかな?と思いましたが、クリーニングを重ねるごとに色合いも復活。
とてもいい感じです。

お預かりするときに、ご主人に聞いてみたんですね


これ、かって何年ですか?

するとご主人、こういったんです。


10年は軽く超えてるよ。

たぶん、このお客様のスーツを見て、10年以上経ったスーツだと言われて信じれる人は少ないと思います。
今の若い子なんかは絶対信じないでしょうね。


スーツがそんなに持つはずがない、そう思っていますから。


実際、こうして10年以上きれいな状態で着られているスーツがあるわけですから、10年くらい余裕で着ることができるんですけど。


さて、この方のスーツがなんで10年もきれいな状態で保つことが出来たのか?皆さん気になりますよね。
いくつか見えてくるところがあるのであげていきたいと思います。

1 体に合ったスーツを着用していると言うこと。

お客様のお話だと、生地を選んで、体に合ったスーツを仕立てているとか。
服が傷む、と言うのは着用時に余計なところが擦れる、と言うことなんです。
それは言い換えると体にフィットしていない、と言うこと。
人間の体はどうしても人それぞれなので、体に合わせていないとどこかに負担がかかります。

一番心当たりがあるのは太ももの太い人じゃないでしょうか。
ズボンの股、いつも傷みますよね?
あれも、きちんと採寸して作ると劇的に減りますよ。

2 1シーズンに10着以上のスーツを着まわしている。


春夏物、秋冬物それぞれ10着以上で着まわしています。
合計20着以上ですね。もしかすると25着くらいあるかも。
これくらいあると、服が傷みにくくなるんですよ。

なぜか。


単純計算で、着る回数が減りますよね。
ハードなローテーションにならないので、着る回数が減る。
すると、スーツを休ませる時間が出来るわけです。

汗がついても、休ませることで完全に乾きます。
繊維にもよりますが、濡れた状態や汗がついた状態で着ていると、傷みやすくなる傾向にあるんです。
着用しているときは仕方がありませんが、きちんと休ませて湿気を抜くことで、次着るときに万全な状態で着ることができるようになります。


3 きちんとクリーニングをしていた。

僕が預かる前から、定期的にシーズンが終わるとクリーニングに出していたようです。
上手に着まわしていたと言っても、1シーズンに一度は最低でも洗わないと。
これだけもっているから1シーズンに一度のクリーニングでいいともいえるんですけどね。
着数が少ない人は、もっと洗わないとダメです。
汚れがついていると、いろいろな弊害が起きます。

虫に食われやすくなるし、着ていて傷みやすくなるし。
クリーニングをするのとしないのとでは、スーツのもちがぜんぜん違うんですよ。

このお客さまのスーツが10年もった理由、なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
条件がそろえば、スーツは長持ちします。

逆に言うと、悪い条件がそろってしまうと、二年やそこらでスーツが破れたり傷んでしまいます。


3年と言う期限付きの学生なら、制服も何とか持てばいいですが、社会人のスーツはそういうわけには行きません。
せめて10年、欲を言えば15年、あわよくば20年は着たいもの。

でも、それだけ十分着ることができますよ。

ぜひ参考にしていただいて、スーツを長持ちさせてくださいね。

一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他
詳しい集配エリアはこちら。

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ハイポトニックウォーター。

今日も暑いです。


脱水症状に気をつけてます。
なるべく水分をとって、休憩も入れて。
でも、気付かないうちに、脱水気味になっているようで。

いつもお世話になってる接骨院に行くと、僕を見て、あ、脱水だね、とよく言われてました。
自分では気づかないので、なんともないし、平気。
時期的にも、夏前なので、はやくない?
と思ってても、体は正直で反応が出てるんですね。

すかさず、水と塩飴を頂いてから治療に入るという。(笑)

そこで、脱水気味の時に飲むといいものを教えてもらってたんです。

ボカリスエットやアクエリアスなら水で半分に薄めるといいらしい。
でも、一番いいのは、これだ、と言われたのがこれ。





ハイポトニックウォーター、スーパーH2Oというもの。
これがいいですよ、と言うんですね。
で、あまり見たことがないのでどこにあるのかなあ?と思ってたら、隣の自販機で売ってるじゃないですか、と、(笑)

今年はこれのお世話になってます。
さあ、これ飲んで、もう一踏ん張りしますかね。


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クリーニング屋さんがいなかったら死んでます!

クリーニングで、皆さんの役に立っているのかなあ、と思うことがあります。
でも、今年はお役に立っているようです。


昨日、いつもどおりに集配へ出かけました。
お伺いしたのは、ゼネコンさんの現場。
作業着のクリーニングの集配です。


この現場さん、ものすごい人が多くて、作業着がたくさん出ます。
お預かりして仕上げる僕らも大変なくらいの量が出る。
しかも、預かるときには汗でびっしょり。
この暑さですからね、仕方がないと思います。
週二回お伺いしているのですが、それで間に合うのか?と言うくらい皆さん着替えている。


更衣室で、預かる作業着の数を数えていると、社員さんとばったり会いました。
すかさず、社員さんからお話が。


クリーニング、いつもありがとうございます!
クリーニングしてくれるので本当に助かっています。


クリーニングをしていて、面と向かってこういう事をいわれるのって実はあまり多くありません。(笑)
僕らも、淡々と汚れ物を預かってきれいなものを納品していくので、こうしてお話をする機会も少ないですし。
いわゆる出入りの業者なので、余計な話をすると怒られる事があるんです。

ぼくら、お役に立ててますか?


と聞くと、役に立っている、と。
特に、ヒノキの抗菌剤のおかげで、助かっている、とおっしゃるんです。
もし、これがなかったら・・・・、汗臭くてとてもじゃない・・・・・・、と。

僕らもこの暑さになってから少し濃くつけてるんです。
お客様の着用シーンを考えていろいろ調整をするんですよ。
すると、この暑さを考えると、いつもより多めにつけてちょうどいいくらいかな、と。
それがよかったのかもしれませんね。

会話の中でとても印象的だったのが、この言葉。


クリーニング屋さんがいなかったら、死んでます!


やってられないほどつらい、と言うことなんでしょうが僕らもお役に立てたんだなあと思いました。
聞くと、今が一番つらい時期だとか。


建築技術の革新で、高さはどんどん上がっていくらしいんですね。
でも、高さは上がるけど、エレベーターなどはつくのはまだ先なので、階段を5階も6階も毎日上り下り。
それだけで、汗だくになってしまうんだとか。

そりゃ、作業着が何枚あっても足りません。


この状態、9月ころまで続くとか。
暑い時期ずっとこの調子なんて、大変な職業です。


この夏、僕らが後方支援しますよ。
作業着はどんどんクリーニングしてきますので、がんばってくださいね。


さあ、昨日預かってきたやつをどんどん洗って仕上げていきましょう。
僕らもがんばります。


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これだけ暑いと汗で縮む人も出てくるだろうな。

相変わらず、今年は暑いです。


風が少ないようで、かなり厳しい暑さになってますね。
ご来店くださったお客様とのご挨拶も、暑いですね、を繰り返しているような感じ。
面白いのは、皆さん僕らを心配してくれるんです。(笑)


去年までは、大変ですね、この仕事は暑いですね、と言うのがほとんどだったのに、今年は水分とってくださいとか、倒れないでくださいね、とか。
僕らのことが心配になるほど暑いということなんだと思います。


この暑い中、サラリーマンの方々はスーツの上着を今日も羽織っていました。
配達で出かけていて、見かける方は普通に上着を着ている。
就活中で着ている人もいるし、営業できている人もいます。


たぶん、ものすごい汗なんだろうな、と思うんです。


でね、これだけ大量の汗をかくと、ウール素材のものは縮むことがあるんですよ。
綿や麻には起こりません。
ウール特有の現象。


女性は覚えがあると思うんですね、サマーセーターや冬物のセーターなどでも、わきの下が縮んでいるケースがわりとありますから。
あれは、汗とこすれるのが原因。
ウール製品によく起こる現象の一つです。


で、この暑さで汗をかくと、男性でも起こります。


一番多いのが、男性ですと股下だと思うんですね。
太ももが太い人がよくあるんですが、今年は例年以上に起こりやすいと思うんです。

ぎゅーっと縮んで、硬くなって、最後は穴があくケースもありますね。
僕が見たので、すごいなあと思ったのが、袖のひじの辺りが縮んでしまっているケース。
真夏に来ていて汗と体の動きで縮んでしまったんでしょう。


これだけの暑さになると、スーツはやはり厳しいと思います。
今年だけなのか、これからこんな陽気が毎年来るのか。
もし、毎年来るなら、本気で夏の服の選び方を考え直さないとダメだと思いますよ。

エアコンの中で仕事が出来る人はこんなことにならないです。
外で仕事をする人たちがみんなつらい思いをしている。


ポリエステル繊維を使ったクールビズではなく、もっと体のことを本気で考えたクールビズを作らないといけませんね。

なんか、最近の服の話は本末転倒が多すぎて・・・・・。
シワにならないとか、汗でふにゃふにゃにならないとか、そんなことはどうでもいい。
体を守るための服は、体に負担を掛けないように作られるのが一番です。
そういう目的でしっかりと作りこんだら、違うものが出来ると思うんだけどな、


この時期に着る、もっと涼しい服が出来るのを希望します。
でないと、皆さん本当に大変。
スーツのあり方を考えないとダメですね。


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夏だからアイロンがけを。

何でアイロンを掛けなければいけないの?


質問をされました。
今は形態安定加工のワイシャツなどが出ていますから、ノーアイロンで着ることができる服も出ています。
また、あまり回りを気にしなくなっているようで、しわくちゃのまま着ている人も多数見かけます。


着ていればしわなんてつくんだから、アイロンなんて要らないでしょ。


シワがあろうがなかろうがそんなに大差ないでしょ。


こう思うんでしょうね・・・・・・、いや、ぼくもクリーニング屋さんになる前はこう思っていましたよ。
一人暮らしをしていて、自分で洗濯機を回して。
アイロンなんて持っていないので、そのまま干して、乾いたらそのまま着る。
そんな事をしていました。


アイロンを掛けたほうがいい、ということは実はずっと知っていたんですよね。
クリーニング屋の子供ですから、アイロンがかかった服を着ていました。
その気持ちよさは知っていたんです。

アイロンのかかった服は、涼しいんですよ。

着た時にスーッと風が入るような感じ。
しかし、アイロンがかかっていないと、体にくっつく感じがするんですよね。
そりゃ、当たり前なんです。

アイロンがかかっていると、生地の表面が平らになります。
また、平らで形作られているので、体との間に一定の隙間が出来る。

反面、洗いざらしのままだと、生地の表面はでこぼこしているので、体にどこか当たるんです。
夏場だと、そこからすぐ汗がつくので、早いうちに体にまとまりつくようになってしまいます。


気持ちいいのは知っているんだけど、アイロン掛けられないし、面倒くさいし。
それで一人暮らしのときは洗いざらしてきていたんです。

アイロンは掛けたほうがいいのか?


