乾いているのか、乾いていないのか、問題。
この時期、クリーニング屋さんにはとても大きな問題があります。
それは、品物が、乾いているのか、乾いていないのか、問題。
乾いていれば何の問題もないのですが、乾いていないと、色々と問題があるので乾燥していることはとても大事なことなんです。
乾燥機を使える品物なら問題はありません。
乾くまで乾燥すればいいので。
問題は、乾燥機を使うには不向きなもの、自然乾燥をしなければいけないもの、なんですね。
いちおう、目安はありまして、このくらい干しておけば、乾く、と言うのはあるんです。
でも、季節柄、乾く時とかわかない時があります。
だから、必ず、乾いているか?チェックをするんです。
ドライクリーニングをした品物のチェックは簡単です。
匂いを嗅ぐだけ。
ドライクリーニングの溶剤の匂いがしたら乾いていないと判断出来ます。
生地の薄いところ、生地の厚いところ、と匂いを嗅ぎ、溶剤の匂いがしたらまだ乾いていない、と判断します。
ところが、です。
人間の鼻って、慣れてしまうんですよね。
あまり匂いを嗅いでいると、その臭いに鈍感になってしまうんです。
乾いてないのに、臭いがしないから、と判断を誤ってしまうことになりかねません。
なので、今の時期はとても慎重にかわいているか、乾いていないか、しつこいくらいに確認をしています。
今の時期に着る、カシミヤやアンゴラ、、アルパカなとの品物が自然乾燥するんですね。
急いているけど、乾かないと仕上げられない、まだ乾かないか?と気ばかり焦ってしまいます。
今も数点、乾燥待ちが…。
早く乾いてほしいなあ。
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