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2016年6月

イタリアよりも日本。

いろんな話をネットで見かけますが、読んでいるとため息が出てしまう事があります。
今朝も、とあるブログを見つけ、見ていると、スーツのクリーニングについて書いてある。


イタリア人が、日本人はスーツをクリーニングしすぎる、と。
クリーニングしすぎて、スーツが傷んでいる事を知らない、と言ったんだそうで。

で、スーツは元々がヨーロッパから来ているので、向こうの方が歴史が長い、だから信用できる、というようなお話だったんです。

確かに、スーツはヨーロッパから来ています。
しかし、だからと言って扱い方がそのまんまヨーロッパのやり方でいいのか?というと、そうではないんですね。

一番の違いは、気候の違いです。

ヨーロッパ、日本みたいに湿気が高くないでしょう?
汗もあまりかかないから、日本製の服のように、色止めという作業をしていない事がよくあります。
色止めとは、服に染色をして際に、その色が溶け出さないように加工をするんです。
これをしておくと、多少汗をかいても、服の色がにじみだすことなんてありません。


ところが、イタリア製などは、色止めをしていない製品があるので、日本で普通に着用しているだけで色がにじみだしてくるケースがあります。


イタリアならこんな事は起こらないんでしょうが、日本は環境が違うので、こんな事が起こってしまうんですね。


また、ヨーロッパは水が固いんですよ。
硬水なんですね。
硬水で洗うと、どうなるか?というと、服がぱさぱさになるんです。
汚れは落ちないし、そもそも洗剤入れても泡が立たないし。


汚れを落とすために、石にたたきつけて洗わないといけなかったり。
洗うと傷む、というのはここから来ているんだと思いますよ。


そして、国民性もあると思うんですが、洗う事よりも、アイロンがけの方が気に庵る民族なんですよね。
プレスの工程は日本の数倍もあります。
そのくせ、シミがついていても平気で着る事が出来たり。
服についての感覚そのものが日本とイタリアとではかなり違うんですよ。

話を戻しまして・・・・・。

日本の、暑くて、湿度が高くて、汚れを気にする国民性、などを考慮すると、クリーニングをするのが望ましいと僕は思います。
真冬ならシーズン終わりでも構いませんが、それ以外のシーズンは割とこまめなクリーニングが必要ではない、かと。


一回着たら洗う、それはさすがにいきすぎかもしれませんが、汗ばむ季節になったら、1カ月に一度はクリーニングしても決して多くはないと思いますよ。

昔と違い、スーツを着るときに、汗がつかないような工夫も今はしません。
ダイレクトに汗がスーツにしみこんでしまう、今の着方ですと、クリーニングは必須条件と言えます。


あ、それともう一つ、ヨーロッパと日本で違う事が。

クリーニングの技術そのものが違います。
日本で使っているドライクリーニングの機械は、ソフトなものが多いんです。
逆にヨーロッパでは、結構強めのドライクリーニングが使用されています。
クリーニングに対する意識の違いはここもあるのかも。


あと・・・・・、以前、イギリスから帰ってこられた服をクリーニングした時に、すっごく汚れているな、と思ったことがあります。

日本のクリーニング技術の方が上なんだな、と。

だから、安心してクリーニングにお出しください。
もし、身近なイタリア人に、クリーニングしすぎちゃダメよー!と言われたら。

日本のクリーニングは最高だよー!とお伝えください。(笑)

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こたつ布団、洗ってますか?

皆さん、こたつ布団って、どうしてますか?


クリーニングというと、スーツやセーター、オーバーやコートなど着用できるものを想像しますが、こたつ布団もクリーニングしています。
冬物の入れ替えが終わったこの時期になると、こたつ布団やカーペットのクリーニングのご依頼が増えるんです。


大きいものですからね、当然集荷のご依頼が来ます。
そして、出来上がったらお届けします。

クリーニングできる、クリーニングするとは思わずに、そのまましまっている方、多いんじゃないですか?
こたつは1シーズン敷きっぱなしですし、こたつの上でいろいろなものを飲んだり食べたりします。

・・・・・・、想像力のある人はもうわかっちゃいましたよね。
はい、ものすごく汚れているんです。
なので、それをよく御存じのお客様は、毎年こたつ布団のクリーニングのご依頼が来ます。
昨日も数件。


12月になって、なんだかカビ臭い布団は嫌でしょう?

洗ってしまっておきましょう。


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この時期はもったいないけど・・・・仕方ないですね。

じめじめした日が続きます。


暑くなれば真夏のよう、雨が降ればじとじとと。
本当に梅雨の時期はい彩ですね。
なのに、この時期になると、出掛ける用事があったりして困る、とお客様から言われます。


今日も、配達でお伺いしたお客様から、あ、これ出さなきゃ!とワンピースが。
学校の用事でそれなりな恰好をしていかなければならず、でも、湿気で汗でべとべとになってしまった、とおっしゃるんですね。


  

このお客様、ご実家でクリーニング屋さんを営まれています。
と言っても受けわたしだけのクリーニング屋さんなので、実際に自分たちで洗ったりしているようではないらしいのですが・・・。
でも、クリーニングに関して、きちんとした知識を持たれているので、すごいんです。


このお客様と話をしていて、こんな話になりました。

もったいないけどね、この時期は仕方がない。
ここでもったいないからと洗わないで置いておいて、次着るときに黄色く変色していると困るから、クリーニングお願いします、と。


そう、そうなんですよ。
さすがだな、と思います。

一回しか着ていないけど、もったいない気もするけど、この時期汗でべとべとになってしまった服をそのまま置いておく方がもったいないんです。

次、着る事が出来なくなってしまいますから。

さすがよく御存じだな、と思いました。

一回しか着ていない、もったいない、という気持ち、よくわかるんですね。
でも、今は仕方がないんですよ。
季節がらどうしても汗をかくし、かといって、それなりの格好をしていかなければいけない用事が多くあるのもこの時期なんです。

で、今着た服を、次いつ着るか?というとかなり先になってしまいます。


汚れた服をそのままにしておいたらどうなるか?よく知っている人は、この時期はこまめにクリーニングをご利用されます。

梅雨が明ければね、服装も完全に変わるし、からっとするのでまた違うのですが。
今は仕方がないですね。
こまめに洗う時期、という事で。
うまく梅雨のを乗り切ってほしいと思います。

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任せられる営業マンに共通していること。

色んな人がお店に来るんですが、営業の方もたくさん来られます。
主に飛び込みで、いろんな商品を売り込みに入ってくるんですね。


人の話を聞くのは嫌いではないので、お話を伺っていると、だんだんと色んなことがわかるようになってきます。


あ、この人は営業初心者だな、とか。
この人は相当売れるだろうな、とか。
この仕事、向いてないよ、という人まで。


その中で、こういう人が売っている商品なら考えてもいいかな?というのが何となくわかってきたんです。

まず、自分が売っている商品やサービスについて、熟知していること。
これはもう必須条件ですね。
お話をしていて、軽い疑問などを聞いたときに、きちんと説明が出来なければアウト。
それから先、話を聞こうとは思えません。


どんな商品で、どんな特徴があって、いくらくらいの料金で。


最低限、これらの事は頭の中に入っている人でないと、聞いているこちらが信用できませんね。

もう一つ、大事だな、と思ったのは、僕らの役に立とうとしているか?という事。


扱っている商品やサービスが、僕らのためになる、または僕らのために一生懸命考えて提案してくれる。
ここがとても大事なんです。


商品を売り込みたくても、その商品が合う合わない、という事はよくあります。
必要としている人がいる反面、合わない人、必要としていない人もいるわけですね。
そこをよく見極めて、きちんと提案をしてくれる人がとてもいい営業マンだと思うんです。

僕の周りに、一人とても優秀な営業マンがいます。
トヨタの営業マンなんですが、彼がまあよく知っているんですよね。
自分のお店で扱っている車の基本的な情報から、競合他社との比較、自社がいかに優れているか?というだけでなく、他社のいい所も認めて、提案をしてくるんです。
車の大きさ、ミリ単位では全部答えたのは圧巻でした。

そして、僕らの事を一番に考えて提案をしてくれるので、全面的に信頼をして修理やメンテナンスなどもお任せできるんです。


本当にすごいな、と思います。

今日も、新しい保険の営業の方がいらっしゃっていろいろ話をしていきました。
慣れていない所もあるんでしょうが、少し残念。
僕らの事は何も考えていないんですね。
これでは、僕らも話を聞けなくなってしまいます。


残念だなあ、と思っていて、ふっと、クリーニングも同じだな、なんて思ったり。
いいお店を探したくても、なかなか見つからない、と聞きます。
お店を利用していて、どこをポイントに見極めればいいのか?わかりづらいんでしょうね。


でも、このいい営業マンの話に通じるんですよ、やっぱり。

クリーニング屋さんも同じ。


ちょっとした疑問、不満、分からない事をいかに丁寧に説明してくれるか。
それが出来るところはいいお店なんだと思います。


特殊な技術で・・・・・なんてごまかしている所は怪しい。
だって、特殊と一言で言われてもよくわからないじゃないですか。
どうやって洗って、なんでそれが必要で、それ位、消費者の人たちにきちんと説明が出来るのは当たり前ですもの。

そして、お客様のために洗っているんですから、そこを上手に察してくれるお店もいいお店だと思います。


クリーニングする、という事はその服をまた着たいという事、です。

でも、次もまた着たい、というのにも、色んな意味があります。

今すぐ着たいのか、来年着たいのか、着る状況も違いますよね。
それらをよく理解して合わせてくれるクリーニング屋さんがいいと思いますね。


この人、信じれる!と思える人と出会えると、嬉しくなりますよ。
いい営業マンに出会いたいですね。
うちもそうならなきゃいけないな。

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朝から群馬へ。

今日は朝早くからお出掛けしております。
所用で群馬まで。


用事があって来てるはずなのに、未だ目的地には着かず。(笑)


こんなところをぶーらぶら。(笑)


















みんな食べ物屋さん。(笑)


気になった方は明日お店でお尋ねください。(笑)

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かき氷 ぱくぱく くもくま堂

配達の帰りに、友達からメールが来ました。


時間、ある?


