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なんで勉強をするのか?

クリーニングの勉強をずっとしてきました。
関連することはしらみつぶしに。


例えば、繊維の勉強から加工の話、洗浄理論や洗剤の話。
やろうと思えばたくさんあるのが、クリーニングなんです。



やはり、職人の世界なので、現場の叩き上げというものも存在します。
手に職をつける、と言いますが、クリーニングも同じで、現場で作業するのが実は一番勉強になります。


繊維も、触って、見て。
同じ繊維でも編み方織り方で全く違う顔を見せるんです。
手で触って勉強をすると情報量が違うんですよね。


それでも、他に知らないことがないか?もっと細かい情報がないか?調べていました。
今も、気になると調べますし、定期的に情報が更新されてないか、調べます。


20年近く、クリーニングの仕事に携わってきてるのに、です。


なんで勉強をするのか。



それは、不安だからなんですよね。
もし、クリーニングという仕事が、何かを作るものだったりしてたら、ここまで勉強はしなかったかも知れません。


勉強をする動機の一つに、お客様の衣類を預かっている、ということが大きく影響をしています。


つまり、その商品は、唯一無二な商品、という事なんです。
メーカーに問い合わせれば、同じ商品はあると思いますよ?
でも、お客様が着用し、思い出や思い入れなどが入ってしまった時点で、唯一無二の存在になるんです。


何かあったら、同じものが用意できない、そういう気持ちは常に持っています。


現実には、破損や紛失などがあれば、同じ商品を取り寄せたり、代替品で御納得いただいたり、と別の方法でお客様とお話をさせてもらうのですが、そうならないためにも、事故を起こさないだけの知識や技術を持っていたい、という気持ちがあるんです。


こう考えると、まず思いつくのが、繊維を深く知れば事故など起こさないのではないか、と一生懸命勉強をするわけです。

でも、クリーニングの勉強の中でする、繊維の勉強は基本的な話が多くて、それを現場に活かすにはまた違った見方や考え方をしないと使えない。
覚えた知識を現場で使えるように、変換するのにかなり時間を使いました。

そして、次に思い付くのが洗剤や洗浄理論の勉強。


いい洗剤はないか、画期的な洗浄方法はないか、勉強しまくります。
狭いようで広い日本、地方には誰も見た事がないような洗浄理論を使ったクリーニングをしているところもあるんですよね。

また、細長い国ですから、気温差もある。
すると、地方と東京では、条件が違うため洗い方にと違いがあったり。


そんなのを調べては、うちでは活かせないか?と常に勉強をしていました。


人生常に勉強だ、と言いますが、まさにそれなんですよね。
あたらしい服が出れば知らないと洗えない。
画期的な洗剤が出来れば、洗い方が変わる事もある。


常にアンテナを張っている事はとても大事なんです。


仕事の時も、プライベートの時間も、常に仕事の事を頭の片隅に置いて。
勉強はどこでも出来ますからね。
クリーニングは日常生活のいろんなものに関わっていますから。

日々、勉強です。

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