制服に向く服、向かない服。
学校の制服について、色々と話が出ています。
高すぎるとか、自由でいいんじゃないか、とか。
そんな中、都内のとある学校の、標準服がアルマーニで作られてる、というニュースがありました。
やはりアルマーニなので、今までのものより高くなります。
全部揃えると6万とか9万とか。
お子さんが多いうちでは大変ですよね。
高いか安いかはひとまず置いておいて、クリーニング屋の視点で考えてみたんですね。
アルマーニは制服になるのか?
僕らのところに出る、一般的なアルマーニのスーツで想像をすると、制服は厳しそうだよなあ、と思うんです。
というのも、アルマーニ、生地がとても柔らかい。
着る場所を選ぶ服だと思うんですね。
ビジネスで着てても、ハードに着てしまうと傷みそうですから、制服としてはどうなのかな?と。
あくまでも僕らの知っているアルマーニなら、ですが。
また、お手入れも大変です。
とても柔らかい生地なので、洗い方を間違えると硬くなります。
クリーニングでも、硬くしてしまうところはあるでしょうね。
乾燥機に弱いので、自然乾燥が必要。
すると、週末にクリーニング、という訳にもいきません。
時間がかかってしまいます。
僕らの知っているアルマーニなら、ですけど。
反面、いいこともあると思います。
計算された、デザインの優れた服を着ると、疲れにくくなります。
体の曲線に合わせるので変な負担がかからないんですね。
普段の行動も、無茶な遊びはしないかもしれません。
服に合わせた動きをすると、暴れん坊は減るかもしれません。(笑)
子どものうちにいいものに触れておく、という考えもあるのかもしれませんね。
でも、家庭への負担も大きいからなあ。
もう少し慎重にしてもらってもよかったかもしれませんね。
制服に求められるのは、やはり強度、動きやすさ、です。
3年着てても大丈夫!なくらいの強度が欲しいですね。
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