今、配達の帰りだよ、と言うと、かき氷を食べに行かないか?と言うんです。


で、やってきました、くもくま堂。(笑)
中河原のお隣、聖蹟桜ヶ丘にあります。
週末限定のかき氷屋さん。
飲み屋さんを借りて日中だけ営業されているようです。






難しい名前なので、かき氷の名前は忘れました。(笑)
いや、とにかく美味しい。
癖になりますね、ここ。


以下、食べたかき氷の写真です。
















食べたでしょー、友達が。(笑)
僕は最初の一つだけしか食べてません。
残りの3つは友達がペロリと。(笑)


それだけ美味しいということですね。


インスタグラムでどんなかき氷があるか、わかるみたいですよ。
チェックして、来てみてください。

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一時閉店。

分倍河原にクリーニング屋さんがありまして。
普通の民家で、庭から入ってちょっとした受け渡しのみのお店だったんです。
まだ僕がクリーニング学校へ通っていたころからありましたから、今から20年以上前の話ですね。

そこが、お昼から3時ころまで一時閉店をしていたんですね。

たぶん、お昼休憩かなんかだと思うんですが、クリーニング屋は一度開いたら閉店まで開きっぱなしだと思い込んでいた僕にとって、結構衝撃的なことで。
このお店、すごいなあ、と思ったものでした。

最近になって、一時閉店をするお店が増えてきています。
クリーニング屋に限らず、いろんな業種で、2時間ほどお店閉めます、とかあるんですね。
何となく理由はわかるんですよ。

人手が足りないんでしょうね、きっと。

見ていると、やはり配達に出る必要のある業種に多い。
店主さんが配達に出てしまうと店番がいなくなっちゃうんだろうな、と想像できちゃいます。

これ、結構深刻な話だと思うんですね。


代替わりをしたはいいけど、自分以外お店をやる人がいなくて、でも昔からの御客様はいて仕事も減っていない。
配達に出る時間が取れなくなってしまったり、お店番をする人がいなくて、という所が出ています。
昔は、ご主人がお店をやれば、奥さんは手伝っていましたからね、それなりに人手があったんでしょう。


でも、今はお店をやっていても奥さんは外でお仕事をされていたりするところは結構多いです。
夫婦共働き、でも、職場は違う、という個人店主は多いのかもしれません。

そこでいろいろと悩むんですね。

配達サービスそのものをやめてしまうか?
配達の時間をずらさせていただくか?
仕事そのものを減らしていくか?
配達の時は一時閉店をするか?


各お店によって選んでいます。

配達サービスがなくなっても不便だし、お店がいつも開いていないのも不便。
でも、これからどんどんこんなお店が増えていくような気がします。

個人店主のみなさん、頑張れ!!

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修理をするかしないか?の境界線は?

クリーニングにお持ちになった服が、破れている事があります。

修理しますか?

とお尋ねをするのですが、修理代で悩む方がとても多いです。
修理代出してまで着た方が得なのか、あきらめて新しい方を買う方が得なのか、悩んでしまうんですね。
今日もスーツの裾が破れている品物がありました。


スーツの裾、破れている方いらっしゃいますよね。
丈が合わなかったり、汚れたまま長く着用しているとどんどん破れていってしまいます。
5㎜程、丈を詰めるだけで、新品のようにきれいに直るので、早いうちに直すのが得なんです。


しかし、この判断がなかなかつきませんね。
今回の修理代、うちで2000円でした。
今スーツも安いので、その値段だして修理するか?迷ってしまうんだと思います。


修理するかどうかの基準。

僕ならスーツは迷わず修理をお勧めします!

というのも、2000円で修理が出来るならそっちの方が圧倒的に安いからです。
修理をして、また着る事が出来ますよね、しかも、一年以上はゆうに着る事が出来ます。
これを買い替えていたら・・・・お金がいくらあっても足りませんよ。


今破れているのを見て、どこまで直るんだろう?と思うから悩むんですが、きれいに直ったのを見るとやってよかったな、と思うようになります。

スーツはほかに、ファスナーの修理が多いんです。
こちらも、今は昔と違い、ファスナーの本体部分だけ交換できるので、早くて安くなりました。
こちらも絶対やった方がお得です。


では、どういう時に修理をあきらめて買いなおしたほうがいいのか?


3回くらい修理したものはもうあきらめていいと思います
逆に言うと、3回まではいろいろと修理をしてでも着た方が得だよ、という事です。


ファスナーを交換したり、裾を修理したり、またの破れを直したり、ポケットの周辺の破れを修理したり。
毎日着ていると、どこかしら破れたりほつれたりするんですね。
でも、それはきちんと直す事が出来る。
直してまた着る方が、買いなおすよりも経済的なのは明らかです。


ですが。

3回ほど修理をすると、実は修理もだんだんと厳しくなってきます。
というのも、修理する箇所って大体同じなんですよ。
その人の体形や着方や、癖などが影響をするんでしょうね、修理する箇所は同じところをやる事が多いです。


僕もズボンの股のあたりがよく敗れます。
修理をしてもらいますが、やはり3回目あたりでそろそろ厳しいですよ、と修理屋さんに言われます。
それくらいが、ちょうどいい頃合いなんでしょうね。

これから暑くなって、汚れたスーツが破れやすくなります。
そんな時は、あきらめずに修理をしてください。
クリーニング屋さんでも受け付けてくれます。


直してきていれば5年ほどは持ちますから。
スーツはもっともっと着る事が出来ますよ。


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スーツを1シーズンに一回洗えばいいという理由はなんでしょう?

世の中には不思議な話がいくつもあります。


いつのころからか、スーツの洗う回数は、1シーズンに一度洗えばいい、という話が出ています。
あまりクリーニングするのはよくない、と。


いったい、その理由はどこから来るのかな?と考えてみました。


あまり洗ってはいけない、1シーズン一度洗えばいい、という人たちは、こういいます。

洗うと傷むからなるべく洗わない方がいい、と。
さらに洗うと傷む根拠について、ドライクリーニングは油を落とすので、スーツの油を落としてしまいカサカサになる、と。


この話にはきちんとした根拠がないんですよね。
あまりにもあいまいな表現で、洗わない方がいい理由を語っています。

冷静に考えてみましょう。


スーツを3着で着まわしている場合。
1シーズンを3か月と設定すると、一着当たり1カ月着ていることになりますね。
連続で着用するわけではありませんし、下着等も着ていますので、真夏でもない限り直接汗がつかないようにも思います。

本当かな???


一か月、服を着たらどうなると思いますか?


わかりやすいのは綿のズボンとかパーカーなどを思い浮かべてください。
冬の時期にこれらの服を、一か月間洗わないで着る事が出来るかどうか?
確かに汗はかきづらい、でも、一カ月着続けていたら襟やそで、表面も黒くなってきます。


ね、かなり汚れてしまうんです。


さらに、実はスーツの方が直で肌と接触していたりします。
昔は、ズボン下といういわゆる股引を履いていたので、スーツに直接肌がふれませんでしたが、今はそういうものを履きませんので、ズボンは直で汚れている事が多いんです。


1シーズン、着続ける、という事は、それだけ汚し切る、という事です。
しかも、3着を着まわしていて、ですよ。
2着で着まわしているともっと着てることになりますから、汚れ具合ももっとすごいことに。

まあ、これだけ洗わないで着ちゃうと、どこか破れだしますよね。
あまりクリーニングされない方、思い当たることありませんか?


僕らクリーニング屋の感覚でも昔に比べて、ほつれていたり破れているスーツが多くなったなあ、と感じます。

スーツが他の衣類に比べて、特別汚れにくい、というのならわかりますが、残念ながらそういったことはありません。
他の服が汚れるように、スーツも汚れていきます。

そして、汚れがたまっていくとから、服が傷みだすんです。
ここが間違いのもとですね。


洗うから傷むのではなく、汚れているから傷んでいく。


スーツを傷めないで着る方法は、ここでも何回か書きました。
すごく簡単なんですよ、


1 着数を増やして着る頻度を下げること。

2 汚れがたまらないように定期的に洗う事。


この二つなんです。
要は、着過ぎが問題なのと、汚しっぱなしが問題、というわけです。
ね、簡単でしょう?

スーツをなるべく洗わない方がいい、という人たちも、何かしら経験されているんだろう、と思います。
クリーニングしたら古ぼけて返ってきたとか、色が変わってしまったとか。
それで、洗ってはいけないんだ、と思うようになっていったのかもしれません。


もし、そういう事があったとして、それと洗わない方がいいというのは話が別です。
そういう風になってしまったのには、別の原因があり、洗うからそうなった、という問題ではありません。


皆さん、なんでそうなってしまったか?の理由を知らないので、洗うこと自体が悪いことになってしまっているんではないでしょうか?

商品に問題のあるケースもある、クリーニングに問題のあるケースもある、何らかの事情でおかしくなっていたのがクリーニングすることで表面化することもある。
理由は様々です。

当店を始めてご利用されるお客様から、よくクリーニングでの不満を聞きます。


なんでこうなるの?
こう出来ないの?


