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洗剤の違いで風合いが変わる?

ドライクリーニングにも洗剤を使っています。
ドライクリーニング専用の洗剤、というものがあるんですね。

僕らの業界では、ソープと呼んでいます。

一応、整理しておきますが、ドライクリーニングとは石油などの油で洗うクリーニングのことを言います。
洗剤の違いではなく、水で洗うと水洗い、油で洗うとドライクリーニングとなります。

市販のドライマークの洗える洗剤はドライクリーニングではありません。


よく、ドライクリーニングは汗が落ちない、とネットで見かけますが、そりゃ、ドライクリーニングの油だけで洗ったら汗などは落ちづらいでしょうね。
家での洗濯でも、水で洗うだけだと食べこぼしとか落ちないでしょ?
洗剤を入れると一気に洗浄力が上がって食べこぼしなんかも落ちるじゃないですか。


同じように、ドライクリーニングでもソープという洗剤を入れて洗う事で、汗汚れも落とすようにしています。


そのソープ、いくつか種類がありまして、どれを使うか?で汚れ落ちだけでなくいろんなものが変わってくるんですね。

メーカーの違い、というだけでなく、ソープの基本性能で変わるんです。
電気的な話なんですけが、ソープには+と-があってそこには大きな違いがあります。


+の電気を持ったソープを使うと、風合いがよくなるんですね。
柔軟剤も+の電気を持っています。
すべっとするんですよ。


逆に―の電気を持ったソープを使うと汚れ落ちがよくなるんです。


汚れが落ちた方がいいんじゃない?と思うんですが、落とし過ぎてもよくない、と以前書いたかと思いますが、そこの判断は難しいんですよね。
肌触りを重視したい人もいますし、とにかく汚れ落ち重視の人もいます。


クリーニング屋さんでもこの辺は判断が分かれまして、時代背景なんかも影響をしたりするんです。


僕がクリーニングの仕事に就いたときには、+の電気のソープが主流でした。
とにかく風合い重視、柔らかいのが好まれる時代で、友達のクリーニング屋さんに聞いてもほとんどが+の電気のソープを使っていましたね。

それよりもっと前になると、―の電気のソープが流行っていたそうです。


今はソープの基本性能だけでなく、助剤と呼ばれる補助する薬品が充実してきて、風合いなどは別の所からよくすることもできるようになってきました。
まさに技術の進歩、というわけですね。


ひつ口にクリーニング屋さんと言っても、工場併設店や受け渡しだけのお店、使っているソープの種類など、お店の数だけいろんな顔を持つクリーニング屋さんがあります。


自分の好みのクリーニング屋さんが必ずあるはずです。
なかなか見つけられない、とよく聞きますが、自分に合ったクリーニング屋さんを見つけた方々のお話を聞いていると、たいてい結構な数のクリーニング屋さんを回っています。
結局、いいクリーニング屋さんと出会う近道は、数多く回ることかもしれません。

あともう少しすると、本格的な衣替えが始まりますよ。
いいクリーニング屋さんが見つかりますように。


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