ハンカチのアイロン掛け。
ここ最近、クリーニング屋さんがテレビに出ています。
クリーニングの特集が組まれているようです。
まだ2月、少し早い気もするんですけどね?
先日、某大手クリーニング屋さんがテレビに出ていました。
作業を一から説明し、アイロン掛けの名人という人が登場。
ハンカチのアイロンのかけ方を教えていました。
ハンカチのアイロン掛けは意外と難しいんです。
というのも、縦と横で伸びる方があり、下手にかけると伸びてしまうんですよ。
綺麗に四角にアイロンをかけられたら、その人のアイロンの腕は相当いいと思います。
どんな教え方をするのかな?と見てたら、ハンカチの斜めを先にかけてください、と。
縦横にかけると伸びてしまうので、伸びないように斜めにかけろというんですね。
なるほど、これは…、アウトだ。(´・∀・`)
生地ってね、実は斜めに一番伸びるんですよね。
斜めにアイロンを掛けようとすると、少しコツがあって、伸ばすというよりも生地をそのまま固定するようなイメージ出かけないといけません。
しかし、一般の人のアイロン掛けって、ひたすらゴシゴシ伸ばしたがります。
斜めにかければいい、だけだと、変に形を崩してしまう人が出てくる可能性が大きいんです。
斜めの生地のことをバイアス、と言います。
ネクタイがこのバイアスでカットされているんですよ。
ネクタイ、引っ張るとよく伸びるでしょう?
あれを見ると、斜め、バイアスって伸びるんだなあと体感できるはずです。
ハンカチを上手にアイロン掛けをしたいなら。
いろんなやり方がありますが、まず手で綺麗に伸ばして形を整えましょう。
その際に、縦と横、どちらが伸びやすいかの確認をしておきます。
そして、真ん中にアイロンを置いたら、伸びづらい方に向かってアイロンをかけて行きます。
縦が伸びづらかったら上下に、横が伸びづらかったら左右に。
これで、基準ができました。
これ以上、伸びませんから、次は伸びやすい方に向かって、抑えるような感じでかけて行きます。
基準が決まったら、四隅に向けて真ん中から斜めにかけてもいいです。
基準よりも伸びないように注意するといいですよ。
今、ハンカチのアイロンをかける人はいらっしゃいますかね?
昔は、スーツのクリーニングが出ると、結構ハンカチが入っていたもんですが、今は入っていません。
ハンカチを常に持ち歩いている人、あまり多くないのかもしれませんね。
僕は持って行きますが、アイロンはかけて行きません。
たまにはかけて行こうかな。
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