アイロンの一番かけやすいワイシャツは?
みなさん、アイロン掛け、好きですか?(笑)
好きと言う方はあまり多くいらっしゃらないんじゃないでしょうか。
たまに私得意よ!と言う方もいらっしゃいますが。
ほとんどの人は、アイロン掛けなんてなければいいのに、と思っていると思います。
アイロン、綺麗に伸びてくれませんもんね。
クリーニング屋さんのようにアイロンが掛けたいと思う人もいらっしゃるでしょう。
アイロンが違う、蒸気の量が違う、クリーニング屋さんのような仕上がりにならない理由をアイロンのせいにする人もいますが、本当はアイロンの問題ではないんです。
アイロンのかけ方を知らない。
綺麗に伸びない理由のほとんどはこれです。
アイロンのかけ方を知っている人が少ないんですよ。
ワイシャツのアイロンの手順を説明したものはたまに見かけますが、それをみても綺麗にアイロンかけられないでしょう?
手順が原因ではないからですね。
アイロンのワークショップ、やろうかな?と考えているんですが、みなさん興味ありますか?
何人かいたらやってみようかなあ。
実はアイロンのかけやすいワイシャツと掛けにくいワイシャツがあるんです。
掛けにくいワイシャツは僕らクリーニング屋さんが掛けてもなかなか綺麗になりません。
掛けやすいワイシャツとは?
それは、ノリのついたワイシャツ。
ノリありとノリなしでは、全然掛けやすさが違うんですよ。
ご家庭でワイシャツにのりをつけている方はどのくらいいるんでしょう?
ご主人が固いのは嫌いだとつけてないご家庭もあるのではないでしょうか。
付けすぎると硬くなりますが、程よい程度なら張りが出て着やすくなります。
それでアイロンが掛けやすくなるんですから、糊付けがいかに大事か?ご理解いただけるかなあと思うんです。
そして、そのノリのついたシャツの中で、さらに掛けやすいのが、クリーニング屋さんでノリをつけてもらってきたワイシャツ。
これが一番掛けやすいんですね。
クリーニング屋さんはノリをきちんと付けています。
それもいい感じでつけているんです。
畳ジワが嫌だから、とアイロンかける人もいると思います。
そう言う人にとっては、まさに一番掛けやすい状態のワイシャツをアイロン掛けしているって事なんですね。
クリーニング屋さんで何度か洗っていると、自宅で洗ってもアイロン掛けがやりやすくなります。
完全にノリが抜けるわけではないからでしょうね。
アイロンを上手に掛けられない、と言う方は、クリーニング屋さんに出して、返ってきたものを掛けてみると、ノリの偉大さを実感できると思います。
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