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柔らかいものが好きなのは服も一緒ですね。

興味深い記事を発見しました。


日本人は、固い物よりもやわらかいものをおいしいと判断するらしい。


これ、外国の人から見ると違和感があるようなんですね。
固いというと語弊があるのかもしれませんが、歯ごたえのあるものに味を感じる人が多い外国人に比べて、日本人は柔らかいことがいい食べ物の証と感じる人が多いようです。


以前はお肉でもさしの入った柔らかいお肉が好まれていましたが、最近はさしの入ってない赤みのお肉を好む人も随分と増えてきています。
ただ柔らかいだけではなく、段々と食材の味を感じるようになってきているのかもしれません。


柔らかいものを好むのって、何も食べものばかりではないんですよね。
服も同じで、柔らかいものがいいもの、という考え方は服にも当てはまっています。
肌触りがいいもの、という方がしっくりくるのかもしれません。


洗濯も同じよに柔らかさを求める人が多いですよね。
だから、柔軟剤が売れる事売れる事。
洗って固くなるのにはいくつか原因があるんですが、それらを無視して柔軟剤を使う人が多いと感じています。


これは、クリーニング屋さんにも言えて。

カシミヤ製品を、洗ったら固くなるから、と柔らかくなるような薬品を使う人もいます。
うち、カシミヤを洗っていて固くなったりしませんけどね?
洗って固くなるのには理由があって、どこかがおかしいから固くなるんですけど、それを柔らかくなる薬品に逃げてはいけないと思うんだけどなあ・・・・・。


まあ、これもやわらかいものを好む人が多い、という理由で善意で薬品を使っているんだと思います。


先ほどの赤みの話と似ているんですが、服もやわらかいものがいいという訳ではないんですね。
肌触りがいいものがいい商品、というのは一つの指標だと思うんですが、やはり服は肌触りだけでは語れない部分があります。


着心地、これ、とても大事ですよ。


皆さん着心地を肌触りと勘違いされているんですよね。
本当は違うんです。
着心地とは肩幅やウェストなどのサイズ感、動いたときに引っかかりのなさや余裕など、着ているときに違和感がないか?という事がとても大事なんですよ。

服はデザインによって、動きにいろいろな制限が出てきてしまいます。
立っている時はいいんだけど、腕を動かした途端に服がずれて動いてしまう、そんなこともよくある話で。
どちらがいいか?というよりも、その服を着てどんな所へ行くか?が大事なんですね。


皆さん、あまり気にされていないかと思うんですが、服の袖って付き方が違うんですよ。
スーツの袖は下にすっと降りているし、作業着みたいな服は袖が下に向かってついていません。
もっと可動できるようについているんです。


特にスーツは肩にあっていると、着ていてとても軽く感じます。
昔はクリーニング屋さんも、スーツを仕上げる時に肩を重点的に仕上げたものなのですが、最近は肩周りはとても大変で技術者が減ってしまったので、簡単な仕上げに移行しつつあります。


これ、結構な違いでしてね。
肩周りを上手に仕上げるクリーニング屋さんでスーツを洗ってもらうと、クリーニングから返ってきたスーツを着た時に軽さが半端ないんですよ。
たぶん、経験されたことがない人が着ると、クリーニングってすげえな、と思うでしょうね。

こういう技術、継承していってほしいなと思いますが、とても大変で手間がかかるので、今への平均的なクリーニング料金では難しくなってきています。
職人が育ちませんからねえ。


この技術がなくなる前に、一度は体験してもらいたいなあ、と思います。

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