超高齢化社会をどうするか?
いきなりすごいタイトルで始まってしまいましたが・・・・・。
そんなに難しい話ではなく、僕らの周りの変化についての話。
徐々に、変化が起きているんですね。
高齢化社会を感じるようになったのは数年前から。
お客様が定年を迎える方が多くなってきたのもあります。
また、耳の遠いお客様が増えた、という事もあります。
これが結構厄介で。
見た目、おじいちゃん、おばあちゃんならこちらも話すときに注意をするんですよ。
ところが、見た目は全然若く話し方も若い。
こちらの話を聞いていて、ちゃんとそれにこたえてくれているように見える・・・・・、でも本当には違う人がかなりいらっしゃいます。
実は耳の聞こえが悪くなっていて、話をほとんど聞いていらっしゃらないお客様が本当に増えました。
一見話がかみ合っているようで、実は相槌を打っているだけ、みたいなケースも・・・・・。
初めての御客様だと困ることが多いと思いますが、クリーニングはリピートする商売なので、いつもの流れでお互い話がかみ合ったと思い込むことも増えています。
猫ひっかき病で、病院に行ってお薬をもらった時、調剤薬局で一生懸命おばあちゃんに説明をする薬剤師さんがいました。
耳が遠いのか、いくら話ても通じない。
一つ聞こえたかと思うと他の話に飛んでしまう。
いやー、これはとても怖いなあと思ったんですよ。
お薬は、使い方を間違えると毒にもなりえます。
また、用量用法を守ってこそ効くというもので、それがきちんと守られないと、治る病気も治らない。
薬剤師さんも責任があるから一生懸命説明をするのですが、これが伝わらないとなるとどうすればいいんだろう、と他人事ながら考えてしまいました。
また、老化の一つに歌がり深くなる、という事があります。
これもその兆候があるな、という方が近くにちらほら・・・・・、うちの身内ですね。
テレビを見てて、これは詐欺だとか騙そうとしているとか、急に言い出す。
どこからそう判断したのか?一緒に見ていて僕にはわかりません。
でも、そう見えちゃうしそう思い込んでしまうんでしょうね。
例えば今のはテレビですが、これが僕ら商売人との話を信じてもらえなくなってしまったら。
どんな仕事もお客様との信頼関係があって成り立っています。
嘘をつく気もない、騙そうともしていない、お客さんのためにとおもって話したことを信用してもらえなくなると、こちらも悲しくなります。
悲しいだけならいずれ癒えていくんですが、仕事そのものを疑われるようになってしまうと、仕事そのものが出来なくなってしまう。
変なものを信じて僕らの話を信じてくれなくなったり。
去年でしたか、週刊誌に飲んではいけない薬の一覧、というのが載りました。
週刊誌の話だから、大げさに書いている、ぼくらはそう思うのに、信じてお医者さんに食ってかかってしまう人がいるんです。
薬には当然副作用があります。
毒にもなれば薬にもなる、ってやつですね。
副作用に注意しながら、病気をナス呼応化があるから薬として使用しているのに、副作用も出ていないうちから騒ぐ人が多く出てしまっては、お医者さんも困ってしまっただろうと思いますね。
これ、お医者さんの話だと思っていると自分の業界にもやってくるんですよ。
たまたま、お医者さんの所で出た、というだけで、自分たちの仕事でも同じようなことが起こる可能性はあります。
今のうちにどう対応するか?きちんと考えておかないと。
後、自分にも当然老化が起こるという事ですね。
気付かないうちに頑固になってしまったり、疑い深くなってしまったり、その可能性もあります。
自分では気づけないから、子どもたちに話しておこうかな。
まぎれもなく高齢化社会に突入しています。
そしてその影響も間違いなく出ている。
僕らが年を取るように、お客様もお年を召していきます。
ずっと同じ、という感覚ではいちゃいけません。
うまく対応していかなきゃいけないなあ。
願わくば、これからのお年寄りが、昔のお年寄りみたいに、生き字引と言われるように頼りにされるような年の取り方をしていってもらいたいなと思います。
やっぱりまだまだかなわねえな、と、僕らが目標にするくらいに。
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