絶対掛けたほうがいいです。
上で書いていますが、気持ちよさが違う。
特にこの夏場にアイロンのかかった服を着ると、涼しさをはっきりと感じることができるようになります。
糊をつけてくとさらに涼感アップ。

そして、服自体にもいい影響がありますね。


着用したり洗ったりすると、どうしても表面にでこぼこや細かい毛羽が出来ます。
これを、アイロンでならすことで、体への負担が減り、生地も余計に接触をしなくなるので、傷みづらくなる。
アイロンを掛けている服は、はっきりと長持ちしますからね。

そして、アイロンを掛けると服の色合いがきれいになるんです。


Gパンですら、アイロンを掛けると、きれいな色になるんですよ。
不思議に思うかもしれませんが、これが細かい毛羽だったりでこぼこのせいだったりするんです。
表面をならすことで色がきれいに見えるようになります。


ただ、アイロンがけは難しい面もありますね。
しわが伸びない、掛けたそばからしわができていく、そんなお話もよく聞きます。
また、色の濃いものを掛けるときに、温度設定を間違えて光らせてしまうこともあるようです。


アイロンがけが難しい理由は、家庭では設備が整っていないから。


よく、僕らのアイロンを見て、アイロンが違うのよね、いわれる方が多いですがそうじゃないんです。
アイロン台が違うんですよ。
アイロン台・・・・・・、下手すりゃ軽自動車くらいの値段しますからね・・・・・。

家庭で伸びづらいのはよく分かるんです。
だから、クリーニング屋さんに任せて欲しいな、と思います。


ズボンとか、ワイシャツとか、夏の一番暑い間だけ、任せてもらえれば暑さ対策に協力できるかな、と思います。

これから二週間ほど、暑いらしいです。
倒れないように、水分補給、休憩をしっかり取りましょうね。

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ちゃんぽん食べたか

普段、ドラマをあまり見なくて、はまりもしない僕なんですが、最近ドラマにはまっています。


NHK、いいですねえ。(笑)


ちょっと前に土曜の夜にやっていた、64.。
モデルの山本美月さんが出ていると言うので、興味から見始めたんですが実に面白かった。
過去の犯罪と現在の犯罪がリンクしていく。
最後、そういうことか!と思ったときは鳥肌が立ちました。


そして、今、はまっているドラマが、やはりNHKの土曜の夜にやっている、ちゃんぽん食べたか、です。


これ、歌手のさだまさしさんの話なんですよね。
何を隠そう、僕はさだまさしのファンでした。(笑)
学生の頃は深夜にラジオを聞いたり、さだまさしが書いた小説や本などを読み漁っていましたっけ。
このドラマ、さだまさしの半生をモデルにしているようなんですね。
出ている人たちの名前がちょこちょこ変わっているんですが、昔読んだ本に出てくる人たちに似てて、ああ、この人のことなんだな、と分かるので面白いんだと思います。


バイオリンの修行に中学生で単身東京へ上京し、挫折をしてバイオリンをやめ、体を壊して実家へ帰ってそこから歌手へとデビューをする。


そんな話になっています。
途中から見たので、最初のほうは分からないんですが、気がついていたら最初から見たかった。
それほど面白いんですよね。


昭和40年代の話。
ドラマの中にお米屋さんが出てきて、それが実によく分かるようなで方をしているんです。
うちの隣もお米屋さんですから、子供のころからずっと見ていたものを思い出したりね。

気がつくと来週最終回。
仕事を終わらせて、テレビの前で正座して待っていないと。(笑)

ドラマなので、もちろん脚色はされているんですが、やはり今よりもあの当時はいろんな意味でバイタリティがあったのかな、と思います。
あの当時がよかった、と言う話ではなく、今よりも抑制されていて、でも今よりもその抑制を払いのけようとしていた、そんな時代だったのかな、と。


今の時代の話が後にドラマにすることが出来るのかな?と思いますが、昭和40年ころの話はドラマになりそうですもんね。

昨日も面白かった。
来週がとても待ち遠しいですね。
ドラマを見るために、暑さを乗り切ってやる。(笑)


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クリーニング屋さんが、にまにま。(笑)

クリーニング屋さんって職人っぽいじゃないですか。

染み抜きしたり、仕上げをしたり。
経験と知識を要求される仕事なので、職人っぽい人が確かに多いんです。


職人って結構気難しい人が多かったりします。
僕にもありますし、職人あるあるの話で、仕上げた品物を勝手に持っていかれるとダメなんです。(笑)

アイロンで仕上げた服を目の前に積んでいるんですよね。
で、仕上がった順に包装をしていけばいいんですが、それを途中でもっていかれると、何をするんだ?となるわけです。(笑)
本当はいいことなのにね。(笑)
頭では分かっていても、つい、なにするんだ?となってしまうのは面白いなあと思います。


それでも完全なる職人と言うよりは、営業や経営者とのハイブリッドなので、気難しいと言うよりも変わっている人が多いんでしょうね、クリーニング屋さんには。


実はクリーニング屋さんが、にまにまニヤけてしまう瞬間と言うのがあります。(笑)
どんなときか?

仕上げをしてきれいに仕上がったときなんですよ。

そりゃ、きれいに仕上げれば誰でもなるでしょう?
でもね、中々うまくはいかないんです。
最終的にはきれいに仕上げても、そこへ行くまでの苦労は服ごとにかなり違います。


要は、きちんとした服が結構ない、と言うことなんですよね。

きちんと作られた服ですと、仕上げていくと、きれいにシルエットが出来上がっていくんです。
すでに服が自分の形を知っているんですね。
僕らはそれの手伝いをしてあげればいい。

袖の形も自然な形でカーブしてるし、胸の辺りや方のところも、人間の形に沿っているし。
気持ちよく仕上がるんですね。


しかし、ちゃんと作られていない服だと、これがうまくいかないんですよ。


こことここはつながっているはずだろう?本来なら一直線になるものがなっていなかったり。
立体的というよりは捻じ曲がったような仕上がりで、アイロンを掛けうろシワになってしまうものだったり。
もう、手伝いと言うよりは何とかして言うことを聞かせてやろう、的な仕上げを延々してやっと着れる状態になってくれる、みたいな・・・・・・。


こういう品物を仕上げていると、だんだんいらいらしてくるんですよ。(笑)
まさに職人と言う感じで。(笑)
で、仕立てが悪いっ!と怒り出すんです。(笑)


怒っても仕方ないんですが、職人として、きちんと作っていないことが許せないんでしょう。


だから、いい品物がクリーニングに出ると、ご機嫌なんですよ、クリーニング屋さんは。(笑)
ニコニコしながら仕上げをしている。(笑)

クリーニング屋さんがご機嫌で仕上げているとしたら、いい品物を仕上げているときだと思います。(笑)
そんな場面を見たら、こっそりといい服なんだな、と温かい目で見てあげてください。(笑)


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豪雨で出れん!

朝、配達に出た時に、今日は積乱雲が沢山出来てるなあと思ってました。


突然、豪雨の予報がスマホに届いたと思ったら土砂降り。Σ(゚д゚lll)

ただいま、高幡不動の駅前で、雨が弱まるのを待っています。





これ、モザイクかけてませんから。
土砂降りの雨です。


白衣のお届けなので、雨は正直嫌ですね。
せっかく仕上げたものが、シナシナになっちゃいますから。


早く止んで欲しいなあ。

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どうしてシワがつくのかな? その2

はい、昨日の続きです。
シワの話。


ここ二年ほど、ポリエステルのしわが目立ち始めてきました。
検索でもものすごい数、調べられていて、うちにも沢山の人がやってきているようです。

ポリエステルは、化学繊維です。
汗などを吸わないですし、繊維も折れないし、基本縮みにくいのでシワになりにくいんです。
一時期は、夢の繊維、強い繊維の代表のように言われていました。
ワイシャツでも、ポリエステルの製品が数多く作られていた時期もありましたね。

テトロン、この名前を知っている人も少なくなってきているんじゃないでしょうか。
あるメーカーさんのポリエステルの商標名です。


さて、そんな強い繊維がなぜ、シワがつくようになったのか。


技術革新が起きたからなんですね。
ポリエステルが、今までより、細くなったんですよ。
マイクロファイバーと言う名前で作られているときもあります。
通常のポリエステルに比べて段違いで細いので、風合いが従来のポリエステルに比べてまったく違うものになったんです。


ところが、ですよ、細くなってもポリエステルはポリエステル、と思ったいたら、いろんなアクシデントが出るようになりました。
今まででは考えられないアクシデントが出るもんですから、クリーニング屋さんも大騒ぎです。

一番びっくりしたのが、ポリエステルの色が抜けちゃうこと。
表面に塗られていたのなら分かるんですが、製品にするときに色をつけて作られたものから、色が抜けてしまうなんていうことは前代未聞。


ポリエステルを、見直さなきゃいけないきっかけになりましたね。

このポリエステルの糸が細くなってから、洗うと細かいしわが出るようになりました。
これふぁ、とても厄介なんですね。
シワのない状態が、とてもデリケートな生地になっていて、そもそもアイロンを掛けるのさえ躊躇するような生地になっているんです。
そこに、細かいシワ、アイロンを掛けなければいけないんですが、熱で抑えようとするには記事に変化が起きてしまう可能性がある。
すると、あまりアイロンで押さえられない、結果しわが伸びない、と言うことになってしまう。

当店でも、シワが気になる、と、やったことがあるのですが、いろんな方法で試しましたがお客様が満足行く結果には残念ながらなりませんでした。


本来なら、ポリエステルには熱可塑性というものがありまして、熱でセットされる特性があるんです。
これを上手に使い、シワを取ってしまうことは可能なんですが、特殊な風合いを持っている生地ですと、シワだけでなくその風合いまで取ってしまうことがあるので、出来ないんですよ。

困ったもんです。
ここでも、繊維の細さが仇となっていますね

では、しわがあるのは悪いことなのか?と言う問題。

洗濯したままの状態のシワは、絶対よくないです。
なにより、体に負担がかかるんですよ。
気にならないつもりでも、体にはシワがでこぼこした状態で体に接触をします。
気がつかないうちに疲れていくんですよね。

また、粗いジワと言うのは、着用ジワと違い、かなり異質なものなんです。
自然じゃない分、だらしなく見えてしまいます。

反面、着用中のシワは、気にはなりますが、だらしなく見えるものではありません。
割と自然に見えるので、おそらく皆さんが自然に着たいときは着用中のしわのことをさしているんだと思うんですよね。


昨日も書きましたが、しわができやすい服の特徴は、繊維が細くて、密度が濃い、ものが多いんです。
これって、高級な商品に多いんですよ。
手触りもよくて、着用中の肌触りもぜんぜん違います。

この感触のよさを手に入れる代わりに、シワがつきやすくなっている、と考えると、仕方がないことなのかもしれないなあと思うんです。


いいものだから、シワがつきやすい、これも一理ありますからね。


一般の方は、シワがない = バリバリにプレスしてある と思っている方が多いと思いますが、実はクリーニング屋さんのプレスって品物にあわせて強弱をつけています。


シワはないけど、ふわっとしている、そんな仕上げを体感できるのは、実はクリーニング屋さんだけです。
家庭でこれをやるには機械や道具が足りません。

同じ服なのに、シワがないだけでなくふわっとしていると言うこの感覚、沢山の人に知ってもらいたいですね。

シワが嫌いで、つきにくい服を選ぶのもいいと思います。
嫌なシワといいシワを見分けて上手に着るのもいいと思いますよ。

シワなくきれいに期待なら、クリーニングの利用も考えてみてください。
長持ちするし、きれいになるし、一石二鳥です。

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どうしてシワがつくのかな? その1

去年あたりからシワに関する検索がぐっと増えています。
それにあわせて、電話やメールでシワに関する質問も多くなってきていまして・・・。
みなさん、シワが気になっているようです。


そもそも、何でしわが出来るのか?