クリーニングすると、こうなる、ともう疑心暗鬼ですね。
でも、そうなる理由をきちんと説明をすると、今まで疑心暗鬼だったものが、安心に変わっていくんです。


こういう理由でダメで、こうすればいいんだな、と。
理由がわからないものほど怖いものはないですから。

こういう話を聞くたびに、もっときちんと客様と話をしなければいけないなあと思うんです。
セカンドオピニオン、絶対必要だよなあ・・・・・。


ネット上でいろんなクリーニング屋さんが情報発信をしています。
しみ抜きの方法や家庭洗濯の知恵、クリーニングの豆知識、マニアックな話までたくさんありますね。
でも、僕みたいな話をする人は少ないんですよ。


お客sまあの不満を解消する、誤解を解く、そんなのを書く人がもう少し増えてくれるといいんだけどなあ、と思います。

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あの作業着、きれいだなあ。

先日、友達とお茶をしていた時のこと。
お互いの仕事の話になりました。


クリーニング屋さん同士ですと、今忙しいか?なんていう話に終始することが多いのですが、異業種だともっと基本的な話になったりします。
これがとても楽しい。(笑)


友達は鳶の方なので、建築についてや基礎について、コンクリートについてなど様々な話が聞けるんです。
今回は、夏と冬のコンクリートは水分量が違う、というお話。
いやー、面白かったですよ。
コンクリに品質があって、夏と冬では求める品質が違って。
そして、基礎の種類でもコンクリートの品質を指定されることがあるとか、とても参考になりました。

どこかでクリーニングに活きると思います。


で、今度はクリーニングの話。


友達が、作業着を毎日着ているわけですが、汚れが落ちない、というんですね。
たまに、きれいな作業着を着ている人がいると、どうやって洗っているんだろう?と思うんだとか。
自分も、いろいろ試したことがあるらしく、洗剤も作業着専用とか試しているんだそうです。


やはり洗剤は皆さんたくさん買い込んじゃうようですね。
商品名というよりは、キャッチコピーを見て買ってしまうようです。


綿麻用、おしゃれ着用、泥汚れ用、しみ抜きセンサー配合などなど。


どの洗剤がどのような効果があるか?わからないので、自分が求めている元に合致しそうなキャッチコピーがあると、つい買ってしまうんだとか。

ここで、クリーニング師である僕の出番ですね。(笑)


汚れの落ちる仕組み、洗剤の動き方、などなどレクチャーします。(笑)
どのタイミングで洗うのがいいのか?そしてこれはやっちゃいけない事などなど基本的な話が主ですけど。
でも、やはり異業種の話は新鮮なんでしょうね、ものすごく興味津々な様子で聞いていました。


いつもこうして話をしていて思うのですが、一般の方が不満に思っていることや困っている事は、原因は何か?というところが大きく間違っていることが多いです。


例えば、汚れが落ちない。


この不満を解決するためにどうすればいいか?

そうか、いい洗剤を探せばいいんだな、と洗剤を買いあさる。

これが間違っているわけですね。
汚れが落ちないのは洗剤の良し悪しではなくて、汚れにあった洗剤でなかったり汚れにあった洗浄方法でなかったりするからです。
落ちない原因を洗剤の良し悪しにしてしまうといつになっても綺麗にする事はできません。


でも、こんな感じで、洗うという事に関して、大きく間違えている人が多いな、と感じます。


そしてもう一つ、僕もヒントをいただきました。
それは、やはり臭いの問題。
昨日と同じ話ですね。


汗臭いにおいは、自分も嫌なんですよ。
着替える事が出来れば一番ですが、暑い時期、着替えが間に合わない事もある。
作業着、特に現場で一番に汗水たらして働いている鳶の方たちは、毎日クリーニングに出すことはできません。
快適に仕事をするために、出来る事がありそうだな、と感じました。


あとは・・・・・、僕の時間だな。
何とかしましょう。(笑)


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yシャツを5枚も持ち歩く???

雨降りの梅雨はどこへやら。
どうも空梅雨だとテレビでも言ってますね。


それに加えて・・・・・、暑い。
皆さん、とてもだるそうにしています。


そんな中、これからの時期はyシャツを持ち歩きます、という人のお話を読みました。
営業さんらしいのですが、一日に5枚はyシャツを会社へ持っていくそうです。

なぜか?

とにかく汗っかきで、変な臭いがする、と上司の方に言われたことが原因らしいんですね。


朝、出社したらyシャツを着替えます。
お客様のところへ行くときも着替え。
お客様の近くまで来ると、コンビニや駅のトイレを借りて着替えるんだそうです。
会社へ帰ってきたらまた着替え。

こんな感じで着替えるので、これから毎日たくさんのyシャツが必要だ、というんですよ。

こういう時、どうすればいいのか?

ファブリーズをかけても一時的ですね。
よく、生乾きのにおい対策として、アドバイスをしてくれているサイトとかもありますが、着るときまではいいんでしょうが、おそらく着ているうちに同じように臭ってくるでしょう。


扇風機や干し方を変えて早く乾かしたとしても、自分が着て汗をかき、気温の上昇とともに菌が繁殖、これでもう臭い復活です。


漂白剤で殺菌。
これも着るときにはいないかもしれませんが、菌はそこらじゅうにいます。
汗かいて、気温が上がれば・・・・・、あとは同じですよね。


生乾き対策には効果がありますが、それと着ているときに臭わないか?は別物だと思います。

じゃあ、どうするか?ですよ。

考え方としては、着ているときも菌の発生を抑える事が出来ればいいんですね。
繁殖のもととなる、エサはどうしても汗や皮脂があるので避けられません。
温度の上昇も、最低体温までは上昇しますし、これから暑くなる夏場はもっと上がります。
なので、これも厳しい。

すると、菌そのものの発生を抑える方がいいと思うんですよ。

はい、抗菌剤、という考え方です。


最近の衣類に中には、抗菌剤が練りこまれている衣類も登場してきました。
僕も試しに買ってきてみましたが、確かにどんなに汗をかいても汗臭くなりません。
yシャツにはありませんが、下に着るTシャツでありました。


でも、これもずっと続くというわけではなくて、ある程度着ていると匂いが発生するようになります。
おそらく抗菌成分が減っていくんでしょうね。


やはり、洗うたびに抗菌成分を付着させるのがいいと思うんですよ。

抗菌剤配合というと、洗剤を思い浮かべるんですが、洗剤ですからね、最後はすすいでしまうので服には残りません・・・・というか残っていてはいけませんね。
今調べてみたら、抗菌剤配合で服につける事が出来るのは、柔軟剤があるんですよね。


うん、これならいいかもしれない。


柔軟剤はすすぎの最後に入れて、服に付着させるものなので、効果の持続は大きいと思います。
ただし、あくまでも柔軟剤なので、ふんわりとしてしまう。
また、柔軟剤によっては吸水性が悪くなって、汗を吸いにくくしてしまうものもあります。


いいものが見つかったと思っていたら、結構厳しそうです。

クリーニング屋さんなら。

僕らなら、お店によってはそういう加工をしている所もあります。
うちのyシャツがそうですね。
うちのyシャツのクリーニングは、抗菌消臭剤で加工しているので汗臭くなりません。
他のクリーニング屋さんでも似たようなことをしているお店があります。
やはり、こちらも洗った後に、抗菌剤を加工して匂いの発生を防ぐというもの。

理屈からいっても、服に薬剤が残っていないと話になりませんからね、そういう風になるだろうなあ、と思います。

もし、上記の人がうちに近くにいたら。
yシャツをそんなに持ち歩くなんてことはしなくて済んだかもしれませんね。
汗でよれよれになってしまうのは防ぎようがないので、その分は持ち歩くかもしれませんが、それでも半分以下になっていたと思います。


この抗菌消臭剤は、ほんの少しだけ香りが出るんですね。
お客様に聞いてもその香りは誰も嫌だとは言わないんですが、クリーニング業界からすると、お客様の品物ににおいを付けて返すというのはご法度なようで、やっているお店が限られてきてしまうんです。


僕はいいものだと思うんですけどね。
20年前に比べても、夏の暑さは尋常ではないし、クリーニングすることで匂いの発生を継続的に抑える事が出来るのなら、使ってみてもいいと思うんだけどな。

これも、ここ数年、この時期になると思いますね。

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キッチン上野原 だし茶漬け。

今日も罰ゲームの水汲みにやってきました。


暑くなってくると、水汲み人口も一気に増えます。(笑)
いつもの3倍くらい、人が来てました。
水汲むのも一苦労ですね。(笑)



さて、ここは帰りのサービスエリア、談合坂です。
新しいお店発見。






キッチン上野原さんでだし茶漬けをやってました。
僕らがついた頃にはまだ開いてなかったのでまた今度…と思ってたら、嫁さんが買ってきてくれまして。(笑)
試食です。(笑)





甲州肉味噌 580円也。



うん、おいしい。(笑)

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水洗いが出来るというスーツが。

今日はドライクリーニングも必要だよ、というお話。

先日、お電話を一本いただきました。
スーツのクリーニング、急ぎで出来ますか?というもの。
いつまで欲しいか?シミや汚れなど、見せてもらった方が早い、という事を伝えると、ご来店くださったんです。


女性の方で、就職の面接で使うのでスーツを早くクリーニングしてもらいたい、というご依頼でした。

スーツを拝見すると、全体的にうっすらと汚れています。
目立ったシミこそありませんが、全体的な汚れはつもりに積もったもの。
少しお話を伺うと、実は自分で洗っていた、とおっしゃいます。


そう、水洗いが出来るスーツだったんですね。


今までに、数回自分で水洗いをした、とおっしゃいます。
素材表示を見ると、ウール100%ではなく、ポリエステルなどがかなりの量混ざっています。
縫製の仕方などでも工夫をして、水で洗えるように作られている商品です。


僕らクリーニング屋さんは水で洗うとすぐわかります。
水で洗った時の独特の縮み方をしているからです。
しかし、このスーツ、水で洗ったといわれなければ気づけないと思うくらい、水での変化は見られません。
元々、少し変わった肌触りもしていますが、そういう特徴のスーツだと思えば、水洗いを何回かしているとはだれも気付かないと思います。


それ程よくできているんです。


ですが。


水で洗えるのと、汚れが落ちているかは別の話。
確かに変化は少ないのですが、汚れが落ちてないので全体的に汚れがたまってしまったんだと思います。


今回のこのスーツを見て、改めてドライクリーニングが必要だな、と思いました。
というのも、水で洗っても落ちなかったのは、汚れ自体が水で洗っても落ちない汚れだったからです。
つまり、油を含んでいた、という事ですね。


別に油をかぶったわけでもないし、食べこぼしを全体的にしているわけでもありません。
でも、油に近い汚れがついているのはなぜか?

