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本当の商品ではないことがある、と言う話。

フェイスブックを覗いていると、クリーニング屋さんの話題が挙がってきます。
どうやら、この時期春先に洗ったものの問い合わせが来ているようです。


ほとんどがトラブルだとか。


着ようと思って出してみたら変なにおいがする。


こんな色合いじゃなかった。

しみがあるんだけど・・・・・。

寒くなってきたから着ようとしたら思いがけない状態でびっくりした、という事のようです。
汚れの中にもいろいろあります。

目に見える汚れから目に見えない汚れまで。
洗いには基準がありまして、一定以上の洗いをすれば汚れが落ちると言うデータもあります。
しかし、中には見えない汚れの中で一定以上の洗いでも残るものがあります。
すると、思いがけず・・・・、と言うことが起こる可能性はあるんです。
そういう時はクリーニングして直してもらうといいんですよね。
どこも受け付けてくれますよ。


こうしたトラブルの中で、調べてみると、あれ?おかしいぞ?と言うことがたまにあるんです。


汚れが残って変化したものではない。
保管の仕方がおかしくて変化したわけでもない。
クリーニングの仕方がおかしくて変化したわけでもない。


こんなことがたまにあります。
でも、変化をしたのなら必ず原因があるわけですね。


服の色が薄くなった、白っぽくなった。


素材によって、そうなりやすい服があります。
でも、そういう服にはそうならないようにクリーニングをしているんです。
僕らのドライクリーニングと言うのは、ものすごくデリケートなんですよ。
おうちクリーニングよりもデリケート。
ドライクリーニングでさらに僕らが気を使いながら洗って変化をするというのは、商品自体に問題があるケースも疑わなければいけなくなります。


つまり、不良品や問題のある商品、と言うことを疑わなくてはいけなくなるんですね。


アパレルメーカーさんへ問い合わせをしてみて、話が食い違うことがあったりするんです。
服には問い合わせ先と番号が割り振られていまして問い合わせをすると、どの商品か、どこで売られていたか、どの時期に売られていたか、分かるようになっています。


メーカーさんへ問い合わせ、色合いを確認してみると、どうもそもそもの色が違う。
製造メーカーがいっている色は正しいんですよ。
自分で作っていますから。
なのに、洗った商品の色が違うことがあるんです。


販売店で染めてしまう、色を吹き付けてしまう、これがあるんですよ。


きちんと製品として色止めをしているわけではないので、普通に洗うだけの耐久性が無い商品になってしまっているんですね。
アパレルメーカーさんも問い合わせをもらって困惑しているんです、だって自分たちはちゃんと作っているんですから。
なのに、おかしくなったっと言われても・・・・・、クリーニングに問題があったんじゃないの?となってしまうわけですね。


販売店でいじってしまうことは良くあります。


ボタンだけ取り替えちゃうとか、装飾品を足してみるとか。


絵表示にはそのことは反映されていないので、もう絵表示は当てにならなくなってしまいます。
洗ってすぐ変化をしたのならまだいいですけどね、ともすれば、時間が経過して勝手におかしくなるケースもあります。


もう、こうなってくると、中々原因がつかめなくなってしまうんです。

うちはお問い合わせは着ていませんが、今の時期他のクリーニング屋さんは大変みたいですよ。
商品自体に問題のあるケースは必ずあるので、念のため、メーカーさんへ問い合わせをしてみるといいんだけどな。


来年の新JISへ移行すると、こういうのもはっきりと問題にされます。
作る側だけでなく販売店にも、安易な行動は問題になることを周知してもらいたいですね。

だって、知ってるのは自分たちだけですもん、買ったお客様も、洗う僕らも、製造したメーカーさんも、誰も知らないし気付かない。
改造して自分たちだけが知っているわけです。
こんな危険な商品が売りに出されちゃいけません。


気になったら、クリーニング屋さんと相談してみてください。
洗い直しや、商品の問題、きちんと相談に乗ってくれると思います。


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