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各お店でこれだけの差が。

日曜日のセミナーで、実験を行いました。

各自各お店で使用している洗剤と、ドライクリーニングの溶剤、検査キットを持ち込み、色んなテストをしていたんです。


ドライクリーニングは、溶剤と呼ばれる石油系の油に、ソープと呼ばれる洗剤を混ぜて洗っています。
このソープの違いが洗浄力にかなり差を出しています。

汚れがどれだけ混ざっているか?のテストをしたり、水分をどれだけ保有してくれるか?のテストをしました。
先ほども書きましたが、石油系の溶剤を使用しているので、基本的に水は混ざりません。
でも、水分がないと汚れ落ちも悪くなるし、衣類に含まれている水分が悪さをする事があるので、洗浄液が水分を取り込む必要があります。

そこで大事な役割をするのがソープ、という訳です。


ソープを混ぜた溶剤に水を添加していくとあら不思議、混ざらないはずの水が溶けて消えてしまうんですよ。


油に水を入れたら、普通は分離しますよね?
ソープの力で溶けてしまうので、分離しないんです。


後は、自分が使用しているソープがどれだけ水分を溶かす事が出来るか?どんどん添加していきます。


これがねえ、とても面白いんですよね。
すぐ限界が来てしまうものもあれば、さっきから何回入れても普通に溶けてしまうものもある。
同じソープと呼ばれる洗剤を使用していても、これだけ違いがあるわけです。

これだけ違うと、洗浄力にも影響が出ているはず。


クリーニング屋さんの違いはこんな所からも見てとれますね。

ソープだけの問題ではなく洗い方もあるので、一概にソープが水を含むからきれいになるとは言えないんですが、指針の一つにはなります。
自分が使っているソープの特性をきちんとつかんで、それに合わせた洗浄方法を取ればきれいにする事が出来ます。


今回の実験、いい実験になったんではないでしょうか。
自分が使っているソープの事がよくわかりましたしね。


クリーニングは化学の時代に入っています。
漠然と洗っている時代は終わってますねえ。

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