空気が汚れているからですね。
排気ガス、家の中の調理中の油、色んな所に油を含んだ汚れが浮遊しているわけです。
また、壁などにもそういった汚れが蓄積しています。
よっかかったりすれば当然その汚れもついてくるわけです。


完全に油、というわけでもなく、油の成分を含んでいる汚れ、なんですね。


で、これを落とすにはドライクリーニングが一番だと思います。
実際、僕らが普通に洗って、このスーツはきれいになっちゃいましたから。


全体的な汚れもきれいになって、色合いもスーツ本来の色に戻ってしまいました。

水で洗うのがいいのか、ドライクリーニングがいいのか、どっちが良いというのはありません。
汚れに合わせた洗い方が必要で、どちらも必要なものです。


世の中の汚れを見てみると、意外とみなさんが思うよりも油を含んだ汚れが多いので、ドライクリーニングの必要性は高いと思いますが・・・・。
でも、汗もたくさんかいてますので、水洗いだって必要ですね。

ちなみに、クリーニング屋さんが水洗いをするときには、水で洗う前にドライクリーニングをします。
まず油の汚れを落としてから、次に水で落ちる汚れを落とす、これがセオリーです。
yシャツなどは最初から水洗いですが、スーツなんかは、みんなこの手順を守って洗われます。


僕らクリーニング屋でさえ、ドライクリーニングも水洗いもどっちもするんです。
どれくらい大事か?わかるでしょう?

今、ドライクリーニングのイメージがあまりよろしくないんですね。
ドライクリーニングにもいろんな側面がありますから、いい所もあれば悪い所もある。
それは、使う僕らが上手に使う事で、最適なパフォーマンスを得られるようにしています。

ある意味、ドライクリーニングの悪いイメージの責任の一端は僕らにあるといっても過言ではないかもしれません。

先ほども書いたように、ドライクリーニングもとても大事です。
間違ったイメージで皆さんがドライクリーニングをしなくなるのは、消費者のみなさんにとってもいい事はありません。


もっともっと、ドライクリーニングも水洗いも、必要だよ、と伝えていきたいなあと思います。

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もし、ドライクリーニングが出来なかったとしたら?

もし、ドライクリーニングが出来なかったとしたら、いったい今はどうなっているんだろう?
今日、ふとそんな事を考えていました。


と言っても、昔はドライクリーニングなんてなかったので、いつでも水洗い。
クリーニング屋さん、洗濯屋さんもなくて、主に紺屋さんが洗濯を代行していたようです。
なので、今でもその名残で、昔は紺屋さんだったんですよ、というクリーニング屋さんがいらっしゃいます。


その当時の話を聞くと、結構難義していたようなんですね。

縮んじゃう。
色が出ちゃう。


特にこの二つに苦労をしていたようです。
ドライクリーニングの特徴は、これらの真逆。


縮まない。
色が出にくい。
元の形のまま洗える。


まさに当時は夢のような洗濯方法だったわけですね。

もし、現代にドライクリーニングがなかったら?

昔ほどではないにしろ、やはり洗うのに苦労をしたと思います。

縮む服もたくさんあるでしょうし、洗って色がおかしくなってしまう服もたくさん出てきていたでしょう。
しかし、洗剤も進化をしていますので、昔ほどではないんじゃないかな?とも思います。
水でも洗えるように確実になっていってますから。

しかし、それでもドライクリーニングが今なかったら、その代償はとても大きいと思うんです。

いくら洗剤が進化しているといっても、ドライクリーニングの仕上がりに比べるとどうしても差が出てしまいます。
それは、その後どれくらい衣類が長持ちするか?に直結してしまうんですね。

よく、こういう話をすると、では押し洗いをすれば?という方がいらっしゃいますが、水につけただけでアウトなんですよ。
いくら押し洗いをしたとしても、水につける事で、繊維が膨らみ、今までとは違ってしまうんです。


実はもう一つ、ドライクリーニングがなかったら大変だろうな、と思う事があります。

それは油の汚れが落ちないだろうな、という事。
皆さん、油汚れなんてほとんどついてないと思うでしょう?


いえいえ、がっつりついているんですよ。
皆さんが気付いていないだけ。
水洗いでも、油汚れがある程度落ちますが、やはりドライクリーニングにはかないません。
日常的につく油系の汚れが落ちないと、色がどんどんくすんでいきます。

もし、今の世の中に、ドライクリーニングがなかったとしたら、くすんだ衣類も増えているんじゃないか、と思いますね。

先日、それを彷彿とさせるような衣類がクリーニングに出てきました。
明日はそのお話を書こうと思います。


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クリーニングをしなくてもいい服は損してます。

クリーニング出来ない服、しなくてもいい服、ありますよね。
今日、ふっと思ったんですが、クリーニングをしなくてもいい服って色々損をしていると思うんです。

最近、物の良し悪しについて、よくわからない、といった方が増えているように思うんです。
目的を果たしていれば、どんなものでもいいんじゃないか、と。


高級である必要はないし、必要な条件がそろっていれば何でもいい、と。


服も、着る事が出来ればいい、という方が増えているようで、ここのブログにも、高級な服を買う意味、なんていうキーワードで来る人が後を絶ちません。
服を着る、裸を隠す、生地で覆われている、服の形をしている、色んな解釈があるのかもしれませんが、別に高くなくても安い服でも、十分着る事が出来るので、それでいいよ、という人がいるのも確かです。


スーツなんかも、安くても十分なものが買えるんだから、クリーニングをしなくてもいい、と、そんな人もいます。
二年くらいずっと着ていて、一度も洗わずに、二年後に捨ててしまう。
安いんだから、クリーニング代の方がもったいない、そのまま着ていても特に問題はない、そんな人がいるんですよ。


クリーニングは、特に、洗う必要なあるものと、ないものの区別を皆さんすると思います。
家で洗っていいもの、クリーニング屋さんに出すもの、分けていますよね。


近年、そこの仕分けがあいまいになってきていて、ともすればスーツやおしゃれに着ていくような服まで自宅で洗う人がいます。
自分で洗えるから、と、クリーニングする必要がない、と。


でね、ちょっと思ったんですが、クリーニングする必要のない服って、絶対損をしているんですよ。
大きく損をしているわけではないんです、ちょこちょこと損をしていると思うんですね。

例えば、安かったからクリーニング代の方が高くつくので、クリーニングをしない。


こんな服があります
服の購入額ってクリーニングに影響をしますよね。
洗うよりも改めて買った方がいいこともあります。
また、初めからクリーニングをしないように、安い服を選ぶこともあります。


高くても、安くても、着れることには変わりがないんだから、と。

ここで損をしているんですね。
確かに安くても高くても同じように着ることはできるんです、が、同じ形でも全然違うんですよ。


一番わかりやすいのは質感。


安い服はどうしても質感が悪いです。
生地が薄いので、 ぺらっぺら感は否めない。

割り箸とか、そういうのありませんか?
割り箸なんて変わらないだろう?そう思っている人、たくさんいらっしゃいますね。
お弁当を買った時に、おかずを取ると曲がっちゃうほど弱い割り箸があると思えば、しっかりした割り箸もある。
質感の違いって、使ってみて初めて気づきます。

さらに、着心地も悪かったりします。


そんなに変わらないでしょう?服の形は変わらないんだから、そう思うでしょう?


服は裁断の仕方や縫製の仕方で着心地が全然違うんですよ。
平面で縫製されるのと、人の形を意識して、立体的に縫製するのとでは、着心地が全く違います。
立体的に縫製するのは、安くはできませんから、当然安い服を買うと着づらいし、体に引っかかって疲れやすくなる。


安いから・・・・と、選んだ服のせいで、疲れやすくなったり、着心地が悪い状態でずっと着なければいけなくなってしまうんです。
また、生地が薄かったりしっかりと縫製されていないと、着くずれをします。
これも、疲れやすくなる原因。


こういうクリーニングをするまでもない服は、こんな形でいろいろと損をしているんです。


もし、これらを、きちんとしたものを選んでいたらどうなったか?


