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そのアイロンのかけ方、プロ用ですよね?

昨日、接骨院へ行った時に、治療終わりに院長先生とYoutubeのアイロンがけの動画を見ていました。


こんなのがあるよ、と何本か動画を見せてもらいましたが、今アイロンがけの動画ってたくさんあるんですね。
思わず洗濯王子の動画まで発見したり。(笑)
奴もいろいろやってるな。(笑)


いくつか動画を見たんですけどね、おかしいんですよ。
違和感がある。
その違和感の理由が何となくわかってきたんです。

家庭に向けた動画なのに、家庭では使えないようなかけ方になっているんですよね。

いわゆる、プロ仕様というやつで、クリーニング屋さんだからこそ、そういうかけ方が出来るのであって一般家庭ではこれ無理だよね、というようなものがいくつもあったんです。
なんでそんな作りになるか?
クリーニング屋さん、家庭との違いを理解していないからなんですよね。


こういう風に掛けます、この手順で掛けます、と言ってさっさとかけていくんですが、家庭用のアイロンでは無理。
なんで気づかないか?というと一般家庭と同じような環境でやってないからなんですよ。


クリーニング屋さんのアイロン台で、クリーニング屋さんのアイロンで、掛けているから違いが分からないんです。

まず、一番違うのは蒸気の量と素早さ。
そして、アイロン台の違い。
この二つはとても大きいです。
ささっと掛けていられるのも、アイロン台がバキュームで蒸気を吸っていてくれるから。


一般家庭のアイロン台ではあんなにスムーズに掛ける事は難しいですし、そもそも蒸気を吸ってくれないので伸びません。

手順も一見同じでいいと思いがちですが、大きな平台のあるクリーニング屋さんと違い、半身が乗っかる程度のアイロン台では書ける順番も工夫をしなければいけません。


つまり、クリーニング屋さんが作っている動画は、家庭用ではないってことなんですね。

では、家庭用に特化した動画はどうか?というと、これはこれで問題がある。
掛ける場所が違っているんですよ。
アイロンはどうしても広い生地を掛けたがりますが、本質は違うんです。


うーん、クリーニングと洗濯って、ずっとモヤモヤして居たんですが、最近なんとなくわかってきました。
この二つ、実は似て非なるものなんですよね。
洗う、アイロンを掛ける、きれいにする、同じような事をしているように見えるんですが、実は考え方もやっている事も違います。
なのに、お互いがずれたまま情報交換をしているので、変な感じになっているような気がするんですよ。


だからクリーニング屋さんは、しみ抜きや洗い方を教えたがるんだなあと思うんですよね。
同じだと思い込んでて、教える事で媚び売って自分たちを信用してもらいたい、そんなのが見え隠れしている。


うーん、違うなあ・・・・・。


もっとっつかえたことがいい事ってありますよね。

汚れってどういう時につくのか?とか。


汚れが付きやすいシチュエーションとか。


シーズンごとの汚れの付きやすさ、とか


きれいになるって何?とか。


クリーニングするメリット、とか。


なんか手順や技術の公開ばかりに目が行って、その手前の当り前の事の共有がきちんとできていない事には見向きもしないんですよ。

そう、当たり前だから言わなくてもいい、見たいな。

汚れは誰でもわかるでしょ、と思っているんでしょうか?
そんなことないんですけどね。
当たり前だと思っている事が当たり前ではなくなっている、そこに気づけば伝えていく事ってしみ抜きでも洗い方でもない、ファッションの知識でもないとすぐわかりそうなものですが・・・・・。


もっと、世間に目を向けないとだめですね。
ちゃんと相手を見ないと、アイロンの動画のように、中途半端になってしまう。
非常にもったいないと思います。

で、やはりプロ用のアイロンは重いけど、使いやすいんだなあと思いました。(笑)

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