主語が大きい。
ネットを徘徊していると、うまい言い方をするな、と言う人に出会います。
最近、僕の中でのヒットがこれ。
主語が大きい。
例えば、◯◯ってひどいよね?
みたいな話をする人がいて、その人に、◯◯全部がそう言うわけではないでしょ?主語が大き過ぎる、と言うような使い方をするんです。
つまり、全部ひっくるめすぎ、って話で。
僕もそう言う傾向があるし、僕の周りにも主語の大きい人は結構います。
政治家なんて、男なんて、女なんて、親なんて。(笑)
いろんな人がいるのに、大きなくくりでバッサリと決めつけてる人、多いですよね。
今まで私の周りではそうだった、と言う人もいます。
果たしてそれは本当なのかな?と思うんですよ。
自分がそう言うところを選んでいるのかもしれないし、そう言うものだと思い込んで決めてけていることもあります。
男の人も女の人も、嫌な奴もいればいい人もいますからね。
主語を大きくして、男なんてどうしようもねえ、と言うのは聞いててあまりいい気分ではありません。
僕はクリーニング屋なので、クリーニングに対する話には敏感です。
だからそう言う言葉をつい目にしちゃうのかもしれませんが、クリーニング屋さんに対しても、主語を大きく語る人がいます。
クリーニングに出しても綺麗にならない。
クリーニングしたら傷む。
まあ、世の中、沢山のクリーニング屋さんがいるので、そういうお店もあるかもしれません。
でも、全てがそうでないことを証明するように、同じようにクリーニング屋さんに任せておけば綺麗になる、と言う人もいます。
主語が大きい、と言う言葉を使った人、すげえ感性だな、と思います。
同時に、自分もそう言う風に言いがちなので、気を付けないとなあと思うんです。
誰が見ているかわからないブログをこうして書いています。
一応、プロとして、クリーニング屋として、書いています。
すると、もしかしたら誰かに僕の言葉が届くかもしれない。
その時に、主語の大きい、雑な話を書いてて、もしそれが間違って伝わってしまったら、大変申し訳ないな、と思うわけです。
主語を大きく話す時に、いい話はあまりないんです。
ともすれば、主語に値するそのものを嫌ってしまう人も出てくるかもしれない。
それはいけないよなあ、と思います。
どうせ書くならいいものを選んで書いていきたいなあと思いました。
いろんなものがあるけど、こんないいものがあったよ、と書ければいいですよね。
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