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シミが落ちていないときのしみ抜き代問題。

昔から議論されてきていた話なのです。


シミが抜けなかったとき、しみ抜き代はいただくのか?

クリーニング業界の中でも、長いこと議論されてきました。
消費者の皆さんも、腑に落ちない問題なので、よくネット上で見かけます。

汚れを落とすためにお金を払っているのに、落ちなかったらしみ抜き代は返すべきじゃないのか?


消費者の方々もそういいますし、クリーニング屋さんの中からもそういう声が上がっています。
逆に、仕事はしているのだから、落ちる落ちないは別にして、薬品などを使用した分はいただくべきだ、という声もあります。


この違い、成功報酬なのか労働報酬ののか、という問題なんでしょうね。


簡単に言うと、落ちたらお金を払うか、作業をしたから払うか、という話。
仕事は成果が出なければ仕事ではない、という人もいるので仕事をする、という定義も難しくなっているんだと思います。

正直な話をしますと、僕もどっちが良いのか?どっちが正しいのか?わかりません。
頼んだ仕事が出来てなければお金を原必要はないだろう、そういわれると確かにそうだな、と思いますが、反面仕事を頼んで人が動いているのにお金を払わないのもおかしいかな、と思うのです。

成果が出るのはある意味当たり前ではないんですよね。
誰もが、成功するために成果を出すために仕事をしているのですが、結果としてでないこともあるわけです。


クリーニングで考えると悩むんですが、これを医者に置き換えると何となく理解できたりします。


医者がどう手を尽くしても結果的に治らず死んでしまう事もある。

労働したんだからお金を払うべきだ、というのではなく、一生懸命手を尽くしたのに結果が出なかったのなら、その労働にはきちんと報酬を払う必要があるんだろうな、と思うわけです。
やるべき事をやってくれたんだから、と。


この辺はとても難しい問題ですね。
だんだんと世間が結果が出るものにしかお金を支払いたくない、というような風潮が出てきているのも感じています。

どこで感じるか?というと、クリーニングにお持ちになった時に、きれいにならないならクリーニングは出さないで捨てる、という人がとても多くなっているからです。


これ、昔は違ったんですよ。

きれいになるかどうか、一度洗ってみて。

昔はみんなこうだったんです。
で、クリーニングしてみて、きれいになっちゃったわね、また着れるわ、と翌年も着用していたんですよね。
僕らも預かった段階では、どこまできれいに出来るか?正直未知数なんですよ。

きれいになりますよ!

と言いたくても、きれいの判断はお客様がするので、僕らと感じる事が違うケースもある。
言い切りたくても言い切れないものです。

きれいにするために頑張る。

そのためにあれやこれやいろんなことをしながら洗っていきます。
そこをどう考えるか、なんでしょうね。

うん、悩むな。

悩んでいても仕方がないので、ここで一つの答えを出してみようかな、と思います。


クリーニング屋さんにもいろいろありまして、中には、シミが落ちなければお金はいただきませんというお店もあります。
ネットでそういって宣伝をしているお店もありますし、店頭でそういう告知をしているお店もあります。
また、最近は品質保証と言って、お客様がご納得されないなら全額返金をする、というお店もあります。


落ちないならクリーニングに出したくない、という人にはそういうお店を選ぶという手もあります。

また、ほとんどが前払いなクリーニング屋さんですが、後払いをしているクリーニング屋さんもあります。
こういうお店も、成功報酬が多いので、後払いのお店を選んでみてもいいかもしれません。
その代わり、落ちた時にはきちんと料金がかかると思いますけど。


ぜひ、クリーニング屋さんを探してみてほしいな、と思います。


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