最初の支払いは少し高いですが、触っただけでしっかりしていると感じる事が出来る質感は、着ていても安心できます。
多少動いても着くずれしない、と直感でわかるからです。
また、立体的に縫製をされているので、動きやすい。
疲れにくくなりますね。


この違う服を二年も着ていたら、その差は歴然ですよ。


しかし、ここでいくら書いても、質感とかはわかりづらいですよね?
どんなにいいといわれても、そこまでじゃないんじゃないの?と思うかもしれません。


そんな時は・・・・・、ぜひ、試着に行ってみてください。

ジャケットなどは、試着が出来ます。
安いなあと思う服と、これは高いかな、と思う服を試着してみるとその違いがはっきりと分かるはずです。
着た瞬間に、質感が違うのがわかりますから。


あ、これはしっかりしている、というのがよくわかりますよ。

クリーニングをなるべく避けるために、疲れやすい服を選ぶのは損します。
服を選ぶときには、体に合ったもの、疲れにくいもの、長持ちするもの。
そういうものを選ぶと、クリーニングが必要になりますが、当然長持ちもするのでいい買い物になります


ぜひ、試着して比べてみてください。

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形態安定加工は、残念ながらずっと続きません。

今日はYシャツの形態安定加工の話。

だんだん暑くなってきて、yシャツも半袖になり、家で洗えるようにと形態安定加工のyシャツを買う方がいらっしゃると思います。
すぐ洗えて、すぐ着れるように、そういうご要望だと思うんですね。
どうしてもクリーニングに出すと返ってくるまでに日数がかかってしまいますから。


皆さん、形態安定加工ってどのくらい持つと思いますか?

一年?二年?いや、ずーっと形態安定加工が効いたまま?
いやいや、答は、約13回から15回の洗濯で、形態安定加工は効かなくなってしまいます。


びっくりでしょう?

金属のように、形状を記憶しているわけではなく、薬品によって形態が維持されているので、洗っているうちに加工剤が取れていくんです。
しかも、洗い方で形態安定加工、形状記憶加工が早くダメになったりもう少し長持ちさせたりできます。

長持ちさせるポイントは、脱水時間を短めにすること。
10秒くらいで止めてしまって、干すと長持ちするようになります。
そうですね、20回くらいの洗濯に耐えられるでしょうか。
逆に、毎回がっつりと脱水をしていると、10回ほどで元に戻らなくなってきます。


脱水がポイントですね。

もう一つ、形態安定加工のyシャツは、買ってすぐはクリーニングに出してはいけません。
クリーニングに出すときは、形態安定加工が効かなくなってから出すのがベストです。

前にお客様から聞いたお話で、夏場は汗ですぐよれよれになるので、形態安定加工のシャツがありがたいんだ、と。
クリーニングしてしゃきっとしていても、どうしてもお昼くらいにはよれよれになる。
でも、形態安定加工のyシャツなら、家に帰るまでシワにならないから、と。


なるほど、そういう事情もあるんだなあと思いました。


僕も汗っかきなのでその気持ち、よくわかります。
その人その人の事情で、上手に選んで着ていくのが大事ですね。

せっかく買ったyシャツが少しでも長く維持できるように、脱水は短めで。
20回ほど洗ったら、そこからはクリーニング屋で洗うようにしましょう。

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大谷戸公園でホタルが見れる、らしい。

先週、調べ物をしていて面白い記事を見つけました。


多摩市の大谷戸公園でホタルが見れる。
今年は例年より早く今見れるよ、

大谷戸公園は、関戸橋を渡って連光寺の方へ上がっていった公園です。
中河原からだと自転車でも10分くらいのところ。
うちの子供たちも、よく遊びに行ってます。


しかも、ここのホタル、野生らしいんですよ。
繁殖させたホタルは結構いるんですが、野生のホタルがこんな近くにいるなんて、知りもしませんでした。


という事で、今日、仕事を大急ぎで終わらせて、大谷戸公園へ行ってきました。

・・・・・・、今回はダメでした・・・・・。

何しろ、僕が公園が初めてでどの辺で見れるか?いまいちピンと来ていなかったんですね。
夜は車も止められません。
もう少しリサーチしてから行かないとダメだな、と痛感。
曇りの日で風の少ない日、今週ぴったりのような気がします。
時間は7時から8時くらいらしいですよ。


どこかでリベンジだ。(笑)

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半そでシャツが大量に。

暑さ寒さを感じたり、天気予報などを見て季節を感じる事がありますが、僕らクリーニング屋さんは品物の種類を見て季節を感じたりします。
気温が上がって、暑いなあ、と思っていても、いやまだまだ夏は遠い、と思っているものなんです。
まあ、元から暑さには強いですしね。


それが今日、いよいよ夏が来たな、と思ったのでした。

半そでシャツがたくさん出たんです。

夕方、Yシャツを仕上げていると、別のところに分けられているシャツがたくさんあります。
あれ?どうしたのかな?と見てみると、半そでシャツ。
半そでシャツは、袖を別にアイロンをかけるので分けてあるんですね。


今日仕上げたシャツの3割が半袖です。
もう、夏ですよ、皆さん。(笑)

半そでになるころには、クリーニングにご利用がぐっと減ります。
この時期だけ、集配はいりません、と言われるお客様もいらっしゃいます。
しかし、この時期でもクリーニングをご利用になるお客様がいらっしゃる。

そこには理由があるんですね。

うちのYシャツは汗臭くならないからなんです。

ヒノキ由来の抗菌消臭剤を使用しているので、汗をかいても汗臭くなりません。
半そでyシャツなら自分でアイロンをかけられる、という人もいらっしゃるんですが、それでも僕らに任せた方が汗臭くならないから、とご利用になるお客様がいらっしゃるんです。


毎日電車通勤をされているサラリーマンの方にとって、yシャツの汗のにおいはかなり重要です。
汗のにおいを考えるだけで、気が滅入っちゃうくらい、気にしているんですよ。


これから半袖がもっと増えていくんでしょうね。

ポロシャツなども、同じ抗菌消臭剤を使用しています。
気になる方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。

真夏の気温とまではいきませんが、梅雨らしい、じめじめがやってきています。
汗対策、早目にしておきましょうね。


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大掃除パート2

先週に引き続き、大掃除の一日となりました。(笑)


今日のミッションは、古いソファーベッドを解体して3階に運び、両親の寝室に新たなベッドを組み立てる、というもの。
ソファーベッドを解体しようとしたところで、ミッション一時中止。(笑)


ソファーベッドの枠がぽっきり折れてる。(笑)

父が倒れた時に布団では寝起きしづらいからと買ったソファーベッドだったんですが、子どもたちが飛び跳ねて遊んでいたんです。
途中、中に入っている木の板が折れているのは確認していたんですが、補強したりしてごまかしながら使っていて・・・・・。
今回もソファーとして使うならいけるんじゃないか?と三階へ運ぶ予定だったんです。


ところが、 
元の枠がぽっきり折れているのを見て、予定変更。
ソファーベッドは解体して捨てる事に。

軽くばらして運ぶ予定が、がっつりと壊して捨てるようにするため、子どもたちと一緒に、ねじを回す回す。(笑)
一年分くらいのねじを今日一日で回したんじゃないでしょうか。(笑)


その後、ホームセンターで下に敷くものを買ってきて、、今度は新しいベッドを組み立て。
ああでもない、こうでもない、と組み立てて、何とか部屋の形になったのが午後8時過ぎでした。


みんなぐったりです。

今回、いろいろと勉強になったんです。
というのも、壊れたソファーベッド、なんで壊れたのか?見ていると一目瞭然だったんですね。
細かい所の仕事が雑だったんですよ。
溶接部分だったり、着の板だったり。
そりゃ、耐久性に劣るよな、とこうして壊れる事で初めてわかります。

選ぶときはこういう所を注意してみればいいんだなって、勉強になりました。


今日組み立てた新しいベッド、実は中古なんですね。
もらい物だったんですが、こちらを組み立てていると、作りの良さがよくわかるんです。
二つ見比べる事で、気づいたんだと思います。


改めて、いい仕事っていうのは、細かい所の集合体なんだな、と思いますね。


人の仕事を見て、気づくことってたくさんあります。
だから、休みの日には自分もお客さんにならないといけないんです。
疲れ切りましたけど、いい勉強にもなりました。

あした、筋肉痛になるのが怖いです。(笑)

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133倍の洗剤???

お隣韓国の警察で大騒ぎになっているようです。

警察の制服を新しくしたらしいんですが、どうやらその制服を家で洗うと色が出てくるらしいんですね。
あまりに色落ちが激しいようで、他の洗濯ものと洗ってはいけないとか、洗浄液が真っ青になった写真まで出回っているとか。

とうとう警察上層部が動き出したようです。(笑)

すると、こんな結論に達したとか。


そもそも、最初に色落ちの問題提起をした警察官のところでは、自分が出張中に家族のものが洗濯をしたらしいんですが、その際に誤って通常の133倍の洗剤を投入してしまったとか。
それが原因だ、というんですね。

また、最初の数回は色落ちがするのは当たり前でそのうち落ち着くから、といったらしいんです。


洗うときには、中性洗剤の使用を推奨し、ウール50%も使われているのでクリーニング店でのクリーニングを推奨する、と。

この話に韓国国民が猛反発しているようで。


そりゃ反発しますよね、説明が適当すぎますから。
だて、洗剤が通常の133倍、絶対ないですもん。


みなさんが今使っているコンパクト洗剤、あれ1箱全部入れてもせいぜい60回分とかのはずです。
液体洗剤だって、1本丸ごと入れてもそんな量にはなりません。


じゃあ、どうやってそのだけの大量な量の洗剤を投入したのか?(笑)

