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なんで最近洗濯物のにおいに騒ぐんでしょう?

今、テレビを見ていると、洗剤のCMが盛んに流れています。
特に、洗ったのににおいがする、という事を強調して、それに効果がある、とうたう洗剤がとてもたくさん出ていますね。


洗ったのに、匂いがする。


クリーニング屋さんがこれを聞くと、乾燥の時に時間がかかって雑菌が増えたな、とすぐ思うんです。
これはこれで正しいんですが、しかし、冷静に考えてみると、なんで今頃急にこの騒ぎになっているんだろう?とも思うんですよね。


においの問題は今までもあったはず。
それが急にここにきて、取り上げられるのはなんかおかしい。


考えられるのは三つ。


一つは、今までも不快だったものをここにきてクローズアップされた。


二つ目は、洗濯の方法が変わったので、匂いが出るようになった。


三つ目は、環境が変わった。


影響しそうなものをぱっと考えたらこんな感じでしょうか?
一つ目はわかりますよね。
二つ目は、洗濯に関する情報が欠落している世代がいて、その世代が大人になって自分たちで洗うようになり、汚れ落ちや乾燥の仕方に問題が出てしまった。
簡単に言えば、子どものころに洗濯を教えてもらってこなかった、という事です。

でも、これもそんな事はないと思うんですよね。
洗濯に関していうと、日本はきちんとした教育はされていないと思います。
各家庭で、独自の方法が伝わっていると思うんですよね。
で、もしそうなら、今になって問題になるわけもなく、昔からにおいが出ていたはずですから。

三つ目、環境は一応あり得るかな?と思っています。
気温が高くなってきているし、どこに行ってもエアコンが効いているので、外に出た時に出る汗の濃度が濃くなっている、という噂も聞いたことがあります。

自然環境、人工的な環境、どちらも変わりつつあるので、影響がないとも言えませんね。


これらとは別に、もう一つ、気になっている事があります。


それは服の問題。
そもそも、服が臭いやすくなっている、という問題もあるわけですね。
これ、多分みなさん気付いていないと思います。


クールビズと言われ、皆さん夏用の服装に着替えるようになりました。
ノーネクタイで、シャツもそれ用のシャツになり、汗をかいても乾きやすいのを売りにしていたりします。

宣伝ではとてもいいことを言うんですが、この乾きやすい服、がちょっと面倒だよな、とクリーニング屋さん的には思うわけですね。


さらっとしている、という表現が多いでしょうか、それって服が乾いているわけではないんですよね。
そもそも服に汗が吸われていないんです。
吸水性が乏しいんですよ。


下着などに求められる性能で、吸水性というものがあります。
汗を吸い取ってくれる下着がいいわけです。
更に、発散性が高いと尚の事良い。

発散性とは、すった汗を素早く乾かしてくれる能力の事。
吸湿発散性のいい服は体への負担がなく、とても楽になります。


ところが、今流行っているさらりとする服は、そもそも汗を吸うような素材で出来ていません。
でも、汗を吸うとうたわれている。

どうやるのか?


繊維にちょっとした穴をあけて、そこに汗が吸い込まれるように細工をしているんです。
毛細管現象を利用して、汗を吸います。
しかし、吸える量なんてたかが知れているので、吸いきれない汗が体の表面につき、体がかゆくなります。

これね、ただ吸えないだけでなくこの後問題になるんですよ。


細工をした繊維の奥に、皮脂などの汚れが残るんですね。
で、これがにおいの原因になるんですよ。
この汚れを掻き出そうとすると、家庭用の洗濯機位では厳しいと思います。


ぼくね、最近洗った後のにおいで騒ぐ理由の中には、これもあるんじゃないか?と思ってるんですよね。
そもそもの服の方の問題。

におい対策ではいろいろあるんだけど、実は服を変える方がいいのかな、と思ったりもします。
体への負担もかかりますしね。
汗をそんなにかかない人にはいいんだろうけど、汗をかく人には不向きなんではないか、と思うんですよ。

僕も似たようなのを買って試しましたけどね、僕には厳しかった。


洗ったのににおいが出るという人は、服の見直しも考えてみてもいいかもしれませんよ。

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