これってどうやって覚えたかな?
子どもと生活をしていると、あれ?これってどうやって覚えたかな?と思うことがあります。
大人の僕らからすれば当たり前である意味常識。
習った覚えもないし、生活や学校の中で自然と覚えたような気もします。
だから、子どもたちも自然と学年が上がればいつの間にか学んでいると思い込んでしまうんですが、そうでない事がたまにあるので驚くんです。
例えば、ハサミ。
ハサミなんてだらでも使えるでしょ?幼稚園で工作したり、学校でも使うし、生活でも使うでしょ?
と思うんですが、使えない子っているんですよ。
ハサミをもたせてこれ切って、と言っても、どうやって切っていいか?わからない。
ハサミには切れる角度があるので、自然と切りづらいものには工夫して使うと思うのです。
ところが、どうやっていいか?わからない子もいる。
僕らが当たり前にしてきて誰に教わったことでもないので、こう言う場面を目の当たりにすると、どうやって覚えたっけな?と自分が悩み始めるんですね。
今日も、お店の前が汚れていて、子どもたちに水で流しておいて、と用事を頼みました。
ホースを準備し、蛇口を開けて水を出すまではいいのですが、ちょろちょろ出してるだけなので、一向に綺麗になりません。
何やってるんだろ?ともっと強くしなよ、と言うと、うーん、と悩んでる様子。
どうしていいか?わからないみたいです。
水を強くする方法、知らないのか?と聞くと、蛇口をもっとひねる、との回答が。
いや、それより手っ取り早い方法あるから。
ホースの先を摘んでみ?
と言うと、強く出てあっ!と。
気づかなかったみたいですね。
こんなのこそ、子供の頃に、水の掛け合いっこをしたりして自然に覚えたと思うんですが、やらせてこなかったかな?と自分で反省したり。
水を無駄にするんじゃない!と叱られるのとセットにはなりますが、こう言う経験ってさせておかないとダメだなあ、と改めて思います。
子供のいたずらは色々覚えるチャンスでもありますからね。
大人が、時に許容して、時に叱り、育てていく事が大事だなあと思います。
で、うちの子供たちには今年の夏は、お店の前の水撒きを頼もうかな。
少し遅いですが、色々とやらせましょ。
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