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ブランドものを考える。その2

昨日の続きです。

高級ブランド品の、強いポリシーやコンセプト、それ自体はこだわりとかでいいと思うんですが、色んな所で障害になる事が増えてきました。
僕らクリーニング業というのは、商品をきれいにするためにいろいろとやります。
そこに問題がある、と突っ込まれたらしいんですね。


手を加えれば、ブランド品とは認められなくなります、とお達しが来たらしいんですね。


先日、とある業界内で有名な先生とお会いした時に聞いたんですが、まあ、それってどうなのよ?と考えさせられまして。
バッグだったらしいのですが、傷や色はげなどがあるので、補色をして修正をしようとしたらメーカーからクレームが入ったと。

手を加えたらその商品は、ブランド物とは認められなくなる、というらしいんですね。


でも、こちらとしては、お客様がきれいにしてくれ、直してくれ、という要望があってやっていますし、高級品と言えども使用するためのバッグですから、汚れもするし傷もつきます。
それを直すのも当たり前の行為だと思うんですけどね。


でも、それを許さない、とメーカーはいっているんだそうです。


ブランドメーカーの主張としては、有名な絵画に自分で色とを足しますか?と。
その時点で、その作品はかいた画家のものではなくなる、それと同じことです、と。

うーん、するってえと、ブランド品は芸術品ととらえた方がいいのかな?

クリーニングの技術が上がり、昔なら扱わないようなものが洗えたり、修正をしてもらえるようになってきています。
しかし、製造メーカーがこういう主張をしてくると、僕らのできる事に限界が生じてしまう。


メーカーいわく、お客様に、ブランド品としての価値がなくなるが、かまわないか?という承諾書にサインをしてもらえばやっても構わない、と言われたらしいです。

うーん、まるで、某スマホメーカーのような話だなあ。

某スマホメーカーも、時間がかかるけど修理はしてくれますけどね、お値段高いし、いいものを普段使いしている人にとっては思う所もあるんですが・・・・。


ブランドのイメージを守るためにこじらせちゃったのか?

この辺の法的な解釈、結論が出ませんね。
法律的な解釈はいろいろと存在するんですが、何しろ判例がないんですよ。
裁判で争う、とぎりぎりの所までは行くらしいんですが、最終的に裁判まではしない。
だから、判例がなく、どれが正しいのか?わからなくなってしまっています。


昔ならここまでの主張などはなかったと思いますが、これから細かい所での争いが増えていくように思うんです。


お客様が安心してクリーニングに出せるように、僕らも堂々とクリーニング出来るように、何とか結論を出したいですねえ。
出来れば、メンテナンスとして、認めたもらえる形で。


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