匂いを消すのは汚れを取る事と同じ意味ではありません。
匂いを消すための機械がたくさん売り出されています。
先日も、韓国製の機械で匂いを消すやつが。
売り出されたころは15万位したらしいですが、それが今や2万円を切る位になっているそうで、大量生産できたのかな?と思います。
オゾンを使って消臭しているんですよね。
オゾンはとても優秀で、においを消してくれます。
かなり強力なものでも、消臭してくれますし、僕らの知らない所でいろんな業種が活用しているものなんです。
しかし、この手の機械で不思議なことが一つあります。
それは必ずと言っていいほど、汚れも落ちる、と書いてある。
残念ながら、気体のオゾンでそれは無理ですよ。
さすがにそれは言い過ぎ。
でも、匂いが取れる事と汚れが落ちる事を、同義として書いちゃうのって結構多いと思います。
たしかに、においの原因が汚れの場合、原因である汚れを取り除くと匂いも消えます。
なので、クリーニングや洗たくは有効なんですね。
また、第一の原因が汚れではなく、菌の場合、その餌となっている汚れを落とすことは匂いけしに有効。
でも、この場合、洗った汚れが落ちても、菌が残っていたりすると、着用中についた汚れでまた匂いが発生してしまう事があります。
どちらにしろ、クリーニングとか洗濯は大事ってことです。
しかし、匂いをその場で消す、と限定をすると、洗わなくても消せるんですよ。
上記のオゾンもそうですし、ファブリーズなどの消臭剤もそう。
一時的に、においを消すことは可能です。
でも、原因が解決されていないので、また匂いが発生しますが。
理想は、原因を取り除くことで、洗う事が大事。
でも、生活の中では時に洗う事が出来ない環境もあったりしますよね。
そういう時に、一時的に匂いけしを使うのは有効だと思います。
匂いけしの機械が作られるのは悪いことではない、として、でもそれで洗わなくてもいいとか、これで汚れも落ちるとかいう風になってしまうのは、おかしいです。
あくまでに匂いに対して、だけですから。
でもねえ、不思議とこういう機械のレビューって、汚れも落ちた、と言いがちなんですよね。
本当に不思議。
考えたくないですが、お金積まれた?と勘ぐってしまいそう。
レビューって参考にしてますから公平に書いてほしいですね。
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