水洗いとドライクリーニング、両方出来ると書いてあったらどっちを選べばいいの? その1
新しくいる衣類の取扱い表示が変わります。
今までの表示との変更点は主に二つ。
一つは、商業クリーニングに対応すること。
もう一つは、表示に意味が上限表示になる事。
今までの取扱い表示は、実はクリーニングに対応していませんでした。
クリーニング屋さんは参考にはできますが、クリーニングをして問題が起こったとしてもメーカーに責任を問うのが難しかったのですが、今後はクリーニングに対応するので、洗えると表示がついているものは確実にクリーニング出来るという意味になります。
また、今までの表示は、洗える、というあいまいな表示だったのですが、これからはここまでは出来る、という上限表示になるので、表示通りに洗えば、何も問題は起こらない、という事になります。
大きく分けて二つですが、この二つを可能にするために試験方法など細かく改正をされています。
では、新しい表示で、水洗いが出来る、ドライクリーニングが出来る、と両方表示されていたらどちらを選べばいいのでしょうか?
水で洗えるのだから水で洗えばいい、自宅でもいいしクリーニング屋さんで水洗いを頼めばいい。
いやいや、ドライクリーニング出来るのだから、ドライクリーニングで頼めばいい。
はたしてどちらが正解???
どのようにクリーニングをするか?
一つの基準として汚れの質で選ぶことが出来ます。
よく言われていますが、ドライクリーニングは汗の汚れに弱いとか、水洗いは油汚れが落ちないとか、
このように、汚れの質で、どのような洗い方をするか、選びます。
汗は水、油はドライクリーニング、と明確に分かれるものではないのですが、確かにドライクリーニング水洗い、双方に得意な汚れがあります。
汚れに合わせて洗浄方法を選ぶのは正しいです。
お客様が自分で判断できないときは迷わずクリーニング屋さんへご相談を。
適切な洗浄方法を選んでくれますので、安心です。
では、汗もそこまでかいていないし、油汚れが付いているわけでもない。
そういう時は?
ここが一番悩むところですよね。
自分で洗えるのなら自分で洗いたい、クリーニング屋さんへ相談に行って、そのまま持って返ってくるのは恥ずかしい。
できる事なら自分で判断をしたい。
その判断のポイントになるのが、水洗いとドライクリーニングの洗い上がりの違いです。
続きは明日。(笑)
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