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糸が細くなると修理も難しくなる。

今朝の雪はすごかったですね。
午前中、一時停電もしましたし。
通勤への影響もすさまじかったです。

皆さん、大丈夫でしたか?


さて、法則の続き。

服は基本的に、糸が細くなると修理などが難しくなります。
理由はいろいろあるのですが、簡単に言ってしまうと、生地の糸が細すぎると、修理をしても目立ったり修理自体がとても難しくなってしまったりするんです。


たとえば、破れたり切れたりしたときに、針を使って縫いますよね。
糸が細くなり、目の詰まったような生地になると、縫うための針で穴があいてしまうんですよ。
これが、太い糸で、網目のゆるいものだと、糸の間を張りが上手によけていって修理することが出来ます。


また、かけはぎやかけつぎといったような、特殊な修理。
破れた箇所に、生地を差し込む特殊な修理方法です。
本来なら、このような修理法ですと、直した箇所がまったく分からなくなるんですが、あまりにも糸が細くなりすぎると修理した箇所が目立ってしまうことがあります。
また、そもそもの修理自体、糸が細すぎるので困難を極めてしまう。


糸の細い服は高い、と書きましたが、このような衣類を着用するときにはかなり気を使っていないと、アクシデントが合ったときには出費がかさばるようになってしまいます。

単純に、糸が細い、ということはデリケート、弱い、という事ですから。
もともとがハードに着るようには作られていない、ということも念頭においておかなければいけません。


たとえば、スーツにもいろんな種類がありますね。
アルマーニとかは、とても柔らかく繊細なスーツです。
しかも、お高い。


日本の方は高いものはいいものだ、という思いがどうしても強くあります。


デザインが優れていて、着やすくて、耐久性があって。

・・・・・・、アルマーニ、柔らかいでしょう?
糸が細いんですよ。


・・・・・、デリケートなんですよ。


でも、割と日本人は、アルマーニですらハードに着られる方が多くて、着用で傷んでしまっている人が結構いらっしゃいます。

スーツの特性と着用の仕方が合わない例です。

このケースはスーツが悪いんじゃなくて、着用のシーンにあったものを選べばよかった、という話。
服の特性を知っていれば、こんなことにはならなかった、という話です。

日本には日本にあった糸の太さがあると思うんですけどね。

丈夫で、肌触りもそこそこ良くて。
今みたいにべらぼうに肌触りを追及しなくてもいいんじゃないかな、と個人的には思います。
やはり、長持ちするのが一番だと思いますしね。


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