クリーニングでなんでそんなに割引ができるのか?
僕も仕事を離れると一消費者なので、買い物をするときには安い方が嬉しいです。
仕事のもので仕入れするときも、安いに越したことはありません。
ここは皆さんと同じですね。
しかし
安ければなんでもいいというわけでもなく、適正な安さ
理由がキチンとしたものでないと、いくら安くても困ってしまいます。
安いのにもいろんな理由があるわけですね。
例えば、賞味期限が近いものとか。
早く売りさばかなければいけなくなると安くなります。
また、型落ち品とか。
新製品が売り出され、型落ち品が売れなくなると安くなったりしますよね。
営業的理由で安くなることもあります。
競合他社とせめぎあっていて安くしているとか。
また、一時的に売上を上げたくて安くしているケースもあります。
車だと決算時期に安くなると言うのはこれが理由だったりしますね。
大量に作るから安くなる、そう言うこともあります。
こんな風に安いのにも理由があるわけです。
その安い理由の中によっては、品質が落ちてしまうものもあるので、こちらがしっかりと見極めないといけなかなるわです。
だから、消費者の買い物はとても難しいんです。
さて、クリーニングの安いのはどんな理由でしょうか?
たまに見かけますね、30%引き、50%引き、他ではあり得ないような割引です。
クリーニングに賞味期限があるとは思えないので、型落ちとか賞味期限が近いとかの理由はありません。
多くの理由は、営業的な理由からだと思います。
クリーニングは年間通して出るものではないので、一番忙しい時に、なるべくご利用してもらいたい、と割引をして利用しやすくしているお店があります。
しかし、営業的な理由だけで、50%もわりびきできません。
もちろん、その範囲で出来るように仕事も変わってしまいます。
クリーニングで一番起こりやすいのは、一度に多くの洗濯物で洗うこと。
すると、コストが下がるんです。
ところが、一度に洗える量には適正量があります。
入れ過ぎると汚れ落ちが悪くなったり、衣類が擦れて色合いが悪くなったりします。
あまり過度な割引をしていると品質にも影響がでかねません。
お店側からすると、競合他社との競争で、仕方なくしているところもあるようです。
一見、安くて嬉しいと思ってしまいますけど、実際はあまり得をしていないことを考えると、お店側も適正な価格を維持するのは消費者の利益を守ることになるのになあ、と思うんですね。
うちで仕事をしていて思うのは、クリーニングは体だけでなく頭も消費するんです。
なので、気を使って仕事をするのにも限界があるんですよね。
無理して頑張るよりも、常に一定の状態でやり続ける方が安定するなあと感じています。
それだけ気を使う服が増えている、という事でもあるんですけどね。
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