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クリーニングの需要が減ってる理由は?

最近何かと話題のクリーニング業界。
先日は、預かったままの品物の話が取り上げられ、今度はクリーニングの需要の落ち込みについて、記事を見かけました。


そんなに気になるのか?クリーニングが。(笑)



記事によると、そもそも店舗数が激減している、というんですね。
すでに3割ほどの業者がやめている、と。
これは確かにあたっているんですが、記事はさらに続きます。

さらに業界全体の売り上げが、業者数の減少とは見合わないほど落ち込んでいる、とあるんです。

ピーク時の4割近くまで減少、と。


これも確かにその通り。
で、その理由を分析していたんですね。


一つは、コインランドリーの台頭。


コインランドリーが徐々に増えてきていて、それが圧迫しているのではないか?という話。
確かに増えているんですが話題に上がったのは去年の話。
落ち込みに関係なくはないけど、もっと別の要因がありそうです。


次に上がったのが、家庭洗濯機の進化。

洗剤も良くなり、洗濯機も進化し、家庭で洗えるものが増えてきた、と。
これらが重なり、需要が減ってきている、と書いてあります。


うーん、確かに家庭での洗濯も増えていますが、それだけではないと思いますよ。
セーター、下手すればダウンなんかも洗っちゃう人がいらっしゃいますが、それだけではないかな、と。


この手の記事は、クリーニングと取って代わるものを探し出して理由にしてしまいがちなんですが、それ以外にも原因となることがあるんですね。


一番の理由、それは服の数が減っていることなんです。


いやいやいや、クローゼットのなか、すごいよ?という方、おっしゃっている事はよくわかり。

では、お持ちのスーツ、何着ありますか?


今は多くても10着以内ではないでしょうか?
これでも相当多いと思います。


服の数は多いんですが、スーツなどクリーニングが本来必要な服が減ってしまっているんですよね。

みなさん、少ない数で着まわしすぎてるんです。
だから、傷んでるし、長持ちしない。


僕が仕事についた頃、スーツは1人15着は持っていました。
春夏で7着くらい。
秋冬で7着くらい。
一週間に毎日着替えられる数、もっていたんですね。
そこに、大事な日に着ていくように、数着。
年配になると、もっと増えていきます。

これが普通だったんです。

当然、衣替えの時に出るスーツの量も今とは比較になりません。
一人当たり、5着以上はクリーニングに出ましたし、多い人は20着くらい。

ですから、春の衣替えの時は洗いや仕上げが追いつかず、袋に入れて積み上げていたんですね。



しかし今は。


もっているスーツの数が少ないので、多くても3着ほどしかないクリーニングに出ません。
そして、ちゃく数が少ないので、クリーニングに出すことができず、一年ずっと着てる人も増えて着ました。


数が減り、年に数回の利用が一回に減り、これが大きな原因だと思うんですよね。

それを証明するかのように、スーツ業界の売り上げも激減しています。
サラリーマンがスーツを持たなくなって着ている何よりよ証拠です。


記事の最後には、そうは言ってもクリーニングしなくてはいけないものもあるので、クリーニング屋さんはなくてはならないものだ、と締められていましたが…。


職人が減り、売り上げが減り、資材が高騰している今、クリーニング屋さんがどのくらい残るのか?だんだんと難しくなって来ています。


クリーニング屋さんの数が減るか、クリーニング代がもっと上がるか、もっとクリーニングの利用が増えるか、なにかしないとまずい状況でしょうね。


まずは、もうちょいスーツを買いましょう、と言いたい。
傷んでいるスーツが出るたびに、休ませていればもっと持つのに、と思います。


スーツ、買い足しましょう。



この記事を参考にクリーニング業界のことを書く時は是非ご一報ください。
スーツの数に触れて説明しているのは多分僕しかいません。
勝手に拝借してもバレますから…。
以前、クリーニング屋さんの見つけ方でグーグルマップを使ったやり方もパクられました。
その話を一番初めに書いたのは僕です。

参考にするなら一言欲しかった、と思います。

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