これを知れない人が多いような気がするんですね。
ちょっと解説してみようと思います。

しわがつく、と言っても実はそのつき方に結構違いがあるんですよ。
自分でシワをつけているケースもあるし、生地の特徴で仕方がないケースもある。
原因が分かると対処法も分かるんですけどね。


まず、シワがつきやすい繊維、と言うのがあります。


綿、麻製品がそれです。
なぜか?

これらの繊維は、植物系の繊維なんですよね。
植物なので、どうしても折れてしまうんです。
その折れたところが復元しないのでしわになってしまうんですね。
植物系の繊維のシワの特徴は、細かいシワになる、と言うこと。
そして、霧を吹きかけ、アイロンで伸ばすときれいに伸びてくれるのも特徴です。
しかし、伸びてはいるものの、擬似的にしわをとっているので、水分を吸収し始めるとまた細かいシワが浮き出してきます。


シワのつきやすい織り方、と言うのもあるんです。

これが、密度の濃い織り方、なんですね
密度を濃くと言うのは、繊維が細くて細かく居ってある、と言うこと。
身動きがあまり出来ないような生地なので、どうしてもしわになりやすいんです。

どう知った服に多いか?と言うと、割と高級な生地、高級なワイシャツに多くなります。

糸が細く密度が濃い生地は、さわり心地がとてもいいんです。
肌触りがいいんですね。
でも、ちょっと触るだけでもしわになってしまうので、シワの嫌いな方はいつもこの手の生地で怒っています。(笑)


このような生地の逆を行くと、シワになりにくい生地になるんですよ。


粗い織り方で糸が太くて。


ずばり、ニット製品です。
ニットのセーターやカーディガン、シワで嫌だった経験、あまりないでしょう?
この手の服は着用くらいではしわにならないんです。
もし、ニット製品にしわをつけようとしたら、お尻の下に敷いてずっと座って押し付けるなどしていないとつかないと思います。

繊維も逆。
植物系がしわになりやすいのなら、動物系や化学繊維繊がシワになりにくいんですね。
ウールはしわになりにくいです。
またポリエステルも、シワになりにくいです・・・・・・、はずだったんですが、ここ二年くらい、そのポリエステルのシワが問題になっているようなんですね。

ポリエステルの話は、また後で説明をします。


繊維の特徴や生地の特徴でシワになりやすいものがある、と言うのが分かりました。
次に関係するのは、メンテナンスの仕方。


たとえば、洗うときにお湯を使うとシワになりやすくなります。
特に植物系の繊維は、膨潤、膨らむんですね。
その影響で、細かい縮みなどが出てシワになります。
水でもなりますが、お湯のほうがよりはっきりと出るんです。

脱水のときにきつく脱水をかけることで、脱水ジワと言うものがつきます。
これが結構強力で、きつめのシワがつくこともあるんですよね。


乾燥機を使ってもシワになることがあります。

乾燥機は嫌い!シワになるから!
と言う人がいらっしゃいますが、それは使い方を間違えているからです。
乾燥機でシワになる原因は、乾燥機の中に品物を詰め込みすぎること、と、乾いたまま乾燥機の中に放置をすること。
この二つが原因です。

乾燥機では、中の品物がゆったりと宙を舞うくらい出ないといけません。
あまり詰め込んでしまうと、乾くときにその形が形付けられてしまうんです。
つまり、しわくちゃになる、と。


また、熱を持ったまま、ぐちゃぐちゃにしておくと、熱が冷めていくのと同時にその形が固定化されます。
これも、しわくちゃになってしまう原因です。


服は乾くときにその形がついてしまうので、干すとき、乾燥するときの形はかなり重要なんですよ。
ここを理解していると、かなり違いますよね。


さて、おさらいしましょう。


植物系の繊維はシワがつきやすい。
繊維の密度が濃いものはシワになりやすい。
繊維の細いものはシワになりやすい。
乾燥機にぎゅうぎゅうに詰め込むとしわになりやすい。
乾燥機に入れたままにしておくとしわになりやすい。

逆に。


化学繊維やウールなどはシワになりにくい。
ニット製品はシワになりにくい
繊維の太いものはシワになりにくい。
密度の粗い生地はしわになりにくい。


覚えて置いてくださいね。


さて、問題はポリエステルのシワですね。
また、そもそもシワがつかないものがいいのか?と言う問題もあります。

続きは明日へ。

一伸ドライクリーニング店 
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東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他
詳しい集配エリアはこちら。

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クリーニングデビュー。

クリーニングを利用したことない人って結構いると思うんです。
まったく洗ってないわけではなくて、自分ではクリーニングに出しに行ったことがない、と言う方、いますよね。


ご実家で暮らしていると、自分が気付かないうちにお母さんがクリーニングに出してくれてたり。
定期的に集配に来てくれるクリーニング屋さんがいて、家族の誰かが変わりに出してくれていたり。


気がつくと、クリーニング屋に行った事ないかも?と言うこと、あると思うんですよね。

特に新社会人。

今までは夏前だったし、ファブリーズなどで臭いもごまかしていたし、クリーニング屋さんに行かなくても何とかなったと思います。

しかし、梅雨が明けてしまった今、ファブリーズのにおい消しだけではどうにもならなくなってきている頃、そうじゃないですか?


匂いは最悪消せる、でも、太ももの辺りがべたべたしてきて、生地も硬くなってきて、スーツってこんなんだったっけ?
と感じていると思います。


クリーニングに出しに行きましょう。

ものを買うのと違って、サービス業はどうやって頼めばいいか?いったことがないと迷うものです。
商品を持ってレジに行けば買い物できるけど、クリーニングは品物もって、何か言わないといけないのかな?とか考えてしまいます。


ぜんぜん、気にしないでください。
洗いたい品もを持って、クリーニング屋さんに行くだけ。
スーツを渡せばそれで終わりです。(笑)


ね?簡単でしょ?


品物の汚れ具合によって、洗い方や別のメニューを勧められることがあります。
もし、勧められたら、よく説明を聞いて、必要ならお願いすればいいし、いらないと思ったら断ればいいし。
話を聞けばちゃんとクリーニング屋さんは教えてくれます。


こんな汚れたものを持っていって嫌な風に思わないかな?


そんなこと思いません。
汚れたものを洗うのがクリーニング屋さんの仕事、汚れたものを見たら、どうやって落とすか?しか考えていないので、そこに感情はないらないんです。

あれですね、銀行に似てますね。
あれだけ大量の札束を見てもなんとも思わないのか?と。
思わないらしいですよ。不思議なもので。(笑)


クリーニング屋さんに頼むときに、確認しておくことがひとつあります。


それは納期の問題。


いつまでに欲しい、この日までに欲しい、と言う希望があるときは遠慮せずにクリーニング屋さんに伝えましょう。


簡単ですよ、一度経験すると。
クリーニングってこんあなっけなく頼めるんだ?と行かなかったことに後悔するくらいです。

もっとクリーニングを利用して置けばよかったな、と。

汗でべたべたしているそのスーツ、クリーニングするなら今です。
クリーニングデビュー、しましょうね。

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クリーニング | | | コメント (0) | トラックバック (0)

暑さ対策。

おはようございます。
海の日の今日も、いつも通りに営業をします。(笑)



関東地方、梅雨が明けましたね。
先週の湿気のジメジメから、今度は倒れるんじゃないか?というくらいの高温。
このままでは仕事に支障が出ると、今朝は早起きしてアイロンがけをしています。


暑さ対策ですね。(笑)


お店の中にはエアコンは無理、と言われてまして、今日の予想気温が34度。
いつも通りに仕事をしていたら倒れちゃいますね。
この暑さだと、半日近くかけてやっと終わる量が、すでに半分くらい終わっています。


やはり、朝は涼しいですね。


さあ、開店時間までにガンガン仕上げちゃいましょう!


と、今の段階で、お店も開いております。(笑)
開いてればご来店くださって大丈夫ですよ。
お待ちしております。(笑)

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若葉台 コーチャンフォー

とーちゃん、フォー!ではありません。(≧∇≦)


若葉台にある、コーチャンフォーに行ってきました。


うちの父が本をほしいと言っていたのですが、本屋になく、取り寄せもできない、との事。
それを接骨院の院長先生に話したら、この辺なら若葉台のコーチャンフォーが一番本が揃ってますね、と。

調べてみたら、本や文具が充実してるらしい。
で、休みの今日、家族連れて出かけてきました。


写真は撮れないらしいのでなし。(笑)
駐車場は一時間まで無料、買い物するとさらに二時間無料になります。


店内、広くてとても見やすく出来ています。
本の量も充実。
文具も、他では見られないようなものもあり、嫁さんがいなかったら確実に散財してるレベルの品揃えです。

確か去年、テレビで見たような気がするんですよね。
行こうと思っててすっかり忘れてしまったんでしょう。


中河原から車で20分くらい。
かなり便利ですよ。
ドトールが併設されてました。
ここも店内広く、過ごしやすそう。


今度は配達の途中に一人でよりましょう。
嫁さんがいると、落ち着きません。(; ̄ェ ̄)



若葉台、かなり変わりましたね。
ヤマダ電機もできてたし、高倉町珈琲店もありました。
かなり、魅力的な街ですよ。


文具好き、雑貨好きの方にもオススメです。
ぜひ、一度行ってみてくださいね。

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色が抜ける原因は?