色落ちをする理由って色々あって、このケースだと、単純に染色堅牢度が低かったんでしょうね。
これだけひどいと、下手すると、普通に着てて汗をかいただけでも色落ちをしていたと思いますよ。
製品が悪かったんでしょうね。

今までたくさんの服を作ってきていて、いまさら染色堅牢度の低いものなんて作るわけないと思うんですが、意外とこういう商品は多いんです。
同じメーカー、同じ製品でも、色によって染色堅牢度が違ったりしますし。


警察上層部も、素直に商品の不備を認め、交換するかきちんとした取り扱いを説明した方がいいと思いますね。

日本ではこういう意話が騒ぎになることがあまりありませんが、これもお国柄、というやつでしょうか。
でも、本当は日本でも、商品に不備があったらきちんと言った方がいいんですけどね。
お客様からのクレームはメーカーの財産です。

もっとよくしてくれ、ここをよくしてくれ、という話は知りたくてもなかなか聞けません。

メーカーさんはお客様から要望がなければ、この商品で間違いなかった、と思います。
でも、本当はお客様が相当我慢していたりするわけですね。


ここがおかしかったよ、と伝える事で、次の商品に生かす事が出来ると、どんどんいい商品に変わっていくと思います。

製品テストをしているんですけどね、なかなか気づきにくいみたいですよ。

韓国警察の制服の件、無事におさまるといいなあ。

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シルクは確かに滑るけど…。

東京都知事の件で連日ニュースがにぎわっています。
いろんな話が飛び交う中、クリーニング屋としてどうしても反応してしまうのが、シルクの中国服の話。


書道をやるときに、シルクの中国服を着て書くと体がよく動いて書きやすくなる、というもの。
厳しい第三者の方々にもご納得いただけたようです。

世の中の反応は?というと、結構手厳しいんですよね。
わからなくもないんですが、クリーニング屋としてみてみると、僕は確かにそうだよね、と思うんです。


シルクの特性を考えてみると、確かに滑るだろうな、と。
筆が動かしやすくなるだろうな、と思います。
それこそ、他の服を着て書くよりも絶対やりやすくなっているでしょうね。

シルクの中国服を着て書かなければいけないかどうかは別として。

シルクの性能を考えると、ごもっともだな、と思うんです。
で、ついさっきのニュースでも、裸で書けばとか、夏は逆に暑いでしょう、とか言っているんですが、おそらくこの人たちはシルクのすごさを全く知らないんでしょうね。


裸なんかよりもよほど動きやすくなりますから。
また、シルクの吸湿発散性は季節問わず使えます。
四季を問わず、十分使えると思いますよ。

それが絶対必要か?は別として。


いくら中国で買ったといっても、シルクである必要があるのかな?と思うんです。
滑りをよくして、体の動かし方を滑らかにしたいのなら、化学繊維という選択肢もあります。
ナイロンやポリエステルで、極細繊維のものなら、ものすごくすべすべしてますからね。
これでも十分目的は達成できるんではないのかな?と思います。


値段も安いでしょうし。

シルクにこだわる必要があったのか?
役職上、仕方がなかったのか?
などなど、いろんなことは想像できますが。

ただ、ニュースを見ていて、東京都知事に悪いイメージを持っていて、それに合わせるようにシルクの事を悪く言うのはちょっと嫌だな、と思うんです。

シルクってすごいんだから。

お手入れとか大変だけど、でも、一着くらい持っていたら人生豊かになるから。
シルクの服を着た時の、あの幸せ感、他にはないですからね。


シルクは悪者ではない、という事を今日は伝えたかったんです。(笑)


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ドライクリーニング系男子。

こんな言葉があろうそうで。

ドライクリーニング系男子。

詳細はこちら。

ワケあり女性のハートをわし掴み!?『ドライクリーニング系男子』

えー・・・・・・、これについては書くことがないなあ。(笑)
リンク先を面白おかしく読んでください。(笑)


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梅雨の時期に気を付ける事は?

今年は梅雨らしい梅雨になっているようです。


雨が降り、気温が低い。
洗ってしまったはずの長そでをもう一度引っ張り出して着てもいいくらいの気温だったりしますね。
ここ数年の梅雨は気温も高く、ただ蒸し暑いだけでしたが、梅雨ってこんな感じだったよなあと思いださせてくれるような見事な梅雨のような気がします。

さて、この梅雨の時期、気を付ける事があります。


やはり湿気対策でしょう。
雨が降ることで、湿度が上がり、いろいろと面倒なことが起こり始めます。


雨が降ると簡単に湿度が上がりますね。
75%以上になる日も結構ありますし、時には80%を越す日も。
このラインを越えだすと、結露しだしてカビが生えやすくなります。
大体湿気は端っこの普段、見えないようなところにたまりがちです。
そこからどうしてもカビが生えてしまうんですよね。


そして、服も湿気を呼びます。
服自体が、親水性、水との相性がとてもいいので、湿気を呼びやすいんです。
素材によってはその湿気が抜けにくいものもあるんです。

この時期やるkとは、雨が上がって晴れたら喚起をよくすること。
空気を入れ替える事で、湿気はなくなります。
こまめにこれをやる事で、カビが生えなくなりますよ。


クローゼットの中で、喚起がしにくい所には、除湿剤を入れておいてください。
そして、こまめなチェックを。
気が付かないうちにパンパンに水がたまってしまっていることがよくあります。
いくら除湿剤を入れておいても、水が溜まってしまっていたら、除湿してくれませんから。

湿気って、人が住んでいるだけで結構たまっていくんです。
呼吸からも湿気は出ていますから。


カビは通常、湿気と栄養分が必要なんですが、生活をしていると空気がどんどん汚れていきます。
料理などで、家じゅうに細かい油が舞い、壁に付着するようです。
それらを栄養としてカビが生えてくるようですね。


つまり、日常的にカビが生える条件が整っている、という事。
雨が降った時は特に気を付けないと危ないですよ。

この時期、喚起にご注意を。


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子どもは大人みんなで育てるものですね。

子どもを育てるって大変ですね。
時には親だけではどうしようもない時ってあります。
昔なら、おじいちゃん、おばあちゃんがいたりしたんでしょうが、今はなかなかそういうわけにもいかず…。
だからこそ、周りの協力って必要だと思うんです。


うちの子供たちは週に二回、柔道に通っています。
幼稚園のころから一緒だった女の子が、同じ柔道教室に通っていたのですが、ここ最近休んでいるんです。


調子が悪いのかな?と思いきや、うちに遊びに来るときは元気。
子供たちも何となく感じているようで、どうやら一度休んでしまってから行きづらくなっているんじゃないか、との事。
お母さんも、いかせようと一生懸命話をしているようなんですが、子どもの抵抗にあい、うまくいかないようです。


日曜日、その子がうちへ遊びに来たので僕が少し話をしました。

なんで柔道行かないの?
嫌になった?


と聞くと、うん、と言います。


僕から伝えたのは次の話。


やめてもいいと思うけど、今のようにいかないで逃げるようにしていると、後になってから嫌な気持ちになるよ。
大人になっても、何かがあるたびに思い出して嫌な気持ちがして、逃げるようになるから、出来るならちゃんと言った方がいい。
もし嫌でやめるにしても、ちゃんと話をしてやめた方がいいよ。


他の大人の話なら素直に聞けるんですよ。
親子だから話がきけないってありますよね。


そこで、火曜日の柔道は僕が迎えに行くので行こう、という話になったんです。
本人も、分かった、と。


そして今日。
柔道の時間一時間前に娘に電話をさせると、電話に出ません。
何回掛けても電話に出ないので、娘ももしかして・・・・、と変な想像をしているみたい。
約束をしているから迎えに行くよ、と僕。
時間10分前にもう一度電話をすると、お母さんが出て、本人が嫌がっていて、説得している、といいます。


迎えに行くと・・・・・、トイレに籠城していました。(笑)
子供たち全員で説得に行ったんですが、もう聞く耳持たないんですね。
何回か休んだことで、行くのが怖くなってしまってる。
あの手この手、最後は籠城までするわけです。

子供のパワーはすごいですから。
こっちも本気でやらないと押し切られてしまいます。


柔道の時間が過ぎても出てこないので、僕も様子を見に行きました。


思いっきり泣いていましたが、前回と同じ話を思う一度。

嫌なら辞めてもいいけど、今のようにしていたら駄目だよ。
こうやって逃げると、大人になってまで思い出して嫌な気分になる。

これはね、僕らも同じ失敗をしてきているからわかるんだよ。
僕も同じように逃げたことがあって、そのせいで30歳ころまで何かあるたびに思い出して嫌な気分になっていた。

そうならないためにも、やめるなら辞める、行くならちゃんと行く、どっちかにした方がいいよ。

たぶん、ほとんどの大人はこれだけ泣きじゃくる子供を見ると、これだけ嫌がっているならもう辞めさせてあげよう、と思うと思うんですよ。
こんな大泣きしていると、トラウマになる、心に傷がつく、そう思う人の方が大多数ではないかと思うんですね。


違うんです、逆なんですよね。
ここで逃げるようにやめさせちゃうと、もっと大きなトラウマになってしまうんです。


周りは何とも思っていないのに、柔道の関係者から逃げるようになったり、柔道場の方面にはいかなくなってしまったり、何かをしようとするたびに、逃げた記憶が思い出しちゃったり。
こんなのが結構長く続きます。


本当に心の傷ってやめる方がでかいんですよね。


僕らは今までにそういう失敗をたくさんしてきています。
子供に伝える事は、同じ過ちをしないように、道を見せてあげる事だと思うんです。


どこまで伝わったかはわかりませんが、今日は行くという事になり、でも、僕らと一緒は嫌だ、と。
おかあさんといっしょがいい、と自転車で行くことになりました。
きっと、うちの子たちに合わせる顔がなかったんでしょうね。
それもよくわかる。


