こんな時だからこそ考えてみる。
昨夜の熊本の地震、続々と情報が入ってきます。
ドローンを使った映像から、定点カメラの映像、それらが物語るのはいかに大きな地震だったか、という事です。
避難してきた方のお話も見れます。
用意してあった避難用の毛布が足りないとか、食料がないとか。
すぐに自衛隊の方々が炊き出しをしてくれていました。
ここでも過去の教訓が生かされているんですね。
ここ府中にも活断層があります。
東北震災のあと、立川断層が危ない、というような報道を見ましたが、もしこの辺で同じような活断層の上での地震があったとしたら。
住んでいる人の人数を考えても生半可な用意では足りないんだろうな、と思うんです。
いかに役所以外が連携するか?
ここは大事なんじゃないのかな、と今回も思いました。
僕が子供のころ、お隣の米屋さんに小さい看板があって、そこには災害時、ここのお米はみなさんは支給されます、みたいなのがあったんですね。
子供心に、また関東大震災が起きても、うちは米には困らないかな、なんて思っていました。
でも、実際はそんな簡単にお米が出てくるはずもなく。
いざ災害にあうと、なかなか物資が集まらないと思います。
こんな時、法律かなんかでいろんな商店が協力できるようなのがあったら。
例えば、一時的にクリーニング屋にある毛布を貸し出してもいい、そんな法律とか出来たら違うのかな、なんて思ったり。
もちろん、僕らのお店にある商品は全てお客様のものです。
それを貸し出すなんて本来ならもってのほかなんですが、災害時、一時的でも毛布があれば助かる人がいる。
のちにクリーニングしてお返しするとか、役所が買い上げて新しい毛布を所有者の方に返すとか、そんな事でその場を一刻も早くしのげるようにできないかな、と思ったり。
食料も、その場のスーパーやコンビニから調達し、代金は後日役所が払うとか。
どこかから持ってくるまでの繋ぎに、とか。
ストックしてある防災用品では絶対足りませんからね。
クリーニング屋もスーパーやコンビニも同じように被災していて何もできないかもしれませんが。
なんか、そんな超法規的措置、みたいな事は出来ないのかなあ、なんて考えていました。
日本の物流は凄いですから、ほんのちょっとの時間稼ぎでいいと思うんですよね。
そうすれば、きちんとした物資が届き、被災者に回す事もできるようになると思うし。
大きな地震を経験するごとに、対応が迅速に素晴らしくなっていきます。
いろんな情報を生かして行って、どんどんいい対応を生み出してもらいたいですね。
そのための協力は僕らも惜しみませんから。
熊本、これ以上被害が大きくならない事を祈っています。
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