しみがあるんですけど・・・・、とお持ちになられる衣類の中で、シミではない事がよくあります。


服の地の色が抜けてしまっている、そういうことって意外と多くあるんです。


色が抜ける、と言うと想像しがちなのが漂白剤。
でも、色のついた服に漂白剤をつける人は少ないですし、自分で意図的にやったのならクリーニングにお持ちになったときにお話いただけると思うんですね。
そういうことが思い当たらなくて・・・・、と言うお客様、結構多いんですよ。


実は色が抜ける原因は沢山あります。
まさかそんなことで?と言うこともあるんですよね。


よくありがちなのが、洗剤の入れ方を間違えて。
洗濯機に服を入れて、その上に洗剤をぱらっとかけている人、たまにいらっしゃるんじゃないでしょうか。
これ、ダメなんですね。
服の上にかかった洗剤が色を抜いてしまうことがあります。
今の洗濯機は洗剤の投入口がきちんとあるので、そこを使っていれば大丈夫なんですが・・・・・。


他にもありますよ。


除光液とかでもなりますし、パーマ屋さんでパーマかけてきた後なんかにも起こったりします。
消費生活センターで注意をしてね、と言う中には、バッテリー液とかも色が抜けてしまいます。

考えてみると、意外と洗剤成分が入ったものは周りにあふれているんですよね。
それが何かの拍子に服についてしまう、と言うことは往々にしてあるんでしょう。


まだまだ他にも原因となりえるものはありますよ。


紫外線、これも色を抜いてしまいます。

日に当たったらすぐ、と言うわけではありませんが、長期にわたり日に当たっていると徐々に色がはげていくんですよね。
そこに、汗の汚れなどがついていると、さらに加速していきます。

汗の成分にも色をはげさせる成分が入っていますね。
洗わないで置いてある服の色合いがおかしくなるのは、このせいです。


そして、意外と忘れちゃいけないのが、服自体に問題のあるケース。
これは、濃色系のものにありがちなんですが、きちんと色が染まっていないケースと言うのがあります。
きちんと染まっていないと、どうなるのか?

ちょっとした事で色がはげてしまったりするんです。
それこそ、普通に扱っていただけなのに、何で?と言うことがおきてしまいます・・・・。


通常は、そういう事がこらないように、きちんと染めたり、色止めといって染めた色が流れ出てこないように処理をするものなんです。
それを怠った商品も出回っていると言うこと、覚えて置いてくださいね。

こんな感じで、日常生活の中には色が抜ける可能性のあるものがかなりあります。
自分はそんなことしていない、と思っていても、どこかで付着していたりするので色が抜けるわけです。
原因は必ずあります。


クリーニング屋さんの中では、色を補正して元に戻してくれるお店もあります。
しみかな?色落ちかな?と思ったらクリーニング屋さんへ相談してみてくださいね。


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クリーニング | | | コメント (0) | トラックバック (0)

こうして誤解が広まっていく・・・・・。

クリーニング屋さんって、言葉が足りないんですよね。
そのため、要らぬ誤解をお客様に多く与えていると思うんです。


先日お店で仕上げをしていたときの話。


うちのお店は、カウンターのの一番近くに仕上げ台があります。
壁に向いて仕上げをしているのでお客様にはお尻を向けてしまい、申し訳ないんですが・・・・・。
でも、カウンターに近いおかげでお客様のお話がいろいろ聞けて重宝しているんです。


あるお客様がご来店。
僕は仕上げをしていて、母が接客をしていました。
ふとした会話の中から、クリーニングにはいろいろな展示会があるんだよ、と言う話になり、ここ数年春先におこなわれている、事故品の展示会に行っている、と言う話をしていたんです。


衣類の変化が一番出やすいのはクリーニングしたときなんです。
クリーニングが悪いこともあるし、服に問題があるときもある。
それら全部が、クリーニングしたときに表面化するので、常に最新の事故事例を勉強しておかないと、対策が取れません。
そこで、クリーニング屋さんの組合の研究所で鑑定をしている、問題のある商品たちを一堂に並べて展示会をしているんです。


母がその話をお客さんにしているときに、え?それっておかしいんじゃないの?と言う話をしだしました。
こんな感じで。

うちら、私たちは事故が多いから、事故品の展示会へ行くのよ。


おい、私たちって誤解を生むじゃないか・。
うちは事故ないぞ。(-_-;)
起こらないように常に細心の注意をしてきているのに・・・・。


これね、母が何を言いたかったのか?と言うと、クリーニング全体で、と言うことなんですよ。
消費生活センターへの相談件数もクリーニングは多いんです。
でも、それってクリーニングだけが悪いわけではないんですね。
先ほども書きましたが、衣類に事態に問題があって、クリーニングしたときに表面化するケースもよくあるんですよ。

クリーニング屋さんで、見つけるんですが、メーカーに問い合わせても対応してくれなかったりすると、消費生活センターへ行かなくては行けなくなるので、必然的に衣類のトラブルはクリーニング屋さんが多いように見えてしまうんです。

また、今回の話し方だと、松でうちが多いような話に聞こえるでしょう?
もうね、仕上げをしていて、あまりにびっくりして、、手を止めちゃいましたもん。


でも、こういうのって、うちだけの話じゃないんですよね。
クリーニング屋さん、よくこういう話をしてしまいます。

ドライで汗は落ちないよ、と言ってみたり。
汗落ちないなら、ドライクリーニングする必要ないじゃん?とおもいますよね。
でも、本当にクリーニング屋さんが言いたかったのは、水洗いに比べて、と言う意味で、まったく落ちないと言っているわけではないんです。
通常はドライクリーニングで十分でも、中には汚れすぎて水洗いのほうが適切なケースがある、それを説明するのに、言葉をはしょって説明するから、こんな表現になるんですね。

すると、ネットとかでドライクリーニングで汗は落ちないらしいよ、と書かれてしまうわけです・・・・・・・・・。

そろそろ、本格的に自分たちの話していることを、見直したほうがいいと思うんですよね。
お客様も不安になるし、誤解を与えちゃうし。
それで損をするのは、お客様なんですから。

国家資格を持って仕事をしているクリーニングさんには、正しい情報を伝える義務があると思うんだけどな。
それが有資格者の責任だと思います。


母には、その場で何がおかしいか、話しました。
やはり、と言うか案の定、そういう意味で言ったつもりはなかった、との事。

あぶないあぶない・・・・・。


なるべく誤解がない様に話すようにしないといけませんね。


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即日仕上がり出来るからって安心は禁物です。

クリーニング屋さんのサービスの中で、特急仕上げとか、即日仕上がりとか謳っているお店があります。
朝がして夕方ばっちり、とかね。

要は急ぎのクリーニングが出来ますよ、と言うことを伝えたいわけです。
しかし、このサービスがお客様に誤解を与えているようだ、と言うことに今日気付きました。


先日、礼服のクリーニングをお持ちになったお客様がいらっしゃったんです。
結婚式があるとかで、クリーニング屋さんに出せばすぐ出来るだろう、と、ぎりぎりまで礼服のクリーニングを出さなかったみたい。

ところが、お持ちになって礼服のクリーニングは時間がかかる説明を受けてびっくりしてしまったとか。
すぐ出来るだろう、と思っていたのに、間に合わない可能性もあったかと思うもうドキドキですよね。

何ですぐクリーニングできると思ったのか。


それが即日仕上げ、朝出して夕方仕上がり、の看板を見て、と言うことらしいんですね。
うちのお店にはそういうものは一切出していません。
急ぎもお受けしましが、受けられないものは受けられないと説明をします。

このお客様、他の店ののぼりや広告を見て、クリーニングって簡単なんだな、と思っていたんだそうです。


クリーニングって、そんなに簡単ではないんですよ。
確かに即日仕上げが出来る服もあります。
でも、出来ない服もある。
今回の礼服なんかは、出来ないもののひとつです。


なぜか?


洗って、仕上げる、これだけを見ると実は一日あれば余裕でクリーニングできるんですね。
ところが、服の性能を活かしたまま洗おうとすると、途端にクリーニングは難しくなるんです。

色の濃いものを、色の濃いまま洗って仕上げようとすると、普通に洗うことが出来なくなります。
こすれたり、もまれたりする時間が長くなればなるほど、細かい毛羽が出来、色が白っぽくなっていってしまう。
クリーニング屋さんはそれを知っているので、濃い色合いのものは、乾燥機にかけないで乾かそうとします。

ここに、時間がかかってしまうんですよ。


今回の礼服も、色の濃い黒。
洗うことは出来ても、乾燥工程に時間がかかってしまうため、急ぐことが出来ないんです。


また、礼服は着ていく場所が特殊なんですね。

お祝いにしろ、そうじゃない場所にしろ、みんな同じ黒を着て集まるんです。

つまり、比較されてしまうんですよ。

だから、礼服は手を抜けない、急げない、と言うことになってしまうんですね。

クリーニング屋さんもお金をいただいてクリーニングをしています。
手を抜いた仕事は出来ません。

お客さまも、お金を払ってクリーニングを依頼しています。
お金を払っているんだからそれに見合う価値ある仕事をしてもらわないと。

お客様もクリーニング屋さんも、求めているものは、プロならではの品質なんですね。


イベントや用事で必要な服をクリーニングに出したいときは、ぎりぎりではなく、早めにクリーニングに出すようにしましょう。
急ぎのクリーニングでは、細かい汚れまで対応できないこともしばしばあります。
念のため、万全を期して、早めにクリーニングにお持ちになっていただくと、きれいにしてお返ししてもらえると思います。


準備は速めに始めましょうね。

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飲み物、食べ物で汚れ方が変わりますね。

先週から暑い日が続いています。


湿気の多い日、気温の高い日、まだ梅雨明けの発表もないのにここ連日の30度越え。
熱中症になってしまったお客様もいたり、体への負担が一気に増していますよね。
早く体を真夏モードにしたいところ。


とにかく暑いですから、僕らも汗をかくんです。
しかも大量に。(笑)
ご来店くださったお客様はご存知ですが、うち、エアコンがないんですね。
ですから、お店の中は暑いまんまなんです。
そこで、アイロンを掛けたりしているわけですから、まあすごい汗が出るんですよ。


ここ数年、体に不調が起きていて、いろんなことに気を使っていました。
すると、汗をかいたときに違いが分かるようになります。

汗を大量にかいたときに出る、塩を吹かないんですよね。
食べ物の塩分を気にしながら生活をしていたんですが、かいた汗がしょっぱくないんです。
なので、乾いた後にできる白い塩の跡が出てこないんですよ。


塩分控えめは体にいいんですけどね、ここまで控えてしまうとそれはそれでまたよくないことが起こるもので。


今度は体がつり出すんです。


水を飲んでもおさまらず、塩分を取ることで体がつるのもおさまるから不思議。
人体ってすごいですよね。


さらに、塩分を取ると、今度はかいた汗がしょっぱくなる。(笑)
で、塩をふくようになるんです。


本当に体って不思議だと思います。

たとえば、 リポビタンDとかの栄養剤を飲んでいる方ですと。
ズボンの股間の辺りが黄色く変色していることがあります。
また、汗も少し違うんでしょうね、落ちが違ったり。


汗日と一言で言ってもずいぶん違うのかもしれませんね。

今はまだ、そこまでの細かい違いはクリーニングではききませんが、 もう少しいろんなことが解明されてくると、クリーニングのお預かりのときに、普段食べているもの、飲んでいるもの、薬の有無などを聞くような時代が来るかもしれません


それらを摂取していることでの、汗などの傾向を考慮して、クリーニングをするとか。

そんな時代が来るかもしれませんねえ。


今はまだ、流行の汚れがあるくらい。
ワインが流行ったこの数年は、Yシャツにワインのしみをつけてくる方が本当に多かったです。
僕らはニュースよりも先に服の汚れで流行を察知します。(笑)

流行ものはクリーニング屋で聞け!なんてなったりして。(笑)
そうなると面白いなあ。

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汚れは明るいところで確認しましょう。

集配をしていて、返ってきてから、ありゃー、と思うことがよくあります。
どんなときに多いか?


