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ドライクリーニングでろ過をしていないクリーニング屋さんはいません。

今週いっぱいお休みをいただいております。
今しばらくお待ちくださいませ。

最近、スーツの取り扱いについてのサイトをよく見かけます。
スーツの選び方や、お手入れの仕方、クリーニングに出す頻度など、アドバイスのようなものを集めたサイトがたくさん出来ているようです。


・・・・・・、目的はスーツとは違う別のところにあるみたいですが・・・・。
アフィリエイト、要は広告収入のために人を集めたいんですね。

なので、便利そうな情報なのに、結構詰めが甘い情報が多いです。


とくに、スーツのクリーニングについての記述は、結構いい加減なものも多く、首をかしげたくなるようなものがたくさん。
似たようなところから情報をコピーしてきているので、間違った情報が乱立してしまうんでしょうね。


で、ドライクリーニングについて、一つ間違った情報がありましたので、ここで訂正。(笑)


ドライクリーニングに良し悪しについて、こんな記述がありました。


ドライクリーニングは、有機溶剤を使用しているため、洗うたびに捨てる事が出来ずに、ろ過をしながら使用している。
お店によっては、この濾過を怠っている所があり、汚れた溶剤を使いまわしている所があるので注意。

この情報、間違っているんです。


ドライクリーニングは、有機溶剤を使用していてその都度溶剤を捨てる事が出来ないので、ろ過しながら使用している。
ここは正しいです。

問題は、次。

ろ過を怠って、汚れた溶剤を使いまわしている。


ここは間違いなんですね。

ろ過と聞くと、皆さんどんな事を想像されているでしょうか?


洗った時に使った、有機溶剤を、桶かバケツに取り置きして、別途、濾過機でろ過している。


こんなイメージでしょうか?
実は違うんですよね。
ドライクリーニングの機械に、ろ過器は内蔵されているんです。


機械の下の方にベースタンクと呼ばれる貯蔵庫があります。
そこに、有機溶剤がたくさん入っていまして、洗う時にここからポンプでくみ上げあられ、洗う仕組みになっています。
ここまでの動作はボタンを一つ押せば、自動で行われています。


そして、洗浄で使われた溶剤は、ろ過器を通ってベースタンクに戻るんです。
つまり、常に濾過はされている状態、という事になります。

そして、貯蔵庫に入った溶剤は、常にポンプでくみ上げられ、ろ過機と貯蔵庫を循環しながらきれいにしています。
これも、自動で行われているんです。


想像と違ったでしょう?


ろ過を怠る、という事は起こりえないんですね。
大事なのは、この濾過器のメンテナンス。
大きなカートリッジをきちんと交換をしておかないと、ろ過をしていても溶剤がきれいにならない、という状態になってしまうんですね。

ドライクリーニングは、こういうコストがものすごくかかります。
洗う技術も大事ですし、機械のメンテも大事な仕事です。

クリーニングに関する話題が取り上げられるのはうれしいのですが、反面、よく知らない人が間違った情報を上げているのもたくさん見受けられます。
残念なのは、その間違った情報の方が数が多いこと・・・・・。


ぜひ、クリーニングに関する情報は、クリーニング屋さんから仕入れるようにしてください。
それが一番正しいです。

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