変な臭いっ!
クリーニング屋さんは、石油系のにおいに強いんです。
というのも、僕らが使っているドライクリーニングの液体やしみ抜きに使う薬品の中に、石油系を使用したものが数多くあるので、割と身近な臭いだったりします。
平たく言えば、毎日嗅いでいるので耐性がついてしまっている、とても申しましょうか。
多少の薬品臭にはびくともしません。
ところが、先日うおっ!これはダメだ、というものに遭遇しました。
某電気屋さんで買い物をしてきたんです。
買ってきたものは、DVD-R、録画した番組などを保存するためのメディアです。
DVDレコーダーがいっぱいになってきたので、気に入ったものだけ移そうかな?と買ってきたんです。
開封してみると、一瞬くらっとします。
あれ、この臭いは・・・・・・・、!!!!!!
一瞬でわかりますよね、刺激臭と言いますか、独特な香りが。
はい、いわゆる溶剤臭と呼ばれるもので、化学薬品のにおいです。
今までいろんなメディアを買ってきましたが、こんなの初めて。
実は今まで使っていたメーカーさんの製品が生産終了となり、初めて別のメーカーの製品を買ってきたのでした。
台湾製でした。
この手のにおいには慣れっこなので、しばらくすれば落ち着くかな、と放置していたのですが、一向に収まらず若干気持ち悪くなってきたので、袋に入れて軽く密閉して人のいないところへ移動させました。
うん、この症状はよろしくありませんので。
慣れている僕らでこの状態ですから、この商品を買った人はもっと大変かもしれませんね。
改めて日本製の素晴らしさを確認してしまいました。
同じ商品でも、ここまで差があるわけです。
僕は、ちゃんとした商品を使ってきていたので、この商品がおかしい、と思いますが、もしこの商品しか使ったことがない人だったら、DVDのメディアてこういうものなんだろうな、と思うかもしれません。
本当の商品を知らないでいるかもしれませんね。
クリーニングも同じようなことがあります。
クリーニングにいいイメージを持っていない人は、クリーニングにもいろいろある、という事を知らない人たちです。
なかなかお店を変えませんから、分からないという事もあるかもしれませんね。
また、不満を持っていたけど、実はいいお店を利用していた、という事もあるかもしれません。
どんな職業もそうですが、安いお店から高いお店、素人のような仕事をするお店からこだわりの仕事をするお店、と色々あります。
今は、どんな仕事でも、だれでも始められるようなものが用意されていて、訓練や練習をそれほどしなくても商売をはじめられたりします。
いい例が飲食業です。
今は冷凍食品がよくなっているので、腕前がなくてもチェーン店の居酒屋レベルなら出店も可能になってきています。
でも、同じ形態の居酒屋さんでも、ちゃんとした板前さんがいたりするお店だと、手間暇かけた仕事をしたいいものを出してくれたりしますよね。
同じ職業でも、お店によって違いはあるってことですよね。
マニアになるともっと細かくなります。(笑)
同じチェーン店なので、あそこのチェーン店はこの系列だから、あっちよりも味が落ちる、とか、こっちはこの系列だからうまい!とかあるんだそうで。
僕なら、同じ看板を出していれば味もそんなに変わりがないんじゃないのかな?と思っていましたけど、奥が深いんでしょうね。
そこまでこだわるのはもう趣味の世界に入っていると思いますが、ふだん何気なく使っているお店も、ちょっと気にかけてみるともっといいものが見つかるかもしれません。
個人でやられているお店、探してみませんか?
皆さんの周りにもきっとあると思いますよ。
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