○日までに持ってきてくださいね、と言われた品物のときに、多いんです。


割と急いでいるときに多いですね。
具体的に書くと、玄関で預かったときには見えなかった汚れを、お店に帰って~検品したときに気付いたときにこう思うんですよね。


これを急がなきゃいけないのか、と。


クリーニングの納期は品物によってばらつきがあります。
特にうちのように、品物に合わせた洗い方をしているお店ですと、仕上がり日に大きな差が出ることもしばしば。

どうして差が出るのか?


ひとつは素材が理由なんですね。
乾燥機を使えない品物だったりすると、乾燥するのにそもそも日にちがかかってしまいます。
乾燥不足でお届けすると、いろいろと問題があるので、どうしても急ぐことが出来ません。


もうひとつ。
汚れ具合によって、納期に差が出来ることもよくあります。
一度で落ちてくれるのが理想ですが、中には何回かに分けてクリーニングすることも。
また染み抜きをやっているお店ですと、汚れの範囲によって差が出ますよね。


で、今回の話。
玄関ってね、暗くて色合いがよく分からないんですよ。
玄関で見たときは、普通に洗えばすむなあ、と思っていたのに、帰って来たらいたるところがしみだらけで一筋縄ではいかない商品だった、なんていうことはしょっちゅうあります。

納期にあわせてクリーニングをしますから、一度で落としきろうといろいろするんです。
でも、残ってしまうことがある。
そうなると時間との戦いですね、何とかして落とそうとぎりぎりまで洗ったりしています。


汚れを確認しようとしたとき、玄関などは不向きですね。
慌てて外へ出あたら汚い服だった、なんていうことになるかもしれません。

服が汚れているかどうか?確認したいときは、もっと明るい場所で見るようにしましょう。
自然の光が一番ですから、基本は外の光が入るところで。
慣れてくると、部屋の光d目お十分汚れているか?判別がつくようになります。


僕らが預かるまで、その服を着ていたんですよ。
ものすごい汚れていたら・・・・と思うとぞっとしますよね。


早く汚れに気づくことができれば、それだけ早くクリーニングも出来ますし、もっときれいにすることも出来ます。
汚れは明るいところで確認、覚えて置いてくださいね。


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こうして洗剤が増えていく・・・。

昨日、分倍河原のよし木さんへ一度行ったら混んでいまして、入れなかったので先に買い物を済ませに島忠まで行ったんです。


必要なものを見て回った後は、恒例の、何かないかな?とお探しタイム。(笑)
定期的にホームセンターなどは時間を作ってみて回るようにしているんです。


仕事で使えるものはないかな?

お客さんに紹介できるものはないかな?

便利なものはないかな?


と探しているんですね。
市場調査、と言う人もいます。(笑)


ペット用品のところを見ていると、なんと洗剤が売っているんですね。
ペットを洗う用の洗剤か?と思いきや、洗うのはペットの周りにあるもの。
ペットをふいたタオルなどを洗う専用の洗剤が売られているんですね。

面白いなあ、と見て回っていると、ホームセンターのいたるところに洗剤が売られています。


専用の洗剤が沢山あるんですよね。
で、洗剤を売っているコーナーに行くと、さらに色柄に分けてみたり、汚れの種類でわけてみたり、洗剤だけだこんなに沢山あるのか?と言うくらい沢山。

ふっと頭をよぎったのは、お客様のお宅へお伺いしたときに、チラッと見える洗剤の数。
たくさんあったなあ、と。


汚れがつきにくい、毛がつきにくい、などなど普段困っていることを解決できるように書かれています。
そりゃ、困っている人は思わず買っちゃいますよね。


洗剤ってそれだけ生活に密着しているんでしょう。


洗剤っていろいろなものが配合されて作られています。
すると、上記のように、特定のものに特化させることも出来るんです。
しかし、よく見てみると、専用とは名ばかりのものも合ったり・・・・。


毛が絡まないようにって・・・・・、柔軟剤じゃないの?とか。
繊維の表面をコーティングしているだけなんじゃないの、とか。
クリーニング屋ゆえに、なんとなくどんな成分でどんな効果が起こるのか?想像できちゃうんですよね。


キャッチコピーがうまい商品も本当に多いです。


クリーニング屋さんも、このくらいキャッチコピーがうまければなあ。
むかしから、早い安い白い、この三つが主なキャッチコピーだと言われてました。

クリーニング屋さんがやっていることは実は生活に便利な機能が結構含まれています。

汚れが落ちやすくなっていたり、においがしないようになっていたり、着易い様に滑りやすくなっていたり。
他にもあるんですよ。
でも、これらを当たり前としてやっているので、宣伝にはあまり使わないんです。


お客様の中に、敏感に感じ取る人がいらっしゃって、そういう人はクリーニングに出すと違う、とはっきりと言われます。

ねえ、もっと上手に宣伝すれば、ねえ。
クリーニング屋さん、おくゆかしいんでしょうね、きっと。(笑)

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久しぶりによし木さんに来ました。

子供たちのリクエストで、無事終了のよし木さんに来ました。


お昼くらいによると、満席で入れない。(^^;;
仕方ないので、所用を済ませて戻るとお昼の営業時間ギリギリになってしまい、慌てて入店です。(笑)






そばをお願いして、待っていると、そばを揚げたものが登場。
子供たち、一気に食べちゃいました。(笑)






そのあと、今日のお目当ての一つ、だし巻き卵が登場。
念のために2人まえ頼んだのに、これも瞬殺。Σ(゚д゚lll)





そりゃ、美味しいけどね、早すぎるって。


そして、僕が頼んだかき揚げせいろも登場。
安定の美味しさです。





美味しゅうございました。


最後にそば湯もいただいて。
とろとろのそば湯はここでしか飲めません。
これを飲むために来たと言っても過言でないくらい。

ごちそうさまでした。

近くにこう言う店があるのは本当にありがたいですね。
どんどん繁盛していってほしいです。

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自宅で洗うのとクリーニング屋さんで洗うのと、どちらが縮みやすいですか?

自宅で洗うのと、クリーニング屋さんで洗うのと、どちらが縮みやすいですか?


こんな質問をネットで見かけました。
クリーニングってどんなイメージなの?洗うってどんなイメージなの?そんな事を考えてしまうような質問。
でも、質問している方にとってはとても大事なことなんだと思います。


皆さん、服が縮む、と言うことを簡単に考えていると思うんですよね。


洗濯が悪い、クリーニングが悪い、服の質が悪い。
こんな感じで考えているんではないでしょうか?


縮むって一言で言っても、縮む理由にはいくつかあります。
あれでは縮んだけど、これでは縮まない、なんで?と思うかもしれませんが、その違いにはきちんとした理由があるんです。

けして偶然で縮んでいるわけではないんですよね。


で、先ほどの質問。
どちらが縮むのか?

洗い方が原因と仮定して考えると、水、しかも冷水で洗うと縮みづらいんですよね。
すると、自宅で洗ったほうが縮みにくい・・・・・と言えなくもないんですが、今度は汚れが落ちなくなる。

クリーニングだったら、お湯で洗い、アイロンで伸ばして仕上げるのでもとの寸法に戻るんです。

これはあくまでも、水で洗える服限定の話。
これが水で洗えない、と言われている服になると、途端にクリーニングのほうが縮みにくくなります。
やはり、ドライクリーニングが大きいんですよね。
原形を保ったまま洗えてしまうので、縮みなどが置きにくいんです。

最近ドライマークが洗える洗剤も、縮みを抑える成分が入っていますが、やはり水に溶かしているので影響がどうしても出る。
ここはドライクリーニングに軍配が上がります。

もし、洗い方に何のミスもないのに、縮むとしたら。


それは商品が悪いってことです。
服を作るときに、なるべく形態変化を起こさないように、生地は最初から縮ませています。
生地は作ってから一番初めの洗いが一番縮むんです。
だから、生地を作ってから一度洗うと、生地が安定して縮みにくい生地が出来上がります。

何らかの問題でこの作業をしていなかったり、生地のつくりが不安定だったりすると、縮むのを防ぐのが難しくなるんですね。


こういうのは家庭では見つけにくいと思います。
どうしてか?

