クリーニングの情報のアップデートを!
デパートとのお話を書いてきました。
その間に、いろんな人に相談して意見をいただきました。
やはりというか、とあるお客様から、そこのデパートのワイシャツは以前から破れやすいイメージを持っていた、と聞いてみたり。
また、クリーニング屋さんの友達と話していた時に、仕上げに関する書物の中にノリにおける話が書かれていて、本の内容が間違っていると言うことに気付いたり。
確かにかなり古い本なんです。
クリーニング業界って、とにかくネガティブなんですよね。
自信がない。
アパレルの方が正しいと思ってたり、詳しいと思ってたり。
確かに、ファッションに関してはアパレルの方が優れています。
でも、こと服のメンテナンスに関しては、クリーニング屋さんより知っている人はいません。
もっと自信を持っていいと思うんだけど。
そんなネガティヴな時代に書かれた本なので、所々歪んだ表現などを見つけたり。
これが踏襲されてるとすると厄介だなあと感じます。
もう1つ、いろんな人と話をしていて気づいたことが。
それは、クリーニングに対するイメージが古すぎる、と言うこと。
一体いつの時代のクリーニングの話をしているのか?と言う話をたくさを見聞きします。
確かに昔はそう言うのもあったんです。
ノリが固すぎてまるで板のようになってるとか、光ってしまってるとか。
そう言う時代が確かにありました。
でも、クリーニング業界も進化しています。
使っている資材も変わり、機械も変わり、内容は全然変わっている。
なのに、デパート、アパレル、お客様、ともすればクリーニング屋さん自体が古いイメージのままでいる。
クリーニング屋さん同士で話をしていても、同業他社の話になるといつの時代のクリーニング屋さんの話???と思うような話をする人がまだいるんです。
しかも、若い人でも。
古い情報で思い込んで見ているので、ちゃんと物事を判断できていないひとも出ています。
これはいけません。
クリーニング屋さんの情報のアップデートをして欲しい。
そう願います。
思っているようなクリーニングではないよ、今は。
情報が古すぎてはダメです。
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