無事に柔道に行き、帰り迎えいにって様子を見てみると、いつものように楽しそうに笑っている姿が。


ほらね、いけばいつもみたいに笑って楽しめる。

休んでたので、顔を出しづらかっただけだったんですよね。
さっきまで大泣きしてたのが嘘のように、いつものように僕に絡んできます。


大丈夫だったろ?と聞くと、とりあえずはね、と。
子供たちに様子を聞くと、一番楽しんでいた、と。(笑)
これで次も来れるな、と話すと、うん、と言います。


ひとまずよかった。


子供って、親だけが育てるものじゃないんですよ、まわりみんなで育てるものなんです。
親には親の役割が、でも親では通じないときもある、そんなとき周りに大人が関わってあげるといいんですよね。

みんなで子供たちを見守っていければいいんじゃないかと思いますね。


みんなが願っているのは子どもの成長、幸せですからね。
とりあえず、良かったかな。

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リサイクルセンターで火事。

昨日の大掃除の成果で、ゴミがたくさん出てしまいました。
普通に捨てられるものから、粗大ごみまで。
そのうち使うだろう、壊れた時の代替機に、なんて考えていたら粗大ゴミがたまってしまったんですね。


多摩川沿いのリサイクルセンターへ持ち込めば、粗大ごみの処理代が半額になります。
今日の午前中は、ゴミを出しに行くことになりました。

朝一でお客様のところから品物を集荷して着まして、品物を下ろしたら今度は粗大ごみを積み始めます。
なぜか?ブラウン管のテレビなんかもありまして、荷台はパンパンに。
積み終わると、昨日、ゴミ捨ては私が、と言っていた嫁さんが出てきません。


あ、これは僕一人で捨てて来いってことだな。

僕も大人ですからね、言われなくてもわかります。(笑)
この一瞬で理解する能力は旦那さんには不可欠な能力です。(笑)

テレビは粗大ごみとして捨てられません。
電気屋さんで引き取ってもらわないといけないので、その場でスマホで調べ物をしていたんですね。
すると、嫁さんが店から出てきて、私も行くので待ってて、と。
リサイクルセンターからヤマダ電機へ行こうか、ヤマダ電機からリサイクルセンターへ行こうか、迷っていたところ言われてしまったので、その場で待機になってしまいました。


10分後、嫁さん登場。


ドカッと後ろに座ったら出発です。
時間がお昼前だったので、近いヤマダ電機から。
本宿トンネルのあたりで急に込み始めます。
しかも、けたたましいサイレンの音が、聞こえてくる。


火事だな。


瞬時にわかりますね。
もう少し進んでいくと、まさに西府の出張所から消防車が出ていくところでした。
消防車が出ていくときって、あんなでかい音を出していくんだな、と初めて知ったりして。
何とか渋滞を抜けてヤマダ電機へ。


駐車場からテレビを下ろし、台車で二階のカウンターへ。
テレビを捨てたいのですが、と話すと、店員さんがすぐ対応をしてくれます。
用紙に名前を記入して、お金を払って、終了。
5分もかからずに終わってしまいました。


さあ、ではリサイクルセンターへ行きましょう。


ヤマダ電機を出て、鎌倉街道を走っていくと、やはり本宿トンネルのあたりから混み始めます。
さっきの火事は、この道路沿いなのかな?と思ったので、道を変えて、四谷から多摩川沿いに抜ける事に。
これがうまくいきまして、すいすいっと多摩川沿いまでいったのでした。
そのままリサイクルセンターの方へ走っていくと、赤いパトランプが先の方で回っています。

あら?さっきの火事はこっちだったかな?


そのまま走っていくと、消防車がずらりと並んでいます。
火事はどこだろう?と走っていくと、リサイクルセンターに到着。


入ろうと右折のウィンカーを出したら、職員さんが入っちゃダメ、と合図を出すんです。


そんなこと言われても、こっちも粗大ごみを載せているので一刻も早く処分したいし・・・・・。
どうしたんですか?と聞いてみたんですね。
すると・・・・・


火災が起きたので、今日はおしまいです。


か、火災???
ここだったの?
仕方なく、通り過ぎると、中の方に消防車が数台。
完全にここが火元でした。

捨てらんないのか、また明日来るかね、なんて思っていると、よく考えたらこの火事に出くわしていたかもしれないな、と気付いてしまって・・・・。
嫁さんを待たずに、そのままリサイクルセンターに行っていたら、まず間違いなく出火に出くわしていたでしょう。
車で待っていた時間、消防車が出ていく時間、もろもろを考えると、どんぴしゃのタイミング。


いやー、ついてましたね。
嫁さんに声を掛けられ、待っていたのが、良かったみたいです。

うん、ついてる。(笑)

火事は怖いですからね。
今日も元消防団員さんと話をしていて、火事は簡単に起きてしまうんだそうです。
で、大きな火よりも、他に燃え移ってしまうのが怖いんだそうで・・・・・。
例えば天ぷら油から火が出ているだけなら、それを消火すればいいんですが、他に燃え移ってしまうと、片方を消火しているうちに他がどんどん燃え広がっていってしまい、手遅れになるんだそうで・・・・。


本当に火事は怖いですよ。

皆さんも気を付けてくださいね。

粗大ごみは、明日朝一に変更になりました。
リサイクルセンター、やってますように。


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掃除中。

今日は、予てより当家の懸案事項でした、とある部屋の大掃除をしました。
数年前まで、妹が使っていて、その後伯母が使っておりました。
そして、誰もいなくなったところに、いろいろと物を詰め込み、最後僕の寝床となっている部屋です。(笑)


朝から嫁さんと母が大騒ぎをしながら片づけをしています。
でも、その部屋には僕が今まで使っていたものもごろごろ残っているわけです。


僕も一緒にしないといけません。(笑)

積んであったものを片付けていくと、出てくる出てくる、クリーニングの資料が。(笑)
古いもので必要のないもの、いつでも入手できるものは処分をしていこうと決めたのですが、確認をしているうちに楽しくなっちゃって、ついついのめりこんで読んでしまいます。


こうなると、もう邪魔者でしかないんですね。


自分の必要なものだけまとめて、あとは女性陣にお任せしました。
一度整理して、入れ替えたいんだそうです。

こうして掃除をし始めると、いろんなことに気づきます。
買ったときは結構な値段がしたものだったり、希少性が高くて大事なものだったりしていたのに、大事に保管をしていなかったので使えなくなってしまったものもありました。


そう、物は大事にしないと使えなくなってしまうんです。

服もそうですよね。
着ていないからと、ちゃんと保管をしておかないと気が付いたときにカビにやられていたり。
変色していたりすることはよくあります。


大事なものほど、仕舞うときはちゃんと仕舞わないとな、とこういう時に感じますね。
そして、大事だったら、取っておかないで使わないと、という事も。
絵画や美術品のようなものなら、しまっておくのも仕方がないのかもしれませんが、使えるものは使ってあげるのが物のさだめ。


物の寿命をまっとうさせるためにも、きちんと使ってあげないといけませんね。

ついつい、そのまましまっちゃう癖のある僕ですが、出すようにしました。
水曜どうでしょうのフィギュアも飾ってあげなきゃ、と箱から取り出して机の周りに飾っています。(笑)
こんど、これを入れる箱を買ってきましょう・・・・・、嫁さんに内緒で。(笑)


明日の午前中は、リサイクルセンターへ駆け込むようです。
ゴミ出しから一週間の始まりですね。

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クリーニング屋さんがないんです。

数年前に引っ越しをされたお客様が府中へ戻ってきました。
年に数回は府中に来てたらしいのですが、これからは府中で生活をしていく、と。
またよろしくお願いします、とのご挨拶でした。


その時に、クリーニングのご相談も受けていたんですが、引っ越しをされた先でクリーニング屋さんに困っていた、とおっしゃるんですね。

どこを探しても、周りにあるのは受け渡しのクリーニング屋さんだけ。
うちみたいに、仕事をその場でしているようなクリーニング屋さんはないんですよ、とおっしゃいます。

クリーニングの仕上がりに重点を置いているお客様は、受け渡しだけのお店よりも、個人のクリーニング屋さんを探す人が多いんです。
しかし、おっしゃるように、なかなか個人のクリーニング屋さんを見つけるのが難しいんですね。
引っ越した先にクリーニング屋さんがなくて・・・・、とご相談されて宅配便でクリーニングをすることがとても多くなっています。

実際には、クリーニング屋さんは絶対その周辺にあるんです。
でも、見つかりづらいんでしょうね。

主な理由 その1


あまり宣伝をしない。


個人店のクリーニング屋さんは宣伝をあまりしないところが多いんです。
折込チラシなどはしませんし、ポスティングもしません。
せいぜい電話帳に載せているくらい。
ホームページなんて持っていない所の方が圧倒的に多いですし。

電話帳のお店の名前だけでは、そのクリーニング屋さんがチェーン店なのか個人店なのか、区別つきませんしね。


主な理由 その2


表通りで営業をしていない。

実はうちみたいに大きな通りに面している個人店って少ないんですよ。
うちは片側二車線の鎌倉街道に面していますし、中河原駅からも歩いて1分ほどのところです。
こんなに分かりやすい所に出している個人のクリーニング屋さんはありません。
同業者や業界関係者が来ると、ここで営業をするなら他にやり方があるだろう、と言われるくらいですから。