洗いが安定していないからなんですよね。
僕らクリーニング屋さんは、基準の洗い方を持っています
それでおかしくなるようなら、商品がおかしい、とはっきりいえるんです。
最低限の耐久性も備えていないようなものは、服としての機能がない、と言えるだけの根拠を持って洗っています。

しかしご家庭では、中々そういえるだけの経験も知識もありません。
服がおかしいのか、洗い方がおかしいのか、判断は難しいでしょうね。


もし、縮むことを恐れているのなら、クリーニング屋さんに任せるのが安心かと思います。
洗い方よりも、仕上げ工程で元に戻してもらえるのはやはり強みです。
上手にアイロンを掛けるところは、買ったときよりも着心地がよくなるんですよ。

その分絶対お得。


ぜひ、クリーニングに出してみてくださいね。

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周りの人はシャツのシワを見ています。

興味深い記事を見つけました。


夏場のシャツをめぐる「戦い」 「ノーアイロンOK」でも油断禁物


熱くなるこの時期のワイシャツのシワについて書かれています。
ノーアイロンのYシャツが出て何年が経つでしょうか?
売り場の一部にしかなかった商品が、いまやノーアイロンばかりになる普通のワイシャツを探すほうが難しくなるなんて、誰が想像したか・・・・。
もう立派に、市民権を得ましたね。


ノーアイロン、形態安定加工、どれもネーミングもいい。
とても分かりやすいですし。
一目見て、どんなものか?わかります。


でも、ノーアイロンに安心してしまってシワだらけの人、結構いらっしゃいますよね。
当店の前を通る人たちも、結構な数の人がシワだらけのワイシャツを着ている人がいます
ノーアイロンと言うことで、安心しきっちゃっているんでしょうね。


記事にあるように、日とは周りの人が着ている服装を結構見ているんです。


きれいとか汚いとか、色合いがいいとか悪いとか、もっと単純におしゃれとかおしゃれじゃないとか。
口に出さないだけで、ぱっと見ていろいろと判断しています。


シワのある服はかなり気になるんじゃないでしょうか。
そして、ある意味、汚れている服と同じくらい、だらしなく見えてしまうんでしょうね。
記事を書いた人も、ちょっとアイロンを掛ければいいのに・・・・、と言ってますし。
そのちょっとの違いで、印象ががらりと変わる、ということは確かにあります。


ノーアイロンのことはもう何年も前にここで取り上げましたが、もう一度おさらいしておきましょう。
ノーアイロンのワイシャツの特徴をしっかりと覚えておくと、長持ちさせることも出来ます。


ノーアイロンのシャツは、実は永久的にノーアイロンでいいというわけではありません。
ノーアイロンで着ることができるのは、せいぜい10回程度の洗濯まで。
洗い方によって、これ以下にもなりますし、上手に洗うと20回ほどの洗濯に耐えられます。
それ以降は、しわが伸びてくれず、普通のシャツと同じようにシワがついてままになってしまうんです


まず、ここだけ覚えて置いてください。
ノーアイロンは、10回前後の洗濯でしわが伸びなくなる、と。


なるべくノーアイロンを長持ちさせたいときは、脱水をなるべく短時間にすること。
15秒ほど脱水したらとめて、干すと長持ちします。
水が滴るくらいなのですが、それで大丈夫ですので試してみてください。
それでも、形態安定の加工は取れてしまいますから、過信はしないように。

結局、アイロンが必要になってしまうノーアイロンのワイシャツですが、僕なら自分でアイロンを掛けずにクリーニング屋さんに出します。


理由は簡単、家でアイロンをちょっと掛ければ・・・・・、と言うのでは伸びないから。
伸びない理由も簡単で、家にある道具では伸ばせないんです。


よくアイロンに関して、クリーニング屋さんみたいにスチームが沢山出れば・・・・とか、アイロンが違うから・・・・・とかおっしゃる方がいますから、そうではないんですよ。
クリーニング屋さんが何が違うって、アイロン台が違うんですね。
このアイロン台があるから、きれいに伸びてくれて、いくらがんばっても家庭で同じものを再現できないんですね。
だから僕ならクリーニング屋さんに出してしまいます。


自分の労力もそうですし、品質も違いますし、なにより、きちんとすることで周りの印象がよくならそこはお金をかけるべき場所だな、と。


子供のころはね、着ている物よりも中身を見てくれ、なんて強がっていましたが、きちんとすしていると言うことは中身がそうだから、といてるんですよね。
服装を整えるってとても大変なことです。
それをきちんとできるってどれだけまめなのよ、と思いますから。

だからこそ、ビジネスマンになると、服装に気を使う人が増えて来るんだと思います。

会社に行く前に、鏡を見てみましょう。
自分が着ている服がどう見えるか?ちょっと気にしてみるといいかもしれませんね。


ビジネスマンは、かっこよく、いや、大人はかっこよくいなきゃ。(笑)
子供たちに大人っていいなあと憧れさせてやりましょう。(笑)


一伸ドライクリーニング店 
カシミヤ・アンゴラ専門店 カシミヤクリーニング.COM
東京都府中市住吉町2-17-13
工藤隆史
TEL 042-362-6470
定休日 日曜日
営業時間
朝8:00~夜10:00
★宅配も随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
参考エリア 府中市 小金井市 国分寺市 国立市 三鷹市 調布市 多摩市 稲城市 他
詳しい集配エリアはこちら。

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頂き物。

僕は、接骨院に行くと仮の名前があります。(笑)
接骨音の院長が書いてるブログに小説のような連載ものがあり、そこに出てるんですね。

千さん、もしくは、拓哉さん、と呼ばれたりしてます。


はい、せんたくや、ですね。(笑)
院長、うまい。(笑)


ここ、仕事が忙しかったのと、雨が降ったりでなかなか接骨院に行けなかったんです。
雨が降ると、子供たちの柔道の送り迎えがあります。


水曜日の午前中、時間を作りまして接骨院に行くと、治療に入る前に、預かっているものがある、と院長が。

なにかな?と思っていただいたのはこれでした。








マヨネーズ。
どなたからですか?と聞くと、前にクッキーをいただいた方からでした。
すぐ、ピーン!来まして、これ、仙川のキューピーのじゃないですか?と。

この中河原にもキューピーがありますが、今、マヨネーズは仙川と聞いたことがあるので、すぐにピンと来たんですね。



僕はサプライズ好きなので、誰かにプレゼントしたり、驚かせたりするのが好きなのですが、自分がしてもらうと照れてしまうもんなんですね。
でも、誰かが、こうして気にしてくれるというのはとても嬉しいんだな、と思います。


本当にありがとうございます。
マヨネーズ、子供達に取られないように、食べますね。(笑)

いつか、また接骨院で会えるのを楽しみにしています。


お店や病院にはカラーがあって、そこにあった人が集まる傾向があります。

僕が接骨院に通っていて、患者さん同士で嫌な思いをしたことがありません。
それは、通ってきてる人たちがいい人が多いからなんだと思います。

それは、ひいては院長の人柄なんだと思います。
街の中には、治療とは名ばかりの慰安を目的とした接骨院が多い中、治すために、いつも一生懸命治療してくれるから、その気持ちがわかる人が集まってきてるんでしょうね。

おかげさまで僕も今年に入ってからようやく大きな怪我をしなくなりました。
去年までを思うとね…、今年は本当に安心して仕事ができます。

体は資本、とはよく言ったもので。
きちんとメンテナンスをしつつ、仕事に頑張りましょう。

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ドライクリーニングのデマ。これは嘘ですよ。

ドライクリーニングって、かなり誤解を受けています。
特に最近は、スーツの取り扱いを説明しているサイトで、いろんな間違いを見かけます。

もうね、僕らクリーニング師が見たら、鼻で笑っちゃうような話ばかり。
何でそんな話になる?どこから仕入れてきたの?知ったかぶりをしてるでしょう?

そんな話ばかり。

クリーニング屋さんもね、そういう記事を見かけたら、見逃さないで訂正してあげればいいのに、と思います。
また、書く側も、もう少しきちんと調べてから書くようにすればいいのになあ、と。

先日見つけて何を言ってるんだ?と思ったのはこれでした。

ドライクリーニングには何種類かあって、品物によって使い分けている、と。

確かにドライクリーニングには種類があります。
その種類とは、洗う液体が違うんです。
僕らは、洗う液体の事を、溶剤、と呼びます。
汚れを溶かすために使う液体のことですね。
これに、種類があるんです。


万能タイプのものから、汚れに強力に効くもの、デリケートなものに特化しているもの、各々特徴があるんですね。
しかし、どれも一長一短があるんです。


もし、使い分けることが出来たら、確かにいいのかもしれません。
でも、実際はドライクリーニングの機械を複数所有しているクリーニング屋さんは、大手チェーン店だけです。
しかもかなり大きな。

どうしてか?


ひとつは、ドライクリーニングの機械、とても高いんですよ。
何台も買うなんて大変。
全部を満遍なく使えればいいんですが、どうしても品物は偏ります。
必要だけど、機械を買うと割高になってしまう、と言うことが起きてしまうんですね。


もうひとつ、機械を設置する場所がないんです。
地方へ行くと、個人のクリーニング屋さんでも広い工場でやっているところがありますが、やはり少数派。
その町の大手といわれるクリーニング屋さんでも、工場は狭かったりするので、ドライクリーニングの機械を複数所有するのは難しいんです。


デカいんですよ、ドライクリーニングの機械って。
簡単に入れることは出来ません。


では、扱いの違う品物をどうやって洗っているのか?


クリーニング屋さんは選んだ溶剤の種類にあった機械を一台所有しています。
それを使って、上手に洗っていくんです。
洗浄時間を変えたり、溶剤の温度を調節したりすることで、洗うのが難しい衣類を洗えるようにしています。
また、洗浄力をあげる為にドライクリーニング用の洗剤を開発したりして、洗浄力をあげているんです。


前にも書きましたが、ドライクリーニングでは汗の汚れは落ちません、とよく見かけますが、これもデマ。
このデマのひどいところは、クリーニング屋さんも言っている人がいるところなんですね。
もうね、自分が言ったことに責任を持ちなさいと説教したくなるくらい。


ドライクリーニングで汗が落ちないと言っている人たちは、ものすごく汗で汚れた服はドライクリーニングでは落ちません、と言ってるんです。
そりゃ、そこまで汗で汚れきった服は、水洗いのほうが適しています。
でも、普通に汚れている服ならドライクリーニングで十分きれいになります。


逆もいえるんですよ?


油汚れがついた服を水洗いするときに、少しなら十分水でも油汚れは落とすことが出来ます。
でも、油まみれになっている服だったら、ドライクリーニングで洗えば一発、です。


ドライクリーニングと水洗い、各々得意分野があるので、得意分野の汚れが大量についているときは、その効果を如何なく発揮しますが、普通のものならどちらでも落とすことが出来るものなんですよ。


クリーニングを、単なる感覚で、よく知りもしないでやっている仕事だと思われているのかなあ、とたまに思ったりします。
どの職業もそうですが、いまや科学的な根拠があって、いろいろ判った中で仕事をしていると思うんです。

何でかわからないけど、こうなんだよね、と言うことはほとんどありません。
新しい発見をしたときはありますが、すぐにその理由は解明されます。


どんな仕事もそうですけど、勉強は常にしていないとだめですし、長年の経験や勘も大事、さらにそれを補助する科学的な知識も大事、になってきているんだと思いますよ。

服が縮むのにも原理があります。
理屈があるんです。
汚れが落ちるのにも理屈があります。
これらをきちんと学んで、クリーニング師として働いているんですよ。


もし、疑問に思うことがあったら、クリーニング屋さんに聞いてみてください。
できれば、個人で経営されているお店で。
パートさんやアルバイトでは関っていると言うだけで、きちんとしたことを知らない人もいます。
クリーニング師の国家資格を持っている人なら、普通に答えてくれますから。


ネットの情報もね、せっかくいいものを作ろうとしているんだから、もっと調べてからやればいいのに。
似たようなサイトから引っ張ってきてよく考えもせずに載せるから間違いがどんどん広まって言っちゃうんですよね。


そんなの、ダメダメ~。
ちゃんとしたサイトが出てきてくれることを祈ってます。

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洗いが違うとこんなにも差が出る。

今年は沢山の作業着を預かって来ては洗って仕上げております。


僕が今お伺いしているところは主にゼネコンさんなんですが、ゼネコンさんって面白いんですよね。
ひとつの現場にずっといるわけではなく、何箇所かを掛け持ちして皆さん働いているんです。
中には同じ現場で最後まで仕事をし、終わったら次の現場へ、と言う人もいます。

同じ建設会社さんの違う現場さんへ行っていると、あれ?この人の作業着は別のところで見たけど?と言うことがしばしば起こるんです。


預かってくる作業着も、いろんな現場さんを回って今うちへクリーニングにやってきています。


・・・・、と言うことは、他のクリーニング屋さんにも行っている、と言うことですよね。(笑)

作業着を預かるときは、ものすごく汚れているんですが、その状態でもどんな風に洗われてどんな風に仕上げられたのか、僕らクリーニング屋さんは分かるんです。

洗いなんて変わらないでしょ?
クリーニングなんてどこも同じじゃん?


