« ボンディング加工のリスクとは。 | トップページ | 西東京 旭製菓のかりん糖 »

現場は臨機応変に!

何にでもあると思うんですが、王道ってありますよね。

 

 

これはこの手順でやるものだ、みたいな感じのもの。

セオリーといってみたり、ある時は常識と言われることがあります。

 

 

もちろん、クリーニングにもセオリーはあります。

基本的な話で言えば、シミ抜きをする時は、油の処理をして、水溶性の処理をして、それで落ちなかったら漂白をする、というような一応の流れというものはあります。

 

油汚れを落とすならドライクリーニング、汗のひどい汚れを落とすなら水洗い、これもある意味基本的な話です。

 

しかし、基本はあくまでも基本。

時と場合によっては基本通りではない事も現場ではよく起きます。

 

 

先ほど、油汚れならドライクリーニングと書きました。

が、場合によっては、油汚れを水洗いで落とす事もあります。

 

また、汗の汚れをドライクリーニングで落とす事もあります。

 

油汚れも、汗の汚れも、ものすごく汚れたものは難しいですが、普通に汚れているくらいなら、ドライクリーニング、水洗い、どちらで洗っても汚れを落とすことは出来るんです。

 

なので、どちらで洗うか?はクリーニング屋さんごとに違います。

 

考え方や最終的な仕上がりのイメージなどで、お店ごとに方法を選んでいます。

 

 

たまにクリーニングトラブルのご相談を受ける事があります。

 

クリーニング屋さんでこんな風になってしまったんだけど、問い合わせたらこんな作業をしたと言われた、これって正しいやり方なのか?

 

そんな質問をされる事があります。

 

 

お客様も感情的になられているので、なんとかしてクリーニング屋さんに非がないか?探しているんです。

 

この時の僕はというと、かなり中立的な立場でお話を聞いています。

 

まず、おかしくなったというのがどのレベルのものなのか?

本当におかしくなっているのか、誇張されているのか、勘違いされているのか。

実際、お問い合わせを頂いたうち、何件かは誤解や勘違いがあります。

おかしくなってはいないのに、おかしくなってしまってる、と思い込んでしまう方もいらっしゃるんです。

 

なので、冷静にお話を聞いて、判断するようにしています。

 

そして、クリーニングの作業に問題があったか?というご質問にもなるべく冷静に応えようとします。

 

 

先ほども書きましたが、特別酷くなければ、どの洗い方を選択しても間違いではありません。

そこのお店で、この汚れにはこの洗い方がいい、と判断した、という事実でしかないので、それの良し悪しはあまり重要ではないんです。

 

洗い方よりも、問題なのは、作業内容。

ドライクリーニングでも、水洗いでも、正しく行われなかったら事故が起きます。

これはどちらの洗いが正しかったか?ではなくて、やり方が正しかったか?という事なんですね。

 

 

よく、水洗いをすると縮む、と言いますが、あれは半分正しくて半分間違い。

水洗いをしたから必ず縮むというわけではないんです。

作業に問題があって縮むことの方が多いんです。

 

このように、ドライクリーニングが悪い、

水洗いが悪い、みたいな答えにはならないんです。

お客様は、ドライクリーニングか悪い、水洗いが悪い、と思いたがるんですが、残念ながらそういうものではないんですよね

 

クリーニング屋さんの友達からトラブルになってるお話を聞いたりして、ものすごい剣幕で罵られるケースがあるようでちょっと驚いています。

 

お前の知識がないからだ!

技術がないからだ!

そんな風に罵られる事もあるとか。

 

国家資格のクリーニング師を持っていますから、知識がないわけでもないんですけどね

少なくとも、なんとなくで洗っているわけではないし、目的を持って洗ってます、プロですから。

 

 

前にも書いた事がありますが、クリーニングのトラブルは一概には言えない事がたくさんあります。

 

 

クリーニング屋さんに問題がある事もあるし、服に問題のある事もある。

お客様に問題のある事もある。

何が原因か?冷静に考えないと答えは出てきません。

 

 

もし、トラブルにあってしまった時は、冷静にクリーニング屋さんに相談してみてください。

ご利用のクリーニング屋さんでいいと思いますし、他のクリーニング屋さんの意見も聞きたければ、ぜひ問い合わせてみてください。

相談に乗ってくれると思いますよ。

 

もちろん、僕も相談に乗りますので、遠慮なくお問い合わせください。

うちは全員クリーニング師なので、だれか電話に出ても、受付に出ても大丈夫です。

|

« ボンディング加工のリスクとは。 | トップページ | 西東京 旭製菓のかりん糖 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ボンディング加工のリスクとは。 | トップページ | 西東京 旭製菓のかりん糖 »