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洗剤に頼っても解決しない問題もあるんですよ。

最近、配達に出ていると洗濯のご相談をよく受けます。


いま、洗濯がちょっとしたブームなんだそうで。
自分でやるから気になる事が多いらしいんですね。
これってどうなんですか?あれってどうなんですか?と色々気になるようで質問されます。


不安なんですよ。
それが正しいのか?わからないから。
でも、民間療法的な事はやっているんですよね。


特に洗剤に関して、どれがいいのか?何が効くのか?よくご質問をされます。

その都度、色々と答えているんですが、多分半分もご理解いただいてないと思うんです。
その理由は、聞きたいことと僕が答えている事が違うから。

皆さんが聞きたいことは、これに困っているからどの洗剤がいいのか教えてください、この汚れを落とすにはどの洗剤がいいのか教えてください、そういう事なんです。


つまり、効く洗剤が分かれば解決する、その答えだけを教えて欲しい、というんです。

これねえ、分からないでもないんですが、洗剤に頼ってもダメなんですよね。
皆さん、誤解をされているようですが、万能の洗剤って存在しないんです。
汚れの内容、生地の性質、そういう事を加味しながら選んで使っていくものなんですね。


これが一番落ちる!という話をよくされている人がいらっしゃいますが、聞いていると一番ではなくて、単に漂白剤だったり。
つまり洗剤で落ちる汚れは落ち切ってしまって色素が残った、だから漂白剤の効果が出た、という事なんですよ。


漂白剤が効いた、と他のものでも使っても全く効果がないことがよくあります。
それは、漂白剤で落とせない汚れに使っているからなんですね。


皆さん、洗剤の区別がついていないみたいです。


配達にお伺いすると、玄関先にたくさんの洗剤が並んでいる事があります。
どれもこれも同じような洗剤なのになんでたくさんの種類があるか?


皆さん、キャッチコピーで選んでいるからですよね。


色柄物に効く、綿麻に効く、色がくすまない、そんなキャッチコピーを見ては洗剤を一つ一つ購入していく。
そして、家の中に洗剤が大量に集まっていくんですよ。
同じ効果のものがたくさん集まってしまっても、気づいてない事がたくさんあります。


洗剤に頼りすぎですね。

洗剤に頼る前に、どれに何を使うか?きちんと決めないといけません。
それには、洗剤と呼ばれているものの区別がつくことが大事。


料理を甘くしたくて、塩や砂糖を見てどっちを入れようかなあ?とは考えないでしょう?
それは、塩はしょっぱくて砂糖は甘いと知っているからです。

洗剤も同じですよ。

落としたい汚れに合わせて洗剤を選ぶことが大事。
それには汚れがどんなものか、洗剤がどんなものか、知らないといけません。


料理と同じですよ。


この調味料を使えば大丈夫!って、ないでしょ?
カレーでも煮物でも何でも作れる魔法の調味料は存在しませんから。


何となくいろんな人のお話を聞いていると、漂白剤を使ってきれいになった、という人が多いみたいです。
という事は、汚れ自体は落としているか、残った汚れが変質しているかのどちらかか、と。
近い将来、お客様とこんなマニアックな会話をするような日が来るかもしれませんね。

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