そう思っている方も多いでしょう。

違うと言っても汚れ落ちの差でしょ?


そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。


違うんですよ。
沢山の作業着を預かってくると、その中で他とは明らかに違う作業着が混ざってくるんですね。
何が違うのか?


色が違うんです。

同じ作業着なんですよ、色も形も。
なのに、色が違う。
一着だけものすごく薄いんです。

単なる着すぎでしょう?


いやいや、これは違いますね、着すぎの場合、特定のところが顕著に薄くなります。
全体的に薄くなっているのは、別に原因があるから。


・・・・・・・・・・、洗いの差ですね。

いい悪いで言っているんじゃないんです、何を落とすか?と言う違い。
そして、汚れを落とすために選ぶ洗剤の違いだったりします。


僕らはクリーニング師ですから、服の状態を見れば、おおよそどういう風に扱われてきたのか?見当がつきます。
どうやったら、この状態になるか?分かっているんですよ。


わかっているから、そういう状態にならないように注意をしながらクリーニングをする、と言うことなんです。


作業着ですからね、まずは汚れを徹底的に落とすことを主眼に置くと、強い洗剤を選びがちなんです。
これもある意味間違いではない。
でも、昨今のゼネコンの現場は、作業着の姿でいろんな人に会うことが多くなっています。
きれいになるだけでなく、あまり着古した感じが出てしまっても問題なんです。


うちの作業着のクリーニングは、そういう意味では作業着なのに、洗いも仕上げも丁寧なんですよ。
きれいにして、その作業着を使うシーンで最もいい形はどれか?を想像しながら洗っていますから。

こうして、品物を見るとどんな扱いをされたか?おおよそ分かるので、お客様からのお問い合わせにも答えることが出来るんです。
他の可能性もあるので、いろいろと質問はさせていただきますが、それらの答えと品物から、いろんなことを読み取ることが出来ます。


クリーニング後の品物のことで、何か知りたいことがあったら、ぜひお問い合わせください。
出来れば品物をおもちになっていただいて。
電話での質問にもお答えしますが、現物があったほうがより詳しく説明できると思います。


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開いてるときは遠慮なくどうぞ。

ここ、とても忙しいんです。
衣替えも一息つき、どこのクリーニング屋さんもだんだんと仕事が少なくなってきている時期なんです・・・・・・、が、うちはまだ忙しくさせてもらっています。

とある現場さんの作業着が沢山出ているんです。


この暑さに雨、そして湿気。
作業着を着られている方々も、気持ち悪いと思うんですよね。
作業着のクリーニングが出ているので、忙しいんです。
作業着はすべてて仕上げなので、出たら、出たぶんだけ手仕上げをして行くます。

今日も、先週沢山お預かりしてきて、朝からずっと仕上げをしていました。


・・・・・手仕上げは時間がかかりますからね、当然終わりません。

閉店時間までに終わるかなあ?と思っていたら、閉店時間を過ぎてもまだ仕事が終わりませんでした。
仕事が終わらなければ、お店をあけたまま仕事をします。
エアコンなどが効くような仕事場ではないので、基本窓を全開にして空気の入れ替えで暑さをしのいでいます。
仕上げをする、と言う事は換気が必要と言うことなんです。


22時半ごろ、お客様が、そろーっとお店に入ってきました。

い、いいですか?

となんだか申し訳なさそう。(笑)
お店が開いているので、ぜんぜんかまわないのですが、閉店時間を過ぎているのでお客様が気を使ってくれたみたいです。

お店が開いていたら、遠慮なく入ってきてくれて大丈夫です!

上でもかきましたが、仕事をしていればお店を開けます。
それは深夜でもそうですし、早朝でも同じです。


これから梅雨が明けたら、日中暑くて仕事にならないと判断すると、朝早くからお店を開けて仕上げをすることもあります。

また、夕方から夜にかけて、涼しくなってきてから仕上げをすることもあります。
閉店時間を過ぎても開けてまま、何てこともあります。

そんなときは遠慮なく、入ってきていただいて大丈夫です。

ああ、あいてるんだな、位の気持ちで。(笑)


皆さんのご来店、お待ちしてますよ。

今日はとても疲れました。
たぶん・・・・・、明日はもっと沢山の作業着が出るでしょう。
しばらく、がんばらないといけないな・・・・・。


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信用がない。(; ̄ェ ̄)

世の中の旦那さんはどこまで奥さんから信用されてるんでしょうか?


この数日、嫁さんの調子があまり良くなかったみたいなんですね。
いま、微妙に風邪が流行ってるようで、喉が痛い、熱が出る、咳が出る、そんな人が結構いらっしゃいます。

嫁さんも風邪のようで喉が痛い、と。
さらに、連日の湿気で汗を尋常じゃないくらいかいてますから体調が悪いらしいんですね。

そんな中でも、生活していかなければいけませんから、買い物などしなくてはいけないわけです。

我が家では、二週に一度、まとめて買い物に行っています。
今日が買い物の日だったらしいのです。

が、調子が悪そうな様子を見てると、買い物いくのは大変じゃないの?と思ったわけです。
で、行ってこようか?と聞いてみたら…、


行かなくていい。(; ̄ェ ̄)



もう、間髪入れずとはまさにこの事、と言わんばかりの反応の速さ。Σ(゚д゚lll)

なんで?と聞くと、余計なものを買ってくるから、だそうで。
確かにね、男の人の買い物は目に付いたものを買い物かごに入れてしまう癖があります。(笑)
それは認める、でも、必要なものだけ買って来いと言われたら、言われた通りにやるじゃないですか。

子供じゃあるまいし。

なのに、何度言っても、いらない、いかなくていい、自分がいく、の一点張り。(; ̄ェ ̄)



ここまで来ると、いかに自分が信用されてないか、嫌という程、身にしみます。ヽ(´o`;



他のうちのお父さんはここまで拒絶されるのかなあ、なんて思いながら、家で子供達とお留守番。
雨も降ってますからおとなしくしてましょうかね。


信用ないんだなあ…。(; ̄ェ ̄)


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新しい洗濯絵表示とJAPANブランド。 その2

昨日の話しの続きです。


洗濯絵表示が来年変わります。


今回の改正で、かなりアパレルさんに厳し目の改正となるようなことが分かったときに、若干の不安がよぎりました。
それは、きちんとテストをするのかな?という事と、表示どおりでは洗えません、とつけてくるんではないかな?という事でした。

順を追って説明しますね。


今回の改正では、単に絵表示が変わるだけでなく、絵表示をつけるためのテストの内容も結構違うものになっています。
つまり、今までドライクリーニングが出来る、という表示がついていたとしても、そのまま新しい表示でドライクリーニングが出来る、という表示をつけるわけには行かないんです。


テスト内容が違いますからね。
やはりちゃんとテストをしなければつけることが出来ません。


しかし、今までのことを考えると、ルールはルールだけど・・・・・、とやる業者が出てくるんじゃないのかな?という思いがどうしても頭をよぎります。
そう、いままでも、絵表示を適当につけていた業者、結構いたんですよ。


よくある話が、水洗いできるのに、ドライクリーニングを指定するとか。

本来、洗えるか洗えないか、の表示であるはずなのに、洗えるのに洗えないという表示をつけている服って結構あるんです。
汚れによって、洗い方を変えていると、しばしばこの問題に直面します。
そして、メーカーに電話。
返ってくる答えは、それで水洗いできない表示をつけるなよ、というものばかり。

ルールもへったくれもありません。

そんな思いをしてきているので、若干疑いの目で見てしまう自分がいます。


もうひとつ、もしテストで洗えないという結果が出たら、どうするのか?と思うんですね。
結構厳し目の今回のテスト内容、僕らクリーニング屋さんでも、ここまで激しく洗いません、というような内容でテストをしています。
すると、品物によっては、洗えるという表示がつけられないケースも出てくるんです。

そのとき、アパレルはどうするのか?


洗えないものは洗えないんだから、表示の範囲では洗えないということで、洗えないとつけるのか。


洗えるように商品を作り変えるように研究するのか?


どちらなのか。
今までのアパレルの歴史を考えると、後者は無いんです。

服と言うものは、着用して、洗って、また着用する。
このサイクルを繰り返すように出来ています。
つまり、洗って再生できなければいけないって事なんですね。

すると、この考えで行くと、商品の企画の段階で、洗えるように考えて作られなければいけない、ということになります。
ところが、実際は、というと、洗えないように作られている商品が非常に多い。


何でここにこんな余計なものがついているんだ?というもの。
ここにこれを使わなければ、普通に洗えるのに、というもの。
思いっきり汗がつくのに、水洗いできないっておかしいよ、というもの。


こういう商品が本当に多かったんです。
つまり、洗えるように作られていなかった、ということなんですね。

そう考えてみると、新しい洗濯表示に変わっても、洗えないと平気でつけてくるんではないか?とどうしても勘繰ってしまいます。

そこに、一筋の光明が出てきました。

今回の洗濯絵表示の改正、かなり深くまで突っ込んで作り直されているようなんですね。


新しい洗濯絵表示をつけるための、テストの内容が書かれている文章の中に、こんなことが書かれているそうです。

なるべく洗えない、という商品は作らない、と。

洗えないと安易につけるな、ということらしいんですね。
これはとてもうれしい情報。
表示のルール内では洗えません、後はクリーニング屋さんが判断して洗ってください、こんな事がなくなるわけです。
僕らも安心して洗うことが出来ます。


さらに、もうひとつ突っ込んだ内容が。

品物によって、汚れ方が違うのだからそれを考慮して、作りなさい、と。

これ画期的なんですよ。
どういう事か、と言いますとね、汚れることを想定して、その汚れを落とせるように作りなさい、と言うことなんです。

たとえば、作業着とワイシャツでは汚れ方がぜんぜん違いますね。
同じように洗っていては、作業着はきれいになりません。
ワイシャツに比べ、作業着の汚れを落とすほうが力が必要なので、丈夫でなければいけないんです。

