服を傷めないためにクリーニングはするのです!
色んな所でスーツの扱いなどを教えてくれるサイトが増えてきています。
ほとんどが、どこかに書いてあることを参考にしているので、どこか違っていたり、全然違っていたり、おかしなところまで丸パクリしていたり、と見ててうーんと頭を抱えてしまうようなものが多くありました。
ところが、この数日、見つけたものはそれまでと違って結構いい内容のものがある。
自分で調べたのかどこかに書いてあったのか、どちらにしろ正しい情報が広まるのはいい事ですから、こういうのは大歓迎です。
特に、スーツの洗う頻度について、という所はよくできていました。
どのくらいの頻度で洗うか?は、どのくらいスーツを持っているかによって違う、とあるんですね。
そう、その通り!!!
スーツを洗うタイミングや頻度って、どのくらいスーツを持っているかで全然違います。
当たり前の話で、少なければ、回数多く着るわけですからその分汚れもつきやすくなっています。
多く持っていれば、休ませる時間もできるし、同じだけ着るのにも時間がかかる。
多く持っている方が長持ちをする理由もここですよね。
さらに内容は突っ込んでいて、着数によって洗う頻度の違いをきちんと説明をしていたんですね。
ここまでかいてくれると、自分のスーツの着数と照らし合わせて洗うタイミングを考える事が出来ます。
ようやくいいサイトが出てきたな、これをまねしてくれるサイトが増えていってくれるといいなあ、と読んでいると、最後に来て、残念な記述が。
クリーニングすると傷むので、なるべく洗わないようにしましょうと。
あー、最後はその落ちでしたか。
とても残念です、ここまでがとてもよく出来ていただけに。
しかし、なんでクリーニングすると傷む、になってしまうんでしょう?
そこがとても不思議ですよね。
本当は逆なんです。
なんでクリーニングをするか?というと、
服を傷めないようにするために、クリーニングをするんですから。
皆さん、洗うと傷むと思ってますよね?
違うんです、服を洗わずに来ていると、汚れが溜まって固くなってどんどん生地が傷んでいきます。
汚れを落とすことで、生地の負担を軽くし、着用時の痛みを減らすんです。
だから、クリーニングすると、傷まなくなるんですよ。
いつのまにか、クリーニングすると傷む、という風に変化してしまいましたが、昔はクリーニングしないと傷むというのが当たり前でした。
60後半から70過ぎくらいの人は、当たり前のように、クリーニングしないと傷むよね、といいます。
そうなんです、クリーニングは服を傷めないよにするためにするもんなんですよ。
お間違いなく。
適切なタイミングでクリーニングをしましょう。
スーツも長持ちしますよ。
| 固定リンク | 0
「クリーニング」カテゴリの記事
- アイロンの掛け方の正しい説明。(2021.01.23)
- 一晩つけ置きする意味は?(2021.01.20)
- 洗浄力とは その2(2021.01.19)
- 洗浄力とは? その1(2021.01.18)
- ルームランプ、交換。(2021.01.17)
コメント