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洗浄時間と汚れ落ち。

ためしてガッテンの黄ばみ取りの放送がかなり波紋を呼んでいます。
皆さんが日ごろとても気になっていたワイシャツの襟の黄ばみの話ですから、消費者の食いつきが違う、というのもあります。


と同時に、内容のおかしさにクリーニング屋さんも疑問を呈していましたし。

色々と突っ込みどころはあるんですが、表現と指摘になるものが一つありました。
それは、油で汚した布を普通の洗剤で洗ったら落ちるか?というテスト。
番組内では何度洗っても全くきれいにならず、最後100回も洗っていましたね、
さすがにそこに行くころにはきれいになっていましたけど、画面には見えない記事の粗さも目立っていたんではないか?と推測します。


あのテスト、水で油は落ちないよ、という事を見せたいんですよね。
でも、それって不思議に思いませんか?


TVで流れている洗剤のCMは、油汚れも落ちてるじゃない?と。
あれは嘘なのか?と疑問に思いません?


この疑問の答えは実は洗浄時間にあるんですね。


あのテスト、一回5分の洗浄を繰り返していたんですよ。
5分では汚れって落ちないんですよね。
汚れは洗浄液に使ってから徐々に落ち始めるんですが、大きく汚れが落ち始めるのは10分を過ぎたあたりなんです。
そして、18分ごろに最大のピークを迎え、20分を過ぎるくらいから汚れが逆に衣類へ戻り始めます。


つまり、洗浄力のピークで洗っていないので、汚れが落ちなかったんですよ。


今の洗剤は優秀なので、あそこまで落ちないという事は考えづらいです。
たとえ水洗いでも、もう少し落ちるはず。
でも、演出上、はっきりと分かる程度に落ちない方がよかったのかもしれません。


洗浄時間について、あまり知られていないようで、あまり短すぎると汚れが落ちません。
かといって、長すぎるとよくない。
適切な洗浄時間を確保する必要があります。
洗濯機によっては、水をためている時間もカウントしていたりすると、実際の洗浄時間は10分もないケースもあります。
汚れが落ちないな?と思っているときは時間を気にしてみるだけでもかなり変わりますね。


汗や皮脂の汚れ落としは、いくつかやり方があります。
メリットデメリットがあるので、その都度、どれが適切か?と判断をしてクリーニング屋さんでは洗っています。
クリーニング屋さんの事を、僕らがうなるほど適切に取り扱った番組は今まで見たことありません。

いつか、そのような番組が出来る事を祈っています。


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