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社風ってこういうことなんでしょうかね。

クリーニング屋さんをしていると、いろんな職業の方とお会いします。
また、普通に社長さんともお話をする機会が多いんです。


クリーニング屋さんってさ、長い間やっていると賢くなるんだよ。

とは、父の言葉。
いろんな職業のいろんな方のお話を聞く事が出来るので、知らず知らずのうちに賢くなれるんだそうです。


で、今日の本題。


クリーニングを離れると、僕も一消費者になります。
消費者になってもいろんな会社の人と話をすることになるわけですね。(笑)
でも、立場が違うので、聞ける話も違ったりするのですが・・・・。


ここ二か月くらいの間に、ある二つの会社の人からお話を聞きました。
その二つのお話、まったく方向が違うんですよね。
こうも違うのか?と驚くくらい。


ある会社での出来事。


そこの営業さんが事故を起こしてしまったんだそうで。
残念なことに、その事故で相手が亡くなられてしまったんだそうです。
普通なら、その営業さんは会社を辞めることになるそうなんですが、首にならなかったのと事。

なぜか?


事故を起こしてしまった後の対応がとても素晴らしかったそうなんですね。
当たり前のことだ、と言いますが、亡くなったご家族の方が事故を起こした会社へ出向き、どうかその人をくびにしないでくれ、と直談判するほどにとても素晴らしい対応をされたそうなんです。
そのため、その方は今でも会社を辞めずに仕事をしているんだそうで。

で、この話はここでは終わりません。


この会社、なんと全社員が起こした事故や違反を会社で共有することにしたんだそうです。
もう二度とこのような悲しい事故を越さないためにも、社員が起こした事故や違反を共有し、気を付けよう、戒めにしよう、と社内で共有することに取り組んだとか。

すると、それから社員の事故や違反が激減したんだそうです。
素晴らしい会社だなあと思いました。

もう一つの会社のお話です。


実はこの会社とはちょっとトラブルになっていまして、いまだに話し合いをしています。
トラブルの内容は詳しくは書けないのですが、その時の話が何ともまあひどい。

僕らがかかわったことに関して、説明が出来ない、そういうんですよね。
関係しているのだから情報を開示してくれ、というのですが、話せない、の一点張り。
その後も、まともな会話が成り立たないほど、おかしなことばかり言ってきます。


最初のうちは、向こうのことを信じていましたので、教えられない重要なトラブルでも起きたんだろうか?と色々と悩んでいましたが、何度か話し合いをするうちに、あれ?っと思うようなことがいくつか出てきたんです。


これ、ウソでしょう?と。

まさかとは思いますが、客である僕にうそをついた?という事が何となく見えてきました。
僕も商売をしています、だからこそ、正直でいなきゃいけない、といつも思うんです。

だって、ウソをつく必要なんて一つもありませんからね。


お客様とお話をすれば、たいていのことは解決します。
その時に大事なことが嘘をつかないこと、正直でいる事なんです。


でも、今回、僕にした話にはいくつかの疑問点がありました。
話をするたびに、少し情報をくれるのですが、話すたびにあれ?前と話が違うぞ?となるんです。


ちょっと調べてみると、ほかでも嘘をついているんじゃないか、というような話があることが判明。
もしかしてこの会社はウソをつくのが常習化しているの?と思ってしまいます。

あまりに対極的な話なので書きましたが、こういうのが社風というやつなのかもしれません。
その会社の雰囲気って、大事なんだなあ、と思います。
仕事がやりやすいとか、楽しそう、とかそういうのだけでなく、働いている人が素直でいれるような環境つくり、正直にお客様に対応できるような職場の空気つくりはとても大事なんだなあと、今回聞いた話で感じました。


仕事ってシステム化できるんですよね。
それでミスはかなり減らせるんです。
でも、システムでは対応できないものもあります。

隠さない空気や、正直に何でも話せる環境、仕事をあきらめない姿勢などは、システムがそうさせるのではなく社風なんでしょうね。


かくいううちにも、社風のようなもの存在します。

私の兄が白血病で亡くなった時に、うちの父が思ったことがそのままうちの社風になっているんです。


一生懸命働いて稼いでも子供の命ひとつ救えなかった。
これからは、好きなように服をきれいにしていきたい。


これが今のうちの仕事の根本にあるんですね。
これ、大事にしていこうと思っています。

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