雨でびしょ濡れになった服はどうすればいい?
昨日の夕立はすごかったですね。
まさにゲリラ豪雨。
おかげで涼しくはなりましたが、びしょ濡れになってしまった人もいたんではないでしょうか?
ここでは何回か濡れてしまった時の対応の仕方を書いてきてるんですが、改めて復習をしてみようと思います。
服がびしょ濡れになってしまったら。
まずやってはいけない事の一つが、ビニール袋に入れる事です。
出先で、どうしようもないときは仕方がありませんが、帰宅して、翌日クリーニングに出すつもりでビニールの袋に入れて保管される方がいらっしゃいます。
これは、ダメ。
翌朝、カビが生えている事があるんですよ。
ビニールは通気性が悪いので、濡れたまま入れておくと、湿った状態が続いてしまいます。
そこに、この気温。
カビが生えやすいのは25度から30度と言われていますので、エアコンを入れた状態でもともすればちょうどいい気温の状態になってしまう事もあります。
・・・・・、危険でしょ?
また、濡れたまま丸めて入れておくと、服の色が他に移ることがあります。
これを、移染といいます。
染められた色が他に移ることを言います。
たまにありませんか?
家で洗濯機で洗って、脱水が終わったまま一晩放置しておいたら、服のところどころに変な色がついてた、とか。
あれも同じですね。
では、びしょ濡れになった服をどうすればいいか?
ハンガーにつって乾かしましょう。
これが一番です。
とにかくつるして乾かす。
濡れたままの状態が一番いけないので、干してつるします。
一晩経てばたいてい乾きますが、もし乾かなくてもいいです。
服が重なった状態もよくありませんしね。
そして、翌日、乾いた服をクリーニング屋さんへ持って行ってください。
実はクリーニング屋さんでも、濡れた服はそのまま洗いません。
とくに、ウールで出来たものは、そのまま洗ってしまうと縮んでしまうので、一度乾かしてから洗います。
乾かすって大事なんですよ。
夕立やゲリラ豪雨、分かっていても避けられないときがありますね。
もし濡れてしまったら、以上のようなことに気を付けて、対応してください。
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