これを見越して、ワイシャツと作業着ではつくりを変えなさい、と言うことなんだと思います。


これをアパレルさんが守ってくれると、服のつくりがガラッと変わります。


企画の段階で、洗うことを想定して、作り上げていきます。
汚れ具合を想像し、その汚れを落とすために必要な洗浄力を考え、必要なだけの強度を服に持たせる。
すると、洗っても平気なよく出来た服が出来上がります。


これって、うまくいけば、アパレルとクリーニング屋のイノベーションになると思うんですよ。


今までの常識を覆す、世紀の発明になるんじゃないか、と思うんです。

汚れを想定して必要な強度を考える・・・・・、これってクリーニング屋さんと協力しないと分かりませんよね?
今まではクリーニング屋さんは、アパレルさんから、川向こうと言われていました。

企画、繊維、染色、縫製などは川上、川中、川下と呼んでいて、ひとつの流れの中にある、と。
それに対して、クリーニング屋さんは、川向こうなのだ、と。
流れの中にいない、と言われていたんです。


それが、今回の改正によって、同じ目的のために協力して製品を作っていけるのであれば、まさにイノベーションになると思います。

クリーニングにイノベーションを、と言う人がちょっと前からいて、その人たちの話に実はなんとなく違和感を覚えていたんです。
そういう人たちが決まっていうのは、クリーニングを必要としない服がイノベーションだ、と。

汚れをはじく、自動的にきれいになる、これらが搭載された服が出来れば、それがイノベーションだと言います。

僕は違うと思うんですね。
それは、一見便利そうだけど、体への負担がまったく考えられていない。

服が汚れないのは理想だけど、逆に服が汚れてくれないと困ることも沢山あるんですね。


汗をかいても服が吸ってくれなければ、体はとても不快感です。
汚れをはじくと言うことは、汗も吸いません。
服が体につく悪いものを吸収してくれて、僕らは快適に過ごせているわけです。

なら、本当のイノベーションとは何なのか?


汚れたものが安心安全にきれいにすることが出来る様になるのが一番だと思うんです。
その本来の機能の上で、着心地や風合い、おしゃれ感などを損なわずに作れたら、最高です。

今までは、何かを得るためには何かを捨てなければいけなかった。


水で洗えるスーツを作ると、デザインがいまいちだったら風合いがちょっとだったり。
安っぽく見えちゃうんですよね。
このように何かを得るためには、何かを捨てなければいけなかったんです。


もし、何も捨てないで、服本来の機能を持ちつつ、さらにおしゃれに出来たなら。
それは、新しいJAPANブランド、と言えるんじゃないか、と思うんですよ。


日本だから出来た技術、やはり日本だ、と世界に誇れる技術になるんではないか、と思います。

本当のイノベーションとは、突拍子も無いものではなく、本来の機能を備えつつ、さらに新しい一歩を踏み出すことではないか、と思うんです。


今回の新しい洗濯絵表示、中々厳しいことが多いですが、一つ一つ乗り越えて、いいきっかけになっていくことを願っています。

願わくば、本当にJAPANブランド、として、世界に発信できるような開発に発展して行ってくれるといいなあと思いますね。


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新しい洗濯絵表示とJAPANブランド。 その1

来年、今まで使われていた洗濯絵表示が変わります。
新しい企画になるんですが、以前ニュースで取り上げられたりしたので、知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

結構、変わってしまうので、今ざわざわと騒ぎ始めています。
クリーニング屋さんの中でも、変わる洗濯絵表示についていろいろと調べている人がいたり、それについて話し合いがおこなわれたり、結構活発なようです。


何で、洗濯絵表示が変わるのか?


ひとつは、国際基準に合わせることが目的なんですね。
今までの洗濯表示は国内での独自基準だったので、輸出入の際、結構大変だったんです。
輸入したものも、日本用の表示に付け直さなければいけなかったりしますし、それにあわせてテストもしなければいけません。

洗濯絵表示を統一することで、何の障害もなしに輸出入できるようになります。


もうひとつ、今までの洗濯絵表示は、家庭での洗濯しか対象にされていませんでした。
ドライクリーニングが出来るとかできないとか、かかれていても、それは僕らクリーニング屋さん向けにつけられたものではないので、実は意味が無かったりします。

表示どおりに洗って変化が起こったとしても、メーカーさんへ問い合わせても、その表示はクリーニング屋さん向けのものではありませんから、とぴしゃっと断られることもしばしば。

これが改善され、僕らクリーニング業者向けの表示もつけられることになったんです
これはかなりの進歩ですよね。

変わる、ということは、それに対応しなければいけませんね。
ただ、表示の柄が変わるだけではないので、きちんと理解して、対応させなければいけない。
とくに、今回の改正では、製品でのテストもしなければいけないようなので、アパレルさんは大変だと思います。

今までは、テストをしていなかったものも多くあったんですよ。

びっくりでしょ?


でも、本当の話。
生地でテストをしていれば、商品が作りあがった後にテストをしなくてもよかったんです。
でも、服になるのに生地だけでは服は出来ません。
ボタンや芯地、バックルなどの装飾品など、服を構成するものは沢山あります。
それらが一緒になった製品で洗えるか?が大事なんですが、今までは生地だけを見てつけられていたんですね。


新しい洗濯表示から製品tネストをしなければいけなくなるので、大慌てなんですね。


で、テストはとても厳密なんですよ。
込まなく決まりがあるんですが、その方法を入手した方がいらっしゃいましてお話を伺ったんですが、そりゃクリーニング屋さんでさえ厳しいな、と思うような内容。
でも、これで製品がクリアすれば、僕らも安心して洗うことが出来る、といったような内容。
それほど、きびしめのテストなんです。


ただ、ひとつ、気になることも。

テストはテスト、もし、ちゃんとやらなかったら?
また、テストの結果が悪くても、この商品は洗えません、と洗濯表示をつけちゃったら?

僕らには手出しも出来なくなります

きちんとやってくれるのか?
もし、テストでいい評価が出なかったとき、商品を作り直すのか、そのまま洗えない商品として出すのか。


大きな問題です。


新しい洗濯表示のテスト方法を入手した方とお話をしていて、今回の洗濯絵表示の改正がもっと深い意味を持っている、ということに気付くことになりました。


それは???

続きはまた明日。


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ドライクリーニングで汗の汚れが落ちない?デマこくんでねえ!

たまに目にして、それおかしいよね、と思うことがあります。


ドライクリーニングでは汗は落ちません。


たまにこういう書き込みをしている人がいますね。
なかには、クリーニング屋さんを名乗る人でもこんなことを言う人がいます。


もうね、素人が誤解しているのなら百歩譲って仕方ないかな、と思いますが、プロを名乗る人がそれって何なのよ、と。
本庁にクリーニング師として必要な知識を持っているの?と思ってしまいますね。


ドライクリーニングで水溶性の汚れが落ちない、という人たちの根拠は、実にシンプル。
灯油のような油で洗っているんだから、水は落ちるはずが無い。
水と油は相性が悪いので、落ちない、というんですね。


反論しましょう。

なら、家庭での水洗いでも当然油のしみは落ちませんよね?
でも、皆さん記憶のどこかにあるはずです。
フライパンや皿についた、料理の油、あれって何できれいにしていますか?


水と、中性洗剤でしょう?


もし、油と水が相性悪いから落ちないというのであれば、食器やフライパンの汚れも落ちません。
また、服についた汚れも、当然落ちませんよね?
でも、洗剤のCMで、油汚れが浮き出て落ちる様子を見たことがある人は沢山いらっしゃると思います。


そう、油と水、相反するものですが、落ちるんですよ。


もし、プロでドライクリーニングでは水溶性の汚れは落ちない、といっている人がいたら、それは不勉強なだけです。

ドライクリーニングをただ油で洗っていると思っているかもしれませんが、実際には汚れを落とすために洗剤を投入しています。
ドライクリーニング用の洗剤がありまして、それを適宜投入しているんですね。
さらに、水分もほんのちょっと添加。
この極微量の水分が、ドライクリーニングで汗の汚れも落としてくれるようになるんです。

最近ねえ、ちょっと危惧していることがありましてね。
それは、クリーニング屋さんが洗いの可能性を忘れかけていることなんです。


水洗いにしろ、ドライクリーニングにしろ、洗い方によって洗浄力がかなり違います。
洗っても落ちない、と思い込んでいる人が結構いるんですよ。
でも、それは洗い方が悪いのであって、きちんと洗うと、本当にきれいになるんです。

そりゃ、家庭用の自動洗濯機のように、洗剤入れてボタンを押して、なんていうやり方ではきれいになりません。
衣類に合わせて、汚れにあわせて、クリーニングすると、洗うだけで十分きれいになるんですよ。


これを知らないクリーニング屋さんが増えちゃったなあ、と少し懸念をしています。


洗いを重要視しない代わりに、染み抜きを勉強していて、結果的にきれいにしているんで、仕事自体はいいんです
でも、そういう人たちは、上に上げたように、ドライで汚れは落ちない、ということがある。
そこがとても残念なんですね。

ドライクリーニングの誤解、本当にひどい広まり方をしています。
ひとつは、僕らがきちんと情報発信をしてこなかったから。
表面的な情報から、推測でものを言われてしまうのは、きちんとした情報を流していないからですね。

正しい情報を流しましょう。

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身だしなみと認知症。

高齢化社会だな、と思うことが最近あります。


テレビの特集が老人向けだったり、雑誌の内容が老人向けだったり。
こんなところからも、今多いのは高齢者なんだなあと思うんです。


先日、ある冊子が届きました。
そこの中に、認知症かな?と思ったときは、というチェックがあったんです。


物忘れがあるとか、よく聞く話が書いてあるなあと呼んでいると、身だしなみについても書いてありました。


認知症になると、身だしなみに気を使わなくなるんだそうです。

たとえば、同じ服をずっと着続けるとか。
たとえば、洗濯しないでき続けるとか。
たとえば、しみや汚れがひどいのに着続けるとか。

こういうのが顕著になってくると、認知症の疑うが出るんだそうです。


身だしなみを整えるって、普通の出来事なんですね。
普通の出来事に注意を払わなくなるって怖いんだな。


クリーニングの集配に回っていると、お年寄りの服を預かることがよくあります。


不思議なもので、僕の感覚ですと、若い人よりも高齢者のほうが余程きれい好きです。
衣替えにはきちんとクリーニングをするし、服もそれなりの数を持っています。

ただ、持っているのに、着る服はほぼ決まっていることが多いんです。
ですから、クリーニングもお急ぎになります。
着やすいんでしょうかね。


認知症は何も高齢者ばかりがなるわけではありません。
若い人も、十分なりえる病気です。


もし、周りの人が身だしなみに気を使わなくなったら、気に掛けてあげてくださいね。
いつもきれいにしていた人なのに、おかしいなあと思ったら、要注意です。

一伸ドライクリーニング店 
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