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イタリアよりも日本。

いろんな話をネットで見かけますが、読んでいるとため息が出てしまう事があります。
今朝も、とあるブログを見つけ、見ていると、スーツのクリーニングについて書いてある。


イタリア人が、日本人はスーツをクリーニングしすぎる、と。
クリーニングしすぎて、スーツが傷んでいる事を知らない、と言ったんだそうで。

で、スーツは元々がヨーロッパから来ているので、向こうの方が歴史が長い、だから信用できる、というようなお話だったんです。

確かに、スーツはヨーロッパから来ています。
しかし、だからと言って扱い方がそのまんまヨーロッパのやり方でいいのか?というと、そうではないんですね。

一番の違いは、気候の違いです。

ヨーロッパ、日本みたいに湿気が高くないでしょう?
汗もあまりかかないから、日本製の服のように、色止めという作業をしていない事がよくあります。
色止めとは、服に染色をして際に、その色が溶け出さないように加工をするんです。
これをしておくと、多少汗をかいても、服の色がにじみだすことなんてありません。


ところが、イタリア製などは、色止めをしていない製品があるので、日本で普通に着用しているだけで色がにじみだしてくるケースがあります。


イタリアならこんな事は起こらないんでしょうが、日本は環境が違うので、こんな事が起こってしまうんですね。


また、ヨーロッパは水が固いんですよ。
硬水なんですね。
硬水で洗うと、どうなるか?というと、服がぱさぱさになるんです。
汚れは落ちないし、そもそも洗剤入れても泡が立たないし。


汚れを落とすために、石にたたきつけて洗わないといけなかったり。
洗うと傷む、というのはここから来ているんだと思いますよ。


そして、国民性もあると思うんですが、洗う事よりも、アイロンがけの方が気に庵る民族なんですよね。
プレスの工程は日本の数倍もあります。
そのくせ、シミがついていても平気で着る事が出来たり。
服についての感覚そのものが日本とイタリアとではかなり違うんですよ。

話を戻しまして・・・・・。

日本の、暑くて、湿度が高くて、汚れを気にする国民性、などを考慮すると、クリーニングをするのが望ましいと僕は思います。
真冬ならシーズン終わりでも構いませんが、それ以外のシーズンは割とこまめなクリーニングが必要ではない、かと。


一回着たら洗う、それはさすがにいきすぎかもしれませんが、汗ばむ季節になったら、1カ月に一度はクリーニングしても決して多くはないと思いますよ。

昔と違い、スーツを着るときに、汗がつかないような工夫も今はしません。
ダイレクトに汗がスーツにしみこんでしまう、今の着方ですと、クリーニングは必須条件と言えます。


あ、それともう一つ、ヨーロッパと日本で違う事が。

クリーニングの技術そのものが違います。
日本で使っているドライクリーニングの機械は、ソフトなものが多いんです。
逆にヨーロッパでは、結構強めのドライクリーニングが使用されています。
クリーニングに対する意識の違いはここもあるのかも。


あと・・・・・、以前、イギリスから帰ってこられた服をクリーニングした時に、すっごく汚れているな、と思ったことがあります。

日本のクリーニング技術の方が上なんだな、と。

だから、安心してクリーニングにお出しください。
もし、身近なイタリア人に、クリーニングしすぎちゃダメよー!と言われたら。

日本のクリーニングは最高だよー!とお伝えください。(笑)

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