通常は、住宅地の中にいきなりあらわれたり、古い住宅兼店舗のようなクリーニング屋さんが多く、見つけづらいんです。


これでは個人店を見つけるのは難しいですよね。
よほど運よく店の前を通ったりしないと見つけられないかもしれません。


でも、それでも何とか見つける方法があったりします。

それは、組合のホームページを見ること。

クリーニング屋さんにはクリーニング組合というものがあります。
県単位でありまして、お住まいの地域のクリーニング屋さんの情報が載っていたりします。
所属しているのが個人のクリーニング屋さんが主なので、個人店を探している人にはかゆい所に手が届く仕様となっています。


一つ問題があるとすると、クリーニング組合に所属しているのは全体の半分以下、という事。
例えばうちは所属していませんので、東京都クリーニング組合のホームページに行ってもうちの事は載っていません。

全体を網羅しているわけではないので、その点だけ注意が必要です。

もう一つ、パソコンやスマホを持っている方は、地図アプリでクリーニングと検索をしてもらうと見つけやすくなると思います。
スマホには、GPSという位置情報を教えてくれるサービスがあります。
地図で検索をすると、今いる周辺のクリーニング屋さんの名前が位置情報とともに、ずらりと出てくるんですね。


そこをよく見てもらうと、似たような名前が出てきたら、そこはチェーン店と判断していいと思います。
○○クリーニング 中河原支店、とかいう名前だったらチェーン店だとわかりやすいでしょう?
チェーン店はその地域がいくつか出店しているので、地図アプリだとすぐわかるんです。

逆に個人のクリーニング屋さんは、被る名前がないので一発でわかります。
そして、地図アプリなので、場所も行き方もわかるんです。


とても便利ですよ。

お住まいの地域のクリーニング屋さんの情報がなくて、どこに出そうか迷っているとき、こんな調べ方もあるので試してみてくださいね。

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もしかして、クリーニングがおかしい?

クリーニング屋さん、ちょっと聞きたいんですけど?

この時期になると、こういう質問をされることが増えます。
どんな内容か?と言いますと・・・・・。


他でクリーニングしたものなんですけどね、ここがこうなっちゃっているんだけど、これってクリーニングがおかしいって事ですか?

この質問をするのに、たぶんかなり悩まれたんだと思います。
僕が毎週お伺いしているお客様なので、他のクリーニング屋さんを利用してこうなった、とは聞きづらかったんでしょう。
悩んだ末にご相談されたような感じでした。

あー、これはクリーニングが悪いですね、ひどい仕事だなあ……。


なんて、他のクリーニング屋さんなら言うのかもしれない。(笑)
でも、僕はそんな事は言いません。
まずは、現状の確認をして、どうしてそうなったのか?考えてみる必要があるからです。

そもそも、何がいいクリーニングで、何が悪いクリーニングか、まだ判断するには情報が足りないですから。

品物は何か?
素材は何か?
クリーニング代はいくらくらいだったか?
お店の形態は?
お店の名前は?


このくらい質問をさせていただきます
お客様も、話しづらい部分もあるので、答えたくない部分はごにょごにょむにゅむにゅでいいんですけど。(笑)


すると、大体どんな仕事をしているか?わかるんです。


現物を見るのが大前提ですが、たいてい質問されるときは現物がありませんので、お話を聞いたうえで可能性のあるものを列挙して説明していきます。


たぶん、こういう仕事をしていると思う、そこでこういう所が問題でこうなっているんだと思う。
で、普通なら気付いて修正をするんだけど、してないのが問題ではないか?と思う、などなど。


お客様は、この時点でものすごく不安なんですよ。

例えば、シワがついていたとして、それが二度と取れなかったら?と不安になるんです。
いつもついていない所にしわがついているので、おかしくなっているのかもしれない、そんな風に不安になっています。

でも、たいていは仕上げ直しなどで直ってしまうので、まずは再度クリーニング屋さんへお願いしてもらうように説明をしています。


直らないようなものであったとしても、まずはやり直しが基本。
その後の話は、やり直しでしてきた後に進めればいいんです。

時には、現物を見てもらえますか?と言われることもあります。
その時はより詳細に説明が出来ますし、具体的にどのように直してもらってください、とアドバイスすることもできます。
もちろん、その時はうちの名前を出してもらって、クリーニング屋さんにこう言われたんだけど、と言ってくださいね、と伝えます。
その方が早いですから。

昨今、このようなご相談が増えているんですが、以前と明らかに違うな?と思うのは、お客様がわからないことがあるとものすごい不安を感じてしまう、という事。
二度と戻らない、ダメにされてしまった、もう着る事が出来ない、というように最悪の状態を想像する人が増えてきたな、と思うんです。


そこまでひどいものってそんなになくて、たいていはやり直しで元に戻ってしまいます。
そもそも、二度と着られないような風にしてしまったら、黙って返却しないで、弁償なりなんなりの説明が最初からありますからね・・・・。

服が、とても繊細なものとして認識されているのかな、と思うんですね。


お気に入りのTシャツなんか、手洗い押し洗いですよね、皆さん。
それは過保護というか、やりすぎというか、汚れ落ちないでしょ、と思うんですが・・・。
でも、そう感じるほど服に対して、繊細感を感じているのかもしれませんね。

不安に思ったら、ぜひご相談ください。
僕らの説明を聞いて、少しでも不安が払しょくできて、前に進めるようになるならいつでもご相談を受けます。


他のクリーニング屋さんならどう思うだろう?


セカンドオピニオン的にご相談してみてください。
きっと楽になると思いますよ。


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クリーニング屋さんへ営業をしに来る人たちへ。

忙しいこの時期に、営業の電話をいただきます。
時間があればお話を伺ってもいいのですが、今の時期はたいてい忙しいし、お客さんも着てたりするし、営業の電話は正直今は勘弁してほしいんです。

皆さん、クリーニング屋さんへ営業をかける時期を完全に間違っています。

今の時期、クリーニング屋さんへホームページの製作やチラシの制作、アルバイト募集のチラシの営業をかけても無反応です。
だって、今の時期が最盛期で忙しいですから。


クリーニング屋さんには適切な営業の時期というものがあります。

クリーニング屋さん以外、あまり知られていませんがクリーニング業界には繁忙期と閑散期というものが存在します。
繁忙期と閑散期の差は天と地ほどありまして、繁忙期は寝る時間もないほど、閑散期は一日一時間働くと仕事が終わってしまうような時期があるんです。


僕らが営業の話を聞けて、興味が持てるのは繁忙期手前の閑散期。
2月から3月頭くらいが一番話を聞けるんですね。

この時期は、いわゆる準備期間なのでいろいろと準備をしています。


アルバイトやパートを雇っても、忙しい時期に雇ってしまっては仕事を覚えてもらえません。
最盛期に合わせて少し前から雇い始めるのが普通。
つまり、閑散期という訳なんですね。


チラシやホームページも同じ。
いわゆる宣伝ですから、忙しくなり始め、もしくはちょっと前に作るのが理想。
相談しながら作ろうとすると、少し早目に取り掛かりますので、やはり二月あたりがベストという事になります。

なのに、なのに、なのに。

忙しいこの時期に電話をかけてきて、今手が離せないといっているのにまくしたてるような営業をしてくるとマイナス効果しかありません。
そんな会社とは絶対付き合いませんもん。

すこし、少しだけ相手の事情を考えてみましょう。
僕らにも、欲しいなと思う時期があります。
それは、皆さんがクリーニングをしたいな、しなきゃな、と思うちょっと前あたり。
その時期がベストなんですよね。


その辺、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

こう書いていると、では夏になると汗かいてみんな洗うから・・・・、という声が聞こえてくると思います。


夏、クリーニングにどれだけ出していますか?
自分の利用頻度を思い返してみるとわかります。


そこを踏まえたうえで適切なタイミングで営業をかけてきてくださいね。

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詰め込まれたスーツ、誰かが教えてあげなきゃ!

昨晩深夜、お風呂上りにテレビを眺めていたら、若い男性がインタビューされていました。
仲間を待っている、とスーツ姿の男性。
これから就職の面接へ行く、と言います。

そこへ現れたのが、友達二人。
夜行バスで揺られてきたので、とにかく眠そうです。

夜行バスで着ていますから、恰好はとてもラフ。
これからスーツへ着替えるんでしょうね、

スーツは?と質問されます。
この中に入ってますよ、と指差したのが、ナップザック。
とてもスーツが入るようなサイズでもなく、こんなのに入れてきたの?大丈夫?とみんなが心配するほど。

大丈夫ですよー、と取り出したスーツは案の定しわくちゃです。
友達も、それはやばいよ、と連呼しています。
意に介さないのは本人だけ。
結局、その小さなナップザックの中に、スーツとワイシャツ、革靴まで入っていました。

実は、就職の面接でしわくちゃの格好で行く人が結構いらっしゃいます。
ブラウスやワイシャツにアイロンがかかっていなかったり、スーツがよれよれだったり。


それで本当に面接受けるの?と見てるこちらがハラハラするような格好の人がいます。

ああいうのって、誰も教えてあげないんでしょうか?

親御さん、友達、学校、就職関係の本。
どこかで、誰かが教えてくれても良さそうなんですけどね。

恰好よりも自分の中身を見てほしい、そんな時期は誰でもあると思います。
自分をよく見せるという事だけ考えると、そういうのはあるのかもしれません。
でも、自分とあってくれる人への配慮だとしたら?
自分の格好が人のためだと思うと、また違った解釈になってくると思うんです。


社会人の入口に立っている彼らに、だれかちゃんと教えてあげなきゃいけないよな、と思います。

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