久しぶりの連絡が・・・・。
フェイスブックなどに右手のけがの話を載せていると、遠方の友達から電話が履いたりします。
大丈夫?
仕事できないでしょう?
配達などは何とかできていますが、アイロンなどは握れない状態が続いていまして、このブログでさえ、iphoneから更新をしています。
今日は様子を見ながらパソコンから更新をしていますが、右手が使えないだけでこんなに不自由になるとは。
なんだかんだ言いまして、右手社会なんですよね。
僕は左利きでもあるので、ご飯を食べたりは普通に出来るんですが、世の中の物のほとんどは右手仕様なので、いつも大変でした。
いやいや、今日はそんな話ではなくて・・・・。
そんな心配をしてくれる友達の電話の中の一本にちょっと違うものがあったんですね。
久しぶりに連絡が来まして、電話に出ると、元気?と。
右手がこんなだけど、元気だよ?というと、工藤さんはいつも元気だなあ、と言います。
実は・・・と、話してくれたのが、僕と電話の友達との共通の友人が、クリーニング屋さんを辞めたんだよね、という話だったんです。
実はクリーニング屋さん、結構やめている所が多いんですね。
やめている所の多くは、年配のところ。
後継者がいなく、自分も高齢で、機械設備が壊れてしまったとか病気が原因で廃業をされるところが増えています。
大手チェーン店と違い、個人店で腕のいい所が多いので、いざ辞められるとお客様がとても困る。
そこで、クリーニング難民が出来てしまうんです。
新しクリーニング屋さんを探し回っている人がかなりいらっしゃいますから。
友達のところの廃業は結構ショックでした。
その理由は、高齢でもなんでもないからです。
年も僕らとそう変わらない、少し上位、働き盛りですよ。
昔ながらのクリーニング屋さんで、仕事も丁寧でした。
そんなお店が廃業をされた、と聞いてびっくりしたんですね。
その廃業をした友達とは、この数年、疎遠になっていました。
とある活動を一緒にしていたんですが、方向性が合わず、僕の事を信用できなくなってしまったんでしょうね。
やめておきなよ、という僕の話も届かず、クリーニング関係の某会社の社長のところへ行ってしまいました。
しばらくは、いろいろな噂を耳にしましたが、そのうち話を聞かなくなり、それでもがんばっているんだろうな、と思っていたら、この話でしたから。
若い人が辞めるという事は、何よりも心が折れてしまうんですよね。
頑張っても仕方がない、この業界に未来はない、そんな風に思ってしまう事が多いんです。
彼の周りにいた人たちは何もしなかったんだろうか?と思って話を聞くと、どうやら周りとも連絡を取っていなかったようで…。
僕と袂を別れてまでついていった人には、はしごを外された、と言っていたそうです。
こうなることが何となくわかっていたけど、何ともしようがなかったんですよね。
向こうも僕には連絡が取りづらかったんだろうな、と思います。
でも、勇気を出して連絡をくれていれば、何かしら話が出来たんだけどなあ、とも思うんです。
関西方面の人で、まだ周りの人が気付いていないのであれば、気づいた段階で連絡を取ってあげてほしいな、と思います。
いまさらですが、少しでも心が楽になれば・・・。
お子さんもいますしね、クリーニングはやめてしまいましたが、頑張ってほしいと思います。
電話をくれた友人も、何とも言えない思いを僕に話したかったんだそうです。
いい友達がいたのになあ。
人のつながり、仲間を強調する人はいますが、本当に大事な時に動けないのはいけません。
たまに思うのですが、仲間がいる事が大事なんではなくて、自分がその人にとっていい仲間でいる事が出来るか?が大事なんじゃないでしょうか。
困っているときに助けに行けるか、自分がそれが出来なければ、仲間になれませんから。
助けてもらう事で仲間がいる、という人がいます。
でも、本当は、自分が躊躇なく助けに行ける事がいい仲間でいられる条件なんだと思います。
少なくとも、自分はそうありたいです。
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コメント
雨中の友、雨に打たれる友人にそっと傘を差し出す事が出来る人に成りたいです。
投稿: 秦 忠幸 | 2016年10月27日 (木) 21時14分
秦さん、本当にそうだよね。
それが本当の仲間だと思う。
投稿: boribori | 2016年10月